同じスポーツでも
所属したチームによって
考え方が異なる

三番目の子の所属したチームは
勝利への執着心が強かった
だから
いつも決まった子しか試合に出ず
出られない子どもには
出れない悔しさをばねに
練習しろと
コーチは言う

一方
四番目のこどもが所属したチームは
全員に公平な機会を与えることを
最も大切にしている
だから
チームを２つに分けた
上手いチームと
下手なチームに

ふたつとも
全く真逆の考え方

勝ちにこだわることで
同じメンバーしか出られなければ
チーム力としては
伸びないし
全員出場にこだわることで
一つの学年をレベル分けすると
上のレベルに入れなかったメンバーは
自信喪失となり

そこに
こどもの意思は尊重されているのだろうか？

親の中にも
勝たないと意味がないという人や
出れないことでこどもより怒り狂う人

それはあなたの気持ちであって
こどもがどう思っているかを
聞いてみたことありますか？

ここからは私の持論ですが

小学生の間は
スポーツというものを楽しむ
ということが大前提で
その中に勝つことの嬉しさや
負けることの悔しさを
全身で受け止めていく

上手い子には上手いと認め
努力を継続する力を養い
仲間を大切にする気持ちを育む

私は思う
まずはこどもたちに尋ねてほしい
彼らがどうしたいのかを

そして

大人はそのこどもたちの意思を尊重し
サポートすることが役割なのではと
そう思うこの頃であった