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「あなたは?」と返せる人でいたい


最近の世の中では、コミュニケーション能力が大切と、あちらこちらで言われていますよね。
コロナになって環境が変わり、当たり前の日常のありがたさを感じると、やっぱり人との繋がりを大切にしたいと思います。

おこがましいのですが、私はコミュニケーション能力には、多少の自信があります。

もともと人見知りだった10代を経て、人前に立つ芝居の世界を望み、それなりに訓練し、人生もそれなりに経験し、徹底的に自分のダメなところを叩かれてきたことが、私の心を強くしてくれた気がします。

そのなかで、ド根性で生き抜く知恵と共に、人とのコミュニケーション能力が培われました。


でもだからと言って、

自分は人を傷つけていないと、勘違いする人間にはなりたくないのです。


私の些細な言葉や態度が、相手を傷つけていることもあるし、相手が出した何かのサインを見逃していることもあるはずだからです。


例えば、誰かに誘われたときに予定が合わなくて断る場合、ただ断ってしまうと相手の心にちょっとした棘を残すこともありますよね。

「ごめんね、その日はダメなの。また誘って!」

よくこう言われて断られるのですが、その時に、他の候補日を出してくれる人と、くれない人がいると思います。

「その日はダメだけど、〇〇以降なら大丈夫だよ!」


そう言われるだけで、誘った方は誘っても良かったんだと安心しますし、相手も乗り気でいてることを感じて、嬉しくなります。

でも、そういった代替案もなくただ断られると「あんまり誘わない方がいいのかな」なんて思って、気落ちしてしまうこともあるのです。


他人事のように言ってますが、これは私自身の話なのです(笑)

これって、私が気にしすぎなのかもしてません。
もしくは自分で思っているよりも「誘われたくない人」なのかも…😅

でも、自分はそう思ってしまうので、誰かに誘われたときは、できるだけ他の候補日を提案するようにしています。
もちろん、本当に行きたいお誘いの場合だけですが(笑)


それと同じように、何気ない会話でも気をつけていることがあります。
それは、相手に何か質問をされて自分が答え、その後に相手にも同じような質問をします。

「あなたは?」と。


よく聞き上手になることを讃えられますが、ただ聞くだけになってしまっては、会話が楽しくありませんよね。

かといって相手に聞かれてもいないのに、自分の話をするのは気が引けることもありますが、そんな時に、「それで、あなたは?」と返してくれる人だと、本当に会話が弾むんですよね。


特に女性は、気があう人とだと、何気ない内容でも込み入った内容でも、ずーっと会話ができます(笑)
その中でサラッと、本気の愚痴や深刻な悩みを話すこともありますよね。

そんな時、自分のそんな負の気持ちを聞き出してくれて、耳を傾けてくれた相手には、同じように相手のことを聞かせてもらうようにしています。

そうすると、少し関係性が近づく気がするんですよね。

女性の最大のストレス発散は、「わかる〜」と言いながら会話できることですから。


こんな細かいことを気にするなんて、私が気にし過ぎなんだと思います。
でも、絶対に同じようなことを感じている人いると思うし、それによって周りの人との違和感を持っている人もいると思います。

だから、そういう同志がいることが、私には心強いのです。


こんな気持ち、きっと自分だけじゃない。

そう思ったら、自分のことばかり話して、私に「あなたは?」と聞いてくれない人との会話も、楽しめるかなって思いました。( ・∇・)

気にし過ぎで、気を使い過ぎて、アホみたいに疲れる時があるけど、たまにはそんな自分を、めちゃくちゃポジティブに考えてみました!

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