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ギターの起源

こんにちは、onchabaです。
今回は、ギターの起源について解説していきます。

弦楽器の原型は、紀元前3000年頃のメソポタミアに存在し、
シタールやウードのような楽器が演奏されていました。が弦を指で押さえて振動させることによって音を出します。

弦楽器の原型シタール
弦楽器の原型であるシタールは、インドの楽器です。シタールは、紀元前3000年頃のメソポタミアに存在した弦楽器の影響を受け、古代インドで発展したと考えられています。現代のシタールは、19世紀に北インドの音楽家たちによって改良され、特徴的な音色を持つ楽器となりました。音楽で広く演奏されています。

ウード
ウードは、中東地域の伝統的な弦楽器で、紀元前2000年頃にはすでに存在していると考えられています。ウードは、リュートに似た形状をしており、長い指板と共鳴箱を持ち、11ウードは、アラビア半島やペルシャなどの地域で広く演奏されており、アラブ音楽やクラシック音楽などのジャンルで使用されています。また、ウードは、中世ヨーロッパでリュートの発展に影響を与えた楽器の一つでもあります。

そして
中世ヨーロッパでは、リュートと呼ばれる弦楽器が演奏され、この楽器がギターの原型となりました。リュートは、現代のギターのような箱形の胴体を持ち、6本から10本弦が張られていました。

リュート
リュートは、中世ヨーロッパで広く演奏された弦楽器の一種です。リュートは、木製の胴体に馬の腸などの弦を張り、指で弦を押さえることによって音を出します。ギターに似ているが、指板が直線的である点や、ペグ(弦を調整する部品)が胴体に直接差し込まれている点など、ディテールに違いがあります。リュートは、中世ヨーロッパの宮廷音楽や聖歌隊でよく演奏され、ルネサンス期には、フランス、イタリア、イングランドなどで発展しました。また、バロック音楽の時代には、リュートがバロックギターに発展するなど、ギターの発展にも影響を与えました。今日、リュートは、中世音楽やルネサンス音楽などの古楽演奏で使用される場合があります。

16世紀には、リュートに代わり新しい楽器が登場しました。これがバロックギターと呼ばれる楽器で、現代のギターに近い形状を持ち、6本の弦が張られていました。ジャンルであるバロック音楽のために作られた楽器でした。

18世紀には、バロックギターが改良され、より現代的な形状となりました。この頃には、スペインのアンドラス・セゴビアがギターの演奏技術が確立し、ギターが広く愛されるようになりました。

バロックギター
バロックギターは、バロック音楽時代に発展したギターの一種で、17世紀から18世紀にかけて主にヨーロッパで演奏されていました。バロックギターは、リュートの影響を受けながら、ギター独自の特徴も持っています。
バロックギターは、通常、5つのダブルコース(2本の弦を1つの音程に調律する方式)と1本のシングルコースの弦を持ち、指板にフレットがないことが特徴です。形状は、現代のギターに比べて細長く、より細かい装飾が施されている場合があります。
バロックギターは、バロック時代の音楽に合わせて調律され、音楽的な表現力は豊かであるとされています。現代では、古楽演奏家やバロック音楽愛好家の間で、バロックギターが再評価され、演奏されることになります。

演奏技術の確立の祖?

アンドラス・セゴビア(Andrés Segovia)は、
スペイン出身のクラシックギター奏者であり、20世紀を代表するギタリストの一人です。1893年にスペインのアンダルシア地方の小さな町で生まれ、幼少期よりギターに興味を持ち、自ら独学で演奏を学びました。
セゴビアは、1910年代からコンサート活動を始め、1920年代にはスペイン国内外で演奏活動を行い、1928年にはアメリカでの演奏旅行を果たしました。その後も、ヨーロッパ、アメリカ、日本など世界中を演奏旅行し、クラシックギターの普及に努めました。
また、セゴビアは、古楽器の復興やギター音楽の創作など、クラシックギターの世界に多大な貢献をしました。セゴビアの演奏は、技術的な正確さと音楽的な表現力に優れ、彼の演奏スタイルやレパートリーは、後世のギタリストに大きな影響を与えました。セゴビアは、1987年にスペインのマドリードで亡くなりましたが、彼の名声と業績は、今でも多くの人々に称えられています。

まとめ

弦楽器の原型は、紀元前3000年頃のメソポタミアに存在し、シタールやウードのような楽器が演奏されていました。が弦を指で押さえて振動させることによって音を出します。

中世ヨーロッパでは、リュートと呼ばれる弦楽器が演奏され、この楽器がギターの原型となりました。リュートは、現代のギターのような箱形の胴体を持ち、6本から10本弦が張られていましたた。

16世紀には、リュートに代わり新しい楽器が登場しました。これがバロックギターと呼ばれる楽器で、現代のギターに近い形状を持ち、6本の弦が張られていました。ジャンルであるバロック音楽のために作られた楽器でした。

18世紀には、バロックギターが改良され、より現代的な形状となりました。この頃には、スペインのアンドラス・セゴビアがギターの演奏技術が確立し、ギターが広く愛されるようになりました。

現代のギターは、19世紀にはさらに改良が加えられ、20世紀にはエレクトリックギターが登場しました。などの音楽ジャンルで使用されています。

以上
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