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雁ノ巣飛行場跡地探索

戦前、福岡第一飛行場(通称:雁ノ巣飛行場)という日本最大規模の民間国際空港があり、戦後米軍に接収されてブレディ飛行場の名称で使われ、マリリン・モンローとジョー・ディマジオも訪れたりして1977年に全面返還されたというYouTube動画を見て、跡地探索に行ってきました。

当時の面影を残すものとしては飛行場入り口近くに立つ石碑と正門、滑走路の痕跡、水上飛行機用スロープの3箇所が残っています。

現在は雁ノ巣レクリエーションセンターと福岡交通管制部の施設となっていて、交通管制部の上空はドローン飛行禁止空域になっています。

飛行場入り口近くに立つ石碑はこちら。


正門近くに立てられた石碑 [表書]海の中道 由緒も深き 雁ノ巣松


石碑の裏面の碑文
白砂青松ノ丘 博多湾ニ面シタル雁ノ古里ヲ選ヒ  水陸兼用ノ國際飛行場ヲ建設ス  昭和十年一月起工シ 翌十一年五月竣工ス  場内面積十八萬余坪  昭和十一年六月 福岡飛行場建設事務所

 ブレディ飛行場当時の2本の滑走路がクロスする位置で、現在はコンクリート上に筋状や〇形の模様が見られます。この模様は米軍が滑走路に敷いた穴あき鉄板の跡とのことです。これらの写真はこちら。


十字形の滑走路がくろすクロスしている地点の鉄筋と穴あき鉄板の跡
同じ地点の引いた光景
鉄筋と穴あき鉄板跡近景

あとは最初の石碑の近くに当時の飛行場の正門と思しきものが残っています。それがこちら。

当時の正門と思われる鉄製門扉


当時の正門と思われるてつ鉄製門扉を反対側から

飛行場の遺構と言われなければ、なぜこれが残されているのかわかりません。

あとは戦前の水上飛行機が活躍していた時代に飛行機を海に降ろすための水上機用スロープの跡が残っています。それがこちら。

水上機用スロープ遠景遠景(写真右上側)


水上機用スロープ正面(背面?)

水上飛行機が活躍していた時代にここから水上機を海におろしていた模様。名島やもしかすると箱崎にも同じようなスロープがあった気がします。

福岡第一飛行場(通称:雁ノ巣飛行場)については詳しくはこちらをご覧ください。

https://ymd3425.sakura.ne.jp/gannosu.html


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