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【ドラマっこ】魔法のリノベ、が泣ける

魔法のリノベ、のエンディングが好きすぎる。

街のリノベ屋さんで起こるドタバタ劇を描いたドラマだが、間宮祥太郎目当てでみたらハートフルドラマで毎週の癒しに。

住宅に関すること(売買、賃貸、リフォーム・リノベ)は生活の見直しや人生のターニングポイントに大きく直結するため、
毎回ゲスト出演する、リノベ会社のお客は悩みや課題を抱えている。しかし本人たちが希望するリノベ要望は的を得ない。
そこからあーやこーやあり、課題解決にクリティカルヒットするリノベに辿り着くわけだが、ドラマ本編は「ありがとうございます!おたくの会社でリノベしますわ!」という発注段階で終了。

そしてエンディング。ここからが本番と言っても過言ではない。

そこには、実際にリノベした後の彼らの生活が映し出される。

寝室を広げてリノベしたいという夫婦。しかし妻と旦那からそれぞれお互いには内緒で「別室」を要望してきた。うらはらに会話を交わす夫婦はとても仲睦まじい。
実は望んでいた子どもを持つことができないことがわかり、お互いが相手に気を使うようになってしまっていたのだ。

この回のエンディングでは、
広々とした寝室の真ん中にスライドウォール。
動く壁を挟んでそれぞれベッドの上で伸び伸び過ごす夫婦。ふと妻が顔をあげ、壁の隙間から顔をだし笑顔で旦那に話しかける。
昼間は、壁を動かして大きなワンルームとなった寝室で、走り回る夫婦。

「あのパースがこうなるのか!」「想定よりもステキ!」あたかも自分がリノベしてもらったかのような感覚になる。そしてなぜか涙が出る。


また、夫婦の映像の間に流れる、間宮と波瑠ちゃんのシーンもいい。
商談の帰りだろうか?ふたりが並んで歩いていると、目の前に夕陽が見える。「あ、夕陽」「ほんとに綺麗だね」という2人の会話(ただしくは口の動き)がバックで流れるエンディング曲の歌詞に重なる。さらにジーンとくる。


最後に、このドラマを見ながら思うこと。
仕事って誰かの幸せとかありがとうとか、そういうことの実現が、やっぱ1番やりがいだよなと思う。
今はもうそこから縁遠くなってしまい、誰に賞賛されるわけでもなく、やらなければいけないことをこなす毎日で、目の前のドラマのキラキラが眩しすぎて、
涙の一部はそういう劣等感というか虚無感のようなそんな感情だったり。
「賞賛」を大切にする会社からわたしの仕事人生ははじまったから、特にそう思うのかもしれない。お客さんに「助かったよ、ありがとう」と言われたり、仲間と一緒に仕事の成果を喜び合ったり、何気ない気づきの行動で「ありがとう」をもらえたり。またあの感じを味わいたいな。

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