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チャットツールのリアクションを脊髄反射で使わない

チャットで気をつけてること、というお題。

結構それとなく気をつけてるんだけど、リアクションに逃げないようにしてる。こっから先の「リアクション」はすべて、メッセージに対する絵文字でのレスポンスを指す。これはたぶん俺が面倒な男というだけで、人に何かを強いるものだとか、危惧しているものではないんだけど。

思えば、ずっとそうだった。

LINEのスタンプのときも同じようなこと感じたし、顔文字のときも感じた、wwwのときも感じたし、(笑)のときも感じた。なんかそういう記号コミュニケーションに傾倒しちゃったら、負けたーって思っちゃう自分がいる。

いや日々めっちゃリアクション使うし、全然使われることを全く気にしてないんだけど。 むしろもっと使って。例えば下記のようなときには俺も遠慮なくリアクションにしてると思う。

・Yes、Noで返せるとき。
・軽快なやりとりの仕事で感謝を伝えるとき。
・返事をする必要はないが、感情を伝えたいとき。
・返事をするのが遅れたが、ワンポイントの情報や感情を伝えたいとき。
・リアクションで答えるアンケート。
・お祭り騒ぎするとき。

ただオープンクエスチョンが投げかけられたときとか、感想を求められているとき、でもそれが大多数に向けられていたり、リアクションでもなんとか乗り切れるとき、でもそういうときにリアクションで返しちゃうと、負けたー自分いま何かに負けたーって思っちゃう病気にずっとかかってる。

なんでだろって考えるに、まぁそういう病気なんだと思うけど、何かいいカッコしいみたいなところはあって、気が利いたこと言いたいなってちょっと常に考えちゃってるんじゃないかな。

あとちょっと怖がってる。

情報や感情のロストも怖いけど、本当は最低でも文字でのコミュニケーションが必要だと思われたときに、面倒だったり、色々ネガティブな感情を避けようとして記号コミュニケーションに逃げちゃってないか。

そういう自分の弱さの隠れ蓑にリアクションを利用していないか。そうして何か小さな、本当に小さな、でも大切な、人間関係だとか、成長機会だとか、文字にすることで辛うじて得られるものを逃してしまっていないか。

そういうのがちょっと怖い。逃げちゃったって思うと、やっぱり何かを逃してしまった気がする。だからリアクションを空気を吸うようにはできていない。実はちょっと考えながら使ってる。

まぁとくにコロナ禍だし。コミュニケーションの流量増やそーって心血注いでるところで、コミュニケーションから逃げちゃう自分いやだなーって思うし。

っていう病気なのでなんかホント人に強いるものではないけど、割と気をつけてるし、そういう人結構いるんじゃないかなーとは思う。

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