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はじめまして、面屋です。

ご訪問いただき、ありがとうございます!
面屋 紘子(おもやひろこ)と申します。
丸井グループという小売と金融の会社に勤めておりまして、企業の内側から意思決定プロセスの変革にチャレンジしています。

プロフィール


面屋 紘子 | おもや ひろこ
株式会社 丸井グループにて、社内の意思決定プロセスを変革するプロジェクトのリーダーを務める。猫と納豆と謎解きをこよなく愛する。千葉県松戸市出身。ニックネームはおもやん。
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幼少期から国内外を点々としながら育ち、ダブルワークや1〜2年単位での職種変更を繰り返す中で、様々な環境、価値観の中に身を置いてきました。

・1983年: 千葉の松戸で、とある一家の第一子として誕生。
・1987年:台湾の高雄に移住。幼稚園〜小学校低学年までを過ごす。生まれて初めて言葉が通じない環境に身を置く。
・1991年:小学校中学年、再び千葉で生活。
・1993年:小学校高学年、大阪の吹田に移住。壮絶ないじめにあう。
・1995年:中学校の3年間、ブラジルのリオデジャネイロに住む。人種のるつぼの中に身を置く。北中南米各地を旅する。
・1998年:再び千葉に戻る。自主自律の校風に共感し、千葉県立東葛飾高等学校に通学。ダンス部に所属し、自己表現としてのダンスに熱中。
・2001年:千葉大学 工学部 デザイン工学科 意匠系に通学。
・2006年:千葉大学大学院 自然科学研究科 デザイン専攻 に通学。大学、大学院時代を通じて、UXとビジネスを両立させるデザインの無限の可能性を知る。アルバイトを常に掛け持ちし、20の職種を経験。色々な世界・生き方に触れる。
・2008年:株式会社丸井グループに入社。1~2年ごとの異動により様々な職種を経験。売場運営、店舗販促、バイヤー、リーシング、マーケティング、リサーチ/分析、インバウンド、ファンづくり、メディア、サービス企画等。途中、2度の適応障害による休職を経験。
・2020年:同社にて、D2Cブランドキュレーションメディア「5PM Journal」を立上。多くのブランド創業者の熱量に触れる。
・2021年:副業でD2C焼酎ブランド「SHOCHU X」のコンテンツディレクションを担当。
・2023年:現プロジェクト着任。


考えていること


「人がその人らしく活きること」

人生の折に触れて、たびたび「尊厳」や「活き方」について考えさせられる経験をしてきました。

- いじめ
小学生時代、壮絶ないじめにあう。相談できる人もおらず、自己否定に苛まれ、死ぬことを考える。
- 銃社会
ブラジルに住んでいた中学生時代、街なかで起きた銃撃戦で亡くなられた方が、道端に1週間放置され、日毎に腐敗していく姿を目の当たりにする。ただただ恐怖と、恐ろしくて何もできない自分に罪悪感を覚える。
- 適応障害
2度の適応障害による休職、復職を経験。周りの人の応援とサポートに支えられ、再び自分らしく活躍できることのありがたさを知る。
- D2Cブランドの創設者
自身の大切にする価値観や課題意識から、世の中を変革するために事業を立ち上げた創業者たちとの出会い。誰よりも楽しそうに、熱情をもって活き活きと働く彼らに心が震える。そのような人とともに働く喜びを知るとともに、自身もそうありたいと願う。

人がその人らしく活きることに、とても大きな価値を感じます。
一人ひとりが活き、活きた人が集まることでお互いが更に活きる好循環を生む仕組みや組織を作っていきたいと思っています。


やりたいこと


丸井グループの意思決定プロセスの変革

丸井グループは小売と金融の会社です。
○I○Iのロゴや、エポスカードというクレジットカードは、ひょっとすると目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

もともと丸井グループは、お客さまの個人情報や売上など、大量のデータを取り扱うことが多く、正確性・安定性に重点を置いた仕事の進め方をしてきました。そのために、時間をかけて綿密な計画を練ることや、それを実現するためのウォーターフォール型の開発・意思決定を得意としています。

その正確性や安定性の担保により、これまでお客さまに信頼いただけるサービスを創出できた側面もありますが、しかし一方で、昨今の不確実性の高まりから、うまくいかないことも増えてきました。
従来のように事前の予測・計画を正確に立てることが難しいケースや、時間をかけてあれこれ思案しているうちに、世の中が進化してしまい追いつけないという事態が増えてきたのです。

ウォーターフォール型の開発では、事前に全ての要件を決めて意思決定し、開発を進めていく必要があります。
私自身は企画畑が長く、新しいサービスや機能の提案をする機会も多かったのですが、お客さまのニーズが潜在的で読み切れない中で、事前に全ての要件を決めなければならないことに非常にストレスを感じていました。
提案が通らなければもちろん悔しい思いをしますが、提案が通ったら通ったで、「もし失敗したらどうしよう」と責任に押しつぶされそうになっていました。

きっと、私と同じように、悔しい思いや歯がゆい思いをしている仲間がいるはずだと思っています。

あるいは安心して仕事を進められず、動き出せない仲間もいるのではないかと思っています。

不確実性の高い案件に対して、正確性・安定性よりもスピードと柔軟性を、綿密な計画よりも仮説検証を前提としたアジャイル型の開発・意思決定を適切に選択できる、柔軟な組織や仕組みをつくりたい。

これまでの意思決定のプロセスを変革し、私たちの働き方をアップデートすることができたら、きっと今よりもみんなが働きやすくなる。
チャレンジできる。人が活きる。
その結果、もっとお客さまや世の中のお役に立つことができる。

そう信じて、2023年10月、このプロジェクトの第一歩を踏み出しました。

なぜ、丸井グループなのか

なぜ、他の会社でなく丸井グループでこのチャレンジをしたいと思っているのかについてお話ししておきます。
2つの理由があります。

① 丸井グループの人が好き
2度の適応障害で休職・復職をした私を見限らず、多くの人が私のやりたいことを心から応援、サポートしてくれました。今までに関わった様々な方々のおかげで、今、私は元気に自分らしくあることができています。
「あいつはダメなやつだ」とレッテルを貼らず、私を信じて後押ししてくれた仲間たちのために、彼・彼女らが働きやすい環境、もっと活きる環境を作りたいと思っています。

② 小売×金融の掛け合わせが、文化と経済を回す普遍的なプラットフォームになりえる可能性
あらゆる社会の発展・変革には、「文化」と「経済」が両輪で回ることが必須だと考えています。
例えば、衣類に身体を覆うという機能だけを求めるなら、1つの衣類で十分であり、そこにそれ以上の消費、社会の発展は生まれません。しかしファッションという文化の車輪が回るからこそ、多様な表現の衣類が創作され、消費が生まれ、経済の車輪が回り始めます。そうするとそこに業界が生まれ、企業活動が増え、国の政策も含め、文化に対する再投資が増え、文化が芳醇に進化していく、という循環構造です。
私は、丸井グループの「小売」と「金融」という2つのアセットが、それぞれ「文化」と「経済」に対応し、社会変革を起こす普遍的なプラットフォームとして無限の可能性を感じています。
オンライン/オフラインをまたいだ顧客接点を持つ「小売」は文化を創る場としての役割を、長い間のお付き合いを前提とした「金融(投資)」はお客さまやお取引先さまの経済を支える役割を果たせると感じています。


SNS見る専の私が、noteをはじめたワケ


もともと私はSNSは見る専だったのですが、社内にとどまらず、意外と同じような悩みを抱えている方は多いのでは?と一念発起して投稿をはじめてみることにしました。

もともと非テック系の人間ですので、日々勉強しながら邁進しております。
そんな中、感じた悩みや発見を投稿していきたいと思います。
発信することに不慣れですが、しっかりと言葉を紡いでいきたいと思います。温かく見守っていただけると嬉しいです。

私と同じような境遇、お悩みをお持ちの方、少しでも勇気づけになれば望外の喜びです。

「応援してもいいかも」と思ってくださった方、スキやフォローを頂けると何よりの励みになります。

noteと同時に、Xも始めてみました。
精一杯頑張りますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただき、心から感謝いたします。


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