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英語が喋れないから、、、

私の好きな番組に、毎週日曜日の6時に放送している「世界遺産」がある。
世界各地に散らばっている世界遺産を、CANONの8Kカメラで撮影している。
杏さんのナレーションもテンポがちょうど良く、吸い込まれそうなほど美しい映像を引き立てている。

この番組をみると、多くの人が「行きたいな」と思うことだろう。

ただ、その多くの人が思うだけで実際に行くことはないだろうなとも思っている。

休みがなかったり、お金がなかったり、語学に不安があったり、飛行機が怖かったり、いろんな理由がある。

そういう私も行かないうちの一人だ。
特に英語が壊滅的にできないので、そこが一番のネックになる。

そういう時に思い出すのが、コロンビアで友達となった50代の消防士のKさんだ。

Kさんは、英語はほぼ喋れないスペイン語もほぼ喋れない。
一人暮らしだったので、どうやって生活しているのだろうと思っていた。

Kさんの最初の印象は人柄がにじみ出ている優しそうな印象だった。
それにイケメンで言葉も柔らかく、こんな人がいるのかという感想を持ったことを覚えている。

私は、首都ボゴタからバスで8時間以上かかる田舎に住んでいたので旅行に行くときに、首都に住んでいるKさんの家に止めてもらうことが何回かあった。

20歳以上離れている私に気を使ってくれて、料理まで出してくれて私の中でKさんの完璧さが洗練されていった。

何回かKさんのお宅へ遊びに行かせてもらうと、コロンビアの友達が遊びに来ていることがあった。その人数が行くたびに増えていく。
不思議に思い、”すごい友達が増えていますね”と聞いてみたら、紹介してもらううちになんか増えていったと。”コミニケーションはどうしてるんですか”と聞いてみると、”なんとなくだね。日本語で言ってもなんとなく伝わるよ”と。
すごすぎる。

スペイン語が上手くできないから友達が少ないと言っていた私が恥ずかしくなる。

ただ、それと同時にコミュニケーションに長けた人はいるのであんまり意識しない方がいいとも思った。

何が言いたいかというと、その分野で突出した人はいるのであんまり意識しないで自分のペースで行けばいいということをKさんに会って感じた。

海外に行きたいのに英語が喋れないから行けないと思っている人は、勢いで行ってみると何とかなるかもしれない。

と言いつつも、私はメキシコとヨルダンに行ってみたいのでスペイン語と英語の勉強を始める。


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