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永守重信さんのような経営者になる方法③「すぐやる」条件

先手必勝。

日本電産会長の永守重信さんの言葉だ。私は先手必勝という信念を持つ共同経営者と行動を共にしているので、そのメリットは非常によくわかる。すぐやることで、その後の流れができるし、今後の見通しや見極めがしやすい。あとでミスがあったとしても取り返せる。ぐだぐだして着手が遅いと結局後で影響が出てしまう。

メリットはわかる。しかし、多くのことに慎重に検討する自分にとっては、忙しくない時、自由に時間があるときはできるが、できないことも多い。それが難しい時も多々ある。また、先手必勝という行動をできる人とできない人がいるわけであるから、納得できる時もあるし、受け入れられない時もある。


向日市HP「「永守重信市民会館」のご寄附について」より写真右が永守さん

出来る人とできない人の違い

たぶん、ある一定の能力があり、勇気がある人は「先手必勝」という行動ができるのだと思う。先手必勝と言う行動をとれない理由は「準備が整っていない」からだ。心理的準備といっても過言ではないだろう。この価値観を重視する人は、先手必勝の相手の機先を制して主導権を握りたいということなのだろうが、相手はどう考えるかな?とか慎重に検討したい自分にとってはさすがに受け入れられない時がある。仕事以外では正直「先手必勝」はあまりやりたくない。先手必勝に先走ると、相手から連絡がないと心配になったりするし、こちらのペースに相手をあわせてしまう形なのでよくないと思うのだ。はっきりいって先手必勝の行動は利己主義っぽいときがあるのだ。タイミングを見極めることの大切さ<先手必勝、というのはどうかと思う。だから、やっぱりケース・バイ・ケースで行きたい・・・・。

結局、先手必勝しないのか!w。だらだら愚痴みたいになってしまった(笑)。この「ケース・バイ・ケース」の結論ではこの文章が終わってしまう(笑)。ここでは、どうやって永守重信さんのように行動できるかを考える文章を書いているわけだから、少しは先手必勝になれるような方策を考えてみよう。

先手必勝になるための「条件」

先手必勝の行動をとれるために必要な行動は何か。

直ぐに行動した後に想定されることを事前にイメージできる
直ぐに行動することがお客様のためになる、相手をせかすことなく、迷惑にならないと心から納得できる
直ぐに行動することで後ででてくるリスク対応がしやすくなると思える
直ぐに行動することで運命が開けると信じられる
直ぐに行動できない自分には何かしらの「弱さ」があると理解できる
ということなのだろう。自分の運命を変えるべく、仕事に関しては少しの間、今この瞬間から先手必勝でやってみようと思う。なんでも経験だから、人生の先輩たちの言うことを実証実験してみる。半信半疑だがトライする価値はある。そこで経験したことは改めてその評価を書いてみようと思う。

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