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株式会社Hubbleの執行役員CCOに就任しました!

みなさん、こんにちは!

私は、2023年6月1日付けで、株式会社Hubbleの執行役員 Chief Customer Officer(CCO)に就任いたしました!今回はこちらのnoteで決意表明なるものをしていきたいと思います。

あらためて自己紹介

私は、中央大学法科大学院(いわゆるロースクール)を修了後、日系メーカーに就職し、企業法務全般に従事してきました。そのうち半分以上の期間をいわゆる「一人法務」として過ごしています。

軸足は法務に置きつつも、同社の事業再建プロジェクトや新規事業立ち上げにも参画してきました(今後、ここで得た経験もnoteに残していきたいですね)。下記は新規事業ではないですが、こういった案件もありました。

上記のような業務の傍ら、契約業務の効率化を試みる中で出会い、また自らもユーザーとなった「Hubble」を提供する株式会社Hubbleに、2020年1月に1人目のカスタマーサクセスとして入社しました。

2021年6月からは、法務の皆様や自身の法務の内外の経験を還元・環流するために、ベンチャー・スタートアップ向けの法務メディア「Legal Ops Lab」の編集長も兼務しています。

Hubbleとは

ここで、実際にユーザーでもあった私から、Hubbleについて少しだけご紹介します。

Hubbleは、私がユーザーだった頃は、いわゆる契約書のドラフトの「バージョン管理」とこれに付随する社内コミュニケーションを、ドキュメントを中心として保管する、ドキュメントマネジメントシステムDMS)でした。私自身は上記のような「フローの情報やファイルをストックするプロダクトという理解をしていたと記憶しています。

時は流れ、現在では、契約書のドラフトだけでなく、その申請・受付から締結後の管理までを効率化できる「契約書管理クラウドに進化しました。Contract Lifecycle Management SystemCLMCLMS)と言っても良いでしょう。もちろん、まだその進化は途上で、まだまだ「進化を残している」ことはいうまでもありません。

もっとも、こうした進化を経てもHubbleの根底にある考え方は変わっていません。契約書は、法務だけでなく、それ以外の部署の方と(もちろん取引先も)一緒に作り上げていく、コミュニケーションの結晶であるということです。この考え方に、私自身が非常に共感しているからこそ、Hubbleの可能性を信じてきたわけです。

(最近では「Deep Collaboration」といった言葉も見られるようになり、(特に異職種間での)コミュニケーションやコラボレーションの方法について、更に一歩進んだ考察がなされていますね。)

Chief Customer Officer(CCO)で何をするのか?

入社して約3年半が経過し、カスタマーサクセスチームも5名に成長しました。このタイミングで私がCCOになり、「どういったことをやりたいか」をまとめてみます。

一般にCCOとは、「自社のカスタマーに関する包括的、かつ絶対的な見解を提供して、カスタマーの獲得や維持、そして顧客基盤からの収益最大化に向けた戦略の策定に責任をもつ、最高位の経営幹部」と言われたりしていますが、下記のサイトの表現を借りるなら「会社内で誰よりもカスタマーのことを深く理解していて、おそらくカスタマー自身よりも彼らのことを熟知する存在」「カスタマーの権化」です。

Hubble社では、以下に掲げる「Purpose&Values」の重要な価値観の一つに「圧倒的顧客理解」があります。自分のような法務出身者が、CCOとして経営チームに参画すること自体が、既に会社として「圧倒的顧客理解」にコミットする姿勢の現れですが、こうした中で、そのValuesを先頭に立って体現することが私の最大にして究極のミッションになります。

これではまだ抽象度が高いかもしれません。より具体的に言えば、Hubble社内で働く全メンバーが、法務をはじめとするお客様のことを、具体的に思い浮かべながら仕事ができるような手触り感のある共通理解を改めて作っていくことを目指したいと考えています。

結果として、皆様に好いて頂けるHubbleのプロダクト(群)のアップデートや、よりお客様の成功に資するサービスの提供に繋がること、そしてこれが当社の成長と企業価値の向上に繋がること。これが私のCCOとして実行したい戦略です。

そして、個人的なミッション

上記に加えて、私の個人的なミッションも表明させて欲しいです。

上記略歴では明確に書きませんでしたが、私は、法務でしたが、弁護士ではありません。私が偉そうに言うことではないですが、一般に法務を経験した方は、本当に優秀で、真面目で、可能性がある方ばかりだと思っています。法務の日々の業務から得ることは、決して法務でしか役に立たないことだけではありません。

こうした背景から、私のように法務キャリアを生かしつつ、(カスタマーサクセスに限らず)別なる可能性を信じて取り組んでみたいという方の背中を押してあげられるような存在でもありたいなと思っています!

ちなみにカスタマーサクセス業界では、こうした自社製品の顧客属性を過去に持っていたことがあるカスタマーサクセス職の方を「Specialized Customer Success ManagerSpCSM)」と呼んだりします。

こういったイメージで、仮にキャリアチェンジをしても、ちゃんとこれまでのスキルを活かし、評価される環境も用意されつつあるわけです(もちろん法務の人材難の現状も存じ上げてますので、無理に法務の方を他業種へ移そうと思っているわけではありません…!)。

Hubbleのカスタマーサクセスチームも成長中!

最後になりました。
当社のカスタマーサクセスチームは、組成から3年が過ぎ、段々と形を成すようになってきました。直近までのあゆみは是非こちらのnoteからご覧ください。

引き続き当社では、圧倒的顧客理解にチャレンジし、お客様と最高のオペレーションを作っていくメンバーを募集中です。気になる方はカジュアル面談からでも大丈夫です!お気軽にお問合せください!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
引き続き、Hubbleと山下を宜しくお願いいたします!🙇

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