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うねる硝子の向こうから【テート美術館展「光」: 国立新美術館】


外は曇りだった。

うねる硝子の集合体の向こう側から、少々グレーで柔らかい光が差し込む。相変わらず美しい建築だった。

10年以上前に1度訪れた国立新美術館へ、また足を運ぶことができた。以前来た時は確か、「マン・レイ展」を鑑賞したと思う。

マン・レイは写真が有名だが、この展示では絵もあったことを覚えている(確かポストカードを買った)。


ロゴもお変わりなく。

今回はテート美術館展「光」を鑑賞した。
ターナーやハマスホイなど、光の使い方が綺麗な絵画が多く、後半につれて現代アート味が増し、抽象的なものや立体造形が増えていく構成となっていた。

写真撮影はOKなものが多いが、一部、ターナーがアカデミーで講義の時に使用していた図など、撮影不可の場所もある。

鑑賞時間は1時間あれば十分な量。ちょい少なめに感じるかもしれないし、疲れすぎずちょうどいいのかもしれないっていう絶妙な感じ。

グッズは光がテーマなだけあって綺麗なものが多く、女性は特に好きなんじゃないかな。

人が多かった為、作品をバチっと撮影することが困難であったが、いくつか載せたいと思う。

ターナーを鑑賞する人たち
【光と色彩(ゲーテの理論)ー大洪水の翌朝ー創世記を書くモーセ】
【ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡】
チケットやHPにも載っている絵 天から海に注ぐ光がとても綺麗
【露に濡れたハリエニシダ】
私が1番好きな画家、ジョン・エヴァレット・ミレイの作品
ハマスホイは2作品並ぶ
【室内、床に映る陽光】
【室内】
【アブストラクト・ペインティング】
タッチがものすごく力強い
【星くずの素粒子】 モノクロで撮影
作品以上に、タイトルの言葉がなんだか美しく、とても好きになった


美術館内も撮影した。大量に光が入る美術館なので、モノクロで光と影に焦点を当てて撮影してみた。

東京は10月2日まで開催。その後は大阪で開催する様です。
なかなか良かったので、是非観に行って欲しい。

おむ

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