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ドラゴンの接近とレガシー(調整録)

お久しぶりです。初めましての方は初めまして。
昨年5月ぶりの記事投稿になります。
最後に投稿したおうちでレガシーCSのデッキリストから色々と変更点が
あったので自分の中での整理も兼ねて記事を書きました。
今後の調整記事はここを基準に書いていきたいと思います。


デッキリスト

メインデッキ解説

このデッキは「織端の石」と「ドラゴンの接近」の2枚を使用したコンボデッキです。
「ドラゴンの接近」のデッキに何枚でも入れられるという特性を生かし、「織端の石」の効果で唱えた「ドラゴンの接近」に波及を付与してバーン
ダメージで相手のライフを削りきることをコンセプトにしています。

コンボの要となる「織端の石」は5マナと普通にマナを払って出すにはやや重いカードです。
コンボ始動の為にはこの5マナに加えてさらに「ドラゴンの接近」の3マナを追加で用意しなければなりません。
レガシーで使用できるカードプールには「暗黒の儀式」をはじめとしたマナ加速カードが多数存在しますが、それらを使用しても手札7枚という制限の中で1ターンの間に8マナ用意するのはあまり現実的ではありません。

この問題を解決するために「ゴブリンの溶接工」と「ゴブリンの技師」を採用しました。
「ゴブリンの技師」でライブラリーから墓地に「織端の石」を送り、それを「ゴブリンの溶接工」で戦場のアーティファクトと入れ替える事で「織端の石」のマナコスト問題を無視することができます。
また、この一連の動きにはマナを使用しない為、3マナが用意できていれば、そのまま「ドラゴンの接近」を唱えてコンボを始動することができます。

コンボへの道筋となる「ゴブリンの溶接工」と「ゴブリンの技師」へのアクセス手段としては「むかしむかし」と「脱走」を採用しています。
「むかしむかし」は初回のみ0マナで唱えることができ、ライブラリー上から捲ることができれば「ゴブリンの溶接工」と「ゴブリンの技師」を回収できるほか、土地も対象である為、土地事故防止にも一役買ってくれています。
「脱走」は「むかしむかし」とは異なり、土地は回収できませんが、回収したクリーチャーのマナコストが2マナ以下であれば、そのまま戦場に出すことができ、速攻も付与する効果を持っています。
「ゴブリンの溶接工」も「ゴブリンの技師」も速攻を持っていないので、せっかく戦場に出したのにターンが返ってくる前に除去されては意味がありません。その点、「脱走」経由で戦場に出すことができれば、即座に能力を起動できる為、「ゴブリンの溶接工」で墓地の「織端の石」を戦場に戻す事ができればコンボ始動のリーチをかけることができます。
また、「ゴブリンの技師」が捲れた場合、墓地に送るカードにはいくつか選択肢があります。
「織端の石」を墓地に送ってコンボの準備、「罠の橋」を墓地に送って即座に能力起動で戦場に出し守りを固める、「ファイレクシアのドラゴン・エンジン」を墓地に送って即座に能力起動で戦場に出し手札の入れ替えをする、「大焼炉」、「伝承の樹」を送って足りない色マナを補う等々、その時の状況にあわせた選択をすることができます。

「むかしむかし」と「脱走」を採用した理由はクリーチャーを回収できる点の他に回収しなかったカードをライブラリーに戻すという点があります。
「織端の石」と「ドラゴンの接近」のコンボはコンボ始動後、波及で捲ったライブラリー上4枚から「ドラゴンの接近」を最低1枚当て続けなければならず、この的中率はデッキの中の「ドラゴンの接近」の枚数に依存します。
コンボ完走率を上げる為にライブラリー内の「ドラゴンの接近」の枚数を最大枚数ー1枚である15枚に保つべく、ドローの回数は必要最低限でコンボパーツを集める必要があります。
「むかしむかし」と「脱走」はライブラリー内の「ドラゴンの接近」の枚数を減らすことなくコンボパーツを探すことができる為、とても重宝しています。

サイドボード解説

~アーティファクト・エンチャント対策~
「耐え抜くもの、母聖樹」2枚
「削剥」2枚
盤面に干渉する厄介なエンチャント、アーティファクトを破壊するために採用しています。
「削剥」はメインボードに足りないクリーチャーを除去を増やす為にサイドインすることもあります。

~ハンデス・打ち消し対策~
「夏の帳」3枚
「思考囲い」「悲嘆」などを始めとしたハンデスから手札を守る為に採用しています。
また、「苦悶の触手」等の黒い呪文から自分を守る為にサイドインしたりもします。

~起動型能力対策~
「真髄の針」2枚
アドバンテージを稼がれるような起動型能力やゲーム決着に繋がりかねない起動型能力を止める為に採用しています。

~クリーチャー除去~
「激情」2枚
ピッチコストで使用できる除去という点が優秀なので採用しています。
また、通常コストで唱える事でアタッカーの役割も果たしてくれます。

~墓地対策~
「虚空の力線」4枚
キープができれば0マナで置ける墓地対策として優秀である為、採用しています。
黒2マナを出す手段が乏しく、ゲーム開始時に戦場に出す以外の手段で戦場に出すことは考えていません。
その為、ライブラリーに残った「虚空の力線」がデッキの動きを阻害してしまいます。

~サブプラン~
「Helm of Obedience」1枚
「虚空の力線」とあわせてサイドインします。
1枚と枚数は少ないですが、「織端の石」と同様に「ゴブリンの溶接工」と「ゴブリンの技師」を使用すれば戦場に出すことは容易です。

検討中

「キャンディーの道標」
マナコストが1マナと軽く、戦場に出た時の占術2が便利。
「ゴブリンの溶接工」「ゴブリンの技師」のコストにできるほか、2マナ払って生贄に捧げることによりドローもできる為、使い勝手がよさそう。

「悟りの教示者」+「優雅な談話室」
「優雅な談話室」の諜報の誘発にスタックして「悟りの教示者」を唱え、「織端の石」を墓地に送る動きを活用したい。

「ボガーダンのヘルカイト」
波及で捲った「ドラゴンの接近」のダメージでは足りない時のダメ押し要員。

おわりに

このデッキはコンボを通すことができれば現レガシー環境でも十分戦っていける素質があります。
今後も構築にさらに磨きをかけ、いずれはこのデッキで3‐0してみたいものです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
また、お会いしましょう。

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