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日記

夜寝る前に温かいお茶を飲んでみたり、風呂のお湯に浸かってみたり、いい匂いのする線香を焚いてみたり、アイマスクで目元を温めてみたり、お酒を飲まないように抗酒薬飲んだり、朝早く目が覚めたら健康のために散歩に出てみたり、そういう自分の体を大切にするような習慣を何ともなしに続けていくうちに、やっぱり自分はこのような生活なんて何一つ求めてなんかいないことを知る。春からの復学のことを思うとこのままの生活を続ければどうせまた潰れるんだろうなと思う。せめてそうならないための対策を少しでも試しておく方が良いだろうとは思う。僕が潰れて被害を追うのは僕の親だから、この体は自分一人のものではないから、せめて少しでも早く卒業出来るように努めないといけないなと義務感が回転する。興味や意欲が原動力だったのは一年前の話で、もう僕にはそれがない。ただここまで育ててくれた親を裏切ることの無いようにしなければならないという義務感だけで動いている。健康的な生活を少し続けるとそんな自分に嫌気がさして忽ち破滅的な行動を取ってしまう。自分自身を傷つけることでしか苦しかった記憶に靄をかけられない。ずっと気が狂っていれば、ずっと意識を落としていれば、ずっと錯乱していれば、何も正常なことなんて考えなくて良くなる。今まで言われてきたこと、苦しかったこと、何もかも曖昧にして消してしまいたい。どうやったって忘却によってこの記憶を断つことなんて出来ない。少しでも早く自分自身の手でこの苦しい記憶を断ちたい。おさらばしたい。今この瞬間に命が終わればいいのにと思う。生に対して何の未練も執着もない。義務という糸で宙ぶらりんにされた生殺し状態から早く救って欲しい。何でも良いから、最後が痛くても苦しくても泣いていてもいいから、それを最後にもう二度と涙を流したくない。

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