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439gのりんご

私は転機があると無性にnoteが書きたくなる。
今日はその日だ。

今朝大好きだった祖父が息を引き取った。
だいぶ弱っていたし、喘息も辛そうだった。
私は大学生にして初めて身近な死というもを目の前にした。

私はこれまで「生きるということ・死ぬということ」
何も考えずにのうのうと生きていたんだ。(とても幸せなことだったのだ)とを知らされた。

訪問介護のアルバイトで重度に障害のある方のお世話を3年間したこともあったし、この春の国家試験に合格すれば、4月から医療職にだって就く。

大学ではみっちり癌の勉強だってしてるし、病院実習では患者さんと関わることだって多々あった。

しかし微塵も私は分かってはいなかった。
病気で苦しむということがどういうことか・延命治療の続行を決断するということ・一番身近な家族がどういう気持ちになるのか・残された側のこれからについてなどなど。

ずっと最期まで応援してくれていた祖父のためにも、患者さんとちゃんと向き合って、誠心誠意尽くせる人になりたい。


話は変わって。。。
今日食べたりんごは驚くほどずっしりしていた。
秤にのせると、439g(中サイズのりんごは250gほど)
見た目の小ぶりさとは裏腹に、体が前のめりになってしまう程の重量感。

丸々1個かぶりつくつもりであったが、半分で腹一杯。
あと半分はじいちゃんに。


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