春到来のような-ユニ春!2024 日向坂-

終演後はライブで得たエネルギーと充実感で様々な感情が交差していた。 
今さらながらユニ春!2024日向坂に行ったことを
振り返ってみました。


去年、櫻坂のユニ春ライブの感想をつぶやきとかで読んで、いつか日向坂のユニ春があったら絶対に応募しようと決めていた。
ライブ参戦した人たちの高揚感マシマシのつぶやきや現地の写真に行きたい欲がかき立てられ、日向坂のユニ春に行かなきゃ後悔すると思った。
それに、ユニ春はパークでのライブ。
ライブは「非日常」を味わえる空間だと思う。
大勢の人に囲まれながら、自分の好きなように
音楽を楽しむ。ちょっとした非日常がたまには大切なんだろうなって思う。
そんな「非日常」をダイレクトに感じる場所、パークでライブってだけでワクワクするのに、ユニバで推しに会えるって、もうこれは行くしかないじゃん!と思ったら速攻で応募してた。
これは私にとって迷う余地ナシだった。



ライブ当日 


いつもなら二度寝しそうになるところを、振動で伝わる腕時計の目覚ましでもこの日は一発で目が覚めた。
スマホの画面に映った"3月9日"に「ついに待ちに待ったこの日がやってきたんだ...」と、まだ会場に着いてもいないのにユニ春の会場を想像するだけで気持ちが昂った。



まだまだ冬の寒さを肌に感じるライブ当日の朝。
ユニバの最寄駅から入場ゲートまでの道のりに、大きなアーチとジェットコースターが見えてきてはやる気持ちに自然と早足になった。
今朝の想像から一変してUSJをいざ目の前にしたら、「ユニバに来たんだ!」と実感が湧き上がる。


開演まで残り1時間。
推しのことを話したり、ペンラやタオルを準備したり、この曲がきたらいいなとか話している待ち時間さえも楽しく思えた。

いよいよユニ春!ライブ日向坂の開演。
何回も聴いてきたOvertureがユニバに響いているんだと思ったらちょっと鳥肌が立った。
「日向坂46!日向坂46!」の会場のかけ声にもワクワク感がわかるみたいに伝わってきた。

クリームイエローのチェック柄衣装を纏って登場したメンバーに、どこからか"かわいい..."と無意識にこぼれたような声が聞こえてきました。(思わず心の中で同意)
ピンク色の背景に映える日向坂から確実に“ハッピーオーラ”が溢れ出ていた。
 一発目の『ドレミソラシド』からテンション上がりました。
これを書きながら思い返していて、この曲をユニ春の最初に披露してきたことに好きだと思った。
この日のライブチケットを買った人は日向坂のファンで、日向坂の曲を知ってるという人が多かったと思う。
でも、ライブ会場の外にはユニバにただ遊びに来てる人も沢山いて、そういう人たちにも聞こえても楽しめるような曲がこの日のセトリには溢れていたと思う。
ポップでのれるような明るさを纏った曲が日向坂ならでもあるんじゃないかなって。
『ドレミソラシド』は恋の曲だけど、「風が過ぎるように 一瞬だった いきなり ドレミにやられてしまった」の歌詞はファンになった瞬間を表しているようでファン目線にも聞こえる。
この日どこかで、この曲が誰かの「日向坂を知るきっかけとなった楽曲」になっていたら嬉しいな。



四期生も『ロッククライミング』と『見たことない魔物』を披露できて会場にいる人をグッと惹きつけるパワフルなパフォーマンスは健在でした。
確実に盛り上がるライブ楽曲になっている『見たことない魔物』に、成長期の『ロッククライミング』も最高の一言に尽きました。
この時も会場の熱気は凄かった。
私はGブロックの最前列あたりから見ていて、ほぼ上手側に陽子ちゃんがいてめちゃくちゃ楽しそうに踊ってるのがよく見れて最高だった。
ほんとに陽子ちゃんは目をキラキラさせながら踊るなあ。
アンコールのMCで、11thシングルの話題になった。
陽子ちゃんは「今はこのシングルに対して前向きな気持ちしかなくて。皆さんで最高の思い出を作っていけたら。」と話してくれて、私は純粋に「頼もしい」の気持ちでした。
選抜制のタイミングでの初センターにどれほどのプレッシャーがとか、勝手に馳せてしまうのは一旦置いておこうと思った。
彼女が思っている今の気持ちなんだって、表題曲の音源も解禁されて、もうすぐMV公開もあって、今はこの時を楽しむのが全て。
センターに選ばれた瞬間を“無量空処”(『呪術廻
戦』にでてくる必殺技)を喰らったようなとあの場でそう例えたところに、ああ陽子ちゃんらしいなとクスッと笑ってしまいました。
あと、アイドルに『セサミストリート』のカチューシャの組み合わせは最強に可愛すぎた。


この日のライブは、日向坂のライブが初めての子と行った。私のする日向坂の話を飽きもせず聞いてくれたり、初リアミにそわそわする私に服はどうするのかと諭してくれた子。
そんな友達が日向坂のライブに行ってみたいと言ってくれた時はすごくうれしかった。
ライブ中、隣を見るとその子は誰かを目で追っていて、公演終わったあとに「ハーフアップでずっとニコニコしながら踊ってた子かわいかった〜!」と、この子だと見せてくれた写真はこのちゃんでした。このちゃんの笑顔は垣根を超えるんだ。
終演後もライブの感想が絶えず、パークの楽しさと相まってずっと気持ちが熱を帯びていた。
 自分が好きだと思うものが誰かにとって知らない景色を見る何かのきっかけになったら最高なんだと、ライブに誘ってみるのもやらないよりはやってみたほうがいい気がした。
 ライブの帰り道、その日のセットリストをその子はダウンロードしていて、もっかい聴いてみると言ってくれた。こんなふうに好きなものを通してこうやって関わっていくことっていいな。
しっかりと彼女達の歌や言葉が、日向坂のライブが楽しいって届いてたんだなって思えた。

MCで久美ちゃんが「今年は全国いろんなところに足を運べたらいいねと話していた。またユニバーサル・スタジオ・ジャパンでライブができて、日向坂46にとって記念すべき日になった」と話していて、それはこちらこそだよと言いたかった。
自分の目で見た景色以外に、ユニバでの素敵な思い出を振り返ることができるように、思い出を写真に残す。
「推しとのお揃いのカチューシャ」や「初めて食べたキャラクターまん」、「アクスタと地球儀のツーショット」...と、保存しきれないくらいの思い出と感情が詰まっていた。ユニバで過ごした“特別"が、カメラの中だけじゃなくて心の中にも残ってとても心が熱くなった。


それにライブの楽しさは、「数時間の公演」だけを指しているのではないんだなと気づかせてくれました。
ライブのチケットが当選してほしいと祈る感情。
終演後の感想戦にここの推し最高に可愛かったよね、この瞬間良かったよね〜とか余韻に浸りながら帰路に着く時間。
その日が過ぎた後もまだまだ続く余韻に、語りたい感情。
日向坂のライブに行くようになってから、ライブと音楽の楽しさを改めて実感している。
大げさなんかじゃなくてね、ほんとにそう思ってる。ライブにもライブハウスやアリーナ、ドームとか色んな種類があって、全国で開催される色んな場所まで足を運ぶのも楽しみのひとつになっている。

ユニバという場所に合わせた一度きりの特別なライブで、本当にここに来れてよかったと思った。 
忘れられない一日に、特別な思い出ができた。
またユニ春で日向坂に会いたい。

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