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もみじ饅頭食べ比べ

先日、友人に会いに広島に行ってきたのですが、その友人に、もみじ饅頭はどこがおすすめかと聞いたところ「にしき堂、藤い屋、やまだ屋あたりが有名だし、間違いないと思うよ!」とのこと。この3つのうちどれにしようか、広島駅で散々悩んだ結果……3つとも買っちゃいました☆

せっかくなので食べ比べてみました。

外観の比較

左から
・にしき堂 もみじ饅頭(こし餡) 100円
・藤い屋 もみじまんじゅう(こしあん) 95円
・やまだ屋 もみじ饅頭(こしあん) 100円

パッケージは藤い屋のものがやや小ぶりで、オシャレっぽい感じがします。

中身を見ると、やまだ屋は他の2軒より一回り大きめ。また、にしき堂は葉脈が直線的なのに対して、他2軒は弧を描いています。どれも似たような見た目だと思っていましたが、比べてみると違いがあるものですね。手に持つと、にしき堂はずっしりと重く、藤い屋はふんわり軽い印象です。

重さを量ってみると
にしき堂 38g、藤い屋 33g、やまだ屋 43g

見た目はさほど変わりませんが重さには結構差がありますね。半分に切って断面を比べてみると、その理由がわかります。やまだ屋は餡多めで生地もギュッと詰まっていますし、藤い屋は逆に餡少なめで、生地は空洞が多くふわふわとした感じ。にしき堂は中間的です。

にしき堂は餡の色が他より濃いめで、生地は黄みが薄く白っぽいです。

以下は大体の寸法(単位はcm)
黒い線が餡の寸法、茶色の線が生地の寸法です。
藤い屋とやまだ屋では、餡と生地の割合にかなり差がありますね。

実食

一通り外観の観察が終わったところでいざ実食です。一口に「もみじ饅頭」と言っても、店によって生地の存在感や餡の甘さなどが違い、味わいも随分違って感じられました。どれが特に美味しいというよりも、好みに合わせて選ぶのが良さそうです。

にしき堂
生地はきめが細かく軽め。
餡はこってり甘く、しっとりしています。
コーヒーや紅茶にも合いそうな味で、甘党にオススメです。

藤い屋
他に比べると生地の割合が高く、食感はふかふか。
生地だけで食べるとややパサつきますが、餡と食べると気にならず、むしろ餡の甘みやしっとり感を受け入れる余地を感じます。
他が餡をメインにしているのに対し、ここは生地の存在感があり、口の中で生地と餡が混ざり合う感じ。

やまだ屋
生地は他に比べるとずっしり固め。
餡もたっぷりと入って食べ応え◎
他より大きい分、餡の味はあっさりしているので、食べ疲れる感じはしません。

まとめ

まとめると
餡が好き・甘党ならにしき堂。コーヒーにあいそう。
餡が好き・あっさりめが良いならやまだ屋。緑茶にあいそう。
生地もしっかり味わいたいなら藤い屋。紅茶にあいそう。
という感じです。
もみじ饅頭選びの参考にどうそ。

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