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失敗は成功の過程に変えられる~時効だし私の過去を紹介⑤~



受験当日、合格発表


大学の試験勉強もしつつ、大学受験の勉強もした。

なんでセンター試験前にドイツ語勉強しなきゃいけねーんだよって思いながらも着々と同時に勉強した。


そしてむかえたセンター試験当日


2回目のセンター試験

センター試験の結果として私は現役よりも合計70点以上上がった。



マークシートなので、塗ったところがたまたま当たっていたことが要因で、
実際の回答をみると数学の(2)は間違いなのに、(3)は正解と、
ラッキーが多かった。



東京、国立大学

この2つの条件で一番受かりやすいところが東京海洋大学だった。


東京海洋大学(旧:東京商船大学)

むかえた後期試験当日、

前日やったところが出たこともあり手ごたえを感じた。



この時にもう感じていた。

自分は東京に行けるかもしれないと。



合格発表当日、

合格者受験番号一覧に私の番号は






あった




受かったときはすぐに親と姉のところに行きすぐに知らせた。

「おー!まじかー!」って感じですごく驚いて喜んでくれた。


愛知大学の友達に連絡すると

「すげえ!」「やっぱりほかの人とは違うな!!」ってすごく褒めてくれた。

その後、お別れ会もしてくれてほんとにうれしかった。



湧き上がる想い


そこから部屋に戻り一人になってたくさんのものがこみあげてくる。




俺、持っている。


仮面浪人は失敗するって常識?
一度入った大学に4年間行くという普通?
自分には才能も何もない?



なにそれ?



そんな常識や普通、俺なら全部壊せる。




大学受験失敗?



あれはこの成功のための過程だったんだ。



何もなかった。


何もなかった俺でも


失敗を成功の過程に変えることができた




告白


東京の大学に行くことが決まったと同時に思った。

「もう会えなくなるユイちゃんに想いを伝えなきゃ!」


付き合うとか、そんなのはどうでもよかった。

ただ大学生活を充実させてくれて、彼女からのLINEが来るだけで
二次試験勉強も頑張ろうと思えたことが多く

その感謝も伝えたかった。



すぐに連絡をした。


なかなか予定を合わせられなかったが、
東京に出発する1日前になんとか会う約束ができた。


場所はキャンパスのピロティ。


桜が咲く季節だった。とても綺麗で綺麗で。。。

午後五時。


桜が咲き、風によって散る中、ユイちゃんは現れた。

ベンチで横向きに座る中私はたどたどしくいろんな想いを伝えた。



仮面浪人をしていて愛知大学を退学し東京の大学にいくこと


仮面浪人中にユイちゃんからのLINEで元気をもらえたこと


そして好きという感情


すべてを話終えたときユイちゃん自身もちょっと驚いていたけど

「ごめんなさい」



私は振られたのだが、自分の想い、ユイちゃんの想いを全部だせたので清々しい気持ちになった


「東京でも頑張ってね!」

そう言って彼女と別れた。





2023年9月現在、愛知大学の友達やユイちゃんがどこで何をしているのかは私は知らない。

ただ私が今ここにいることは彼らのおかげであり、
今でも本当に感謝をしているということは伝えたい。

ありがとう、愛知大学の仲間たち。
ありがとう、ユイちゃん。



まとめ


私はこの大学受験から仮面浪人までの経験で以下の想いをもって生きています。

①学歴などのステータスだけで人を白黒判断しないこと

②常識や普通の先にワクワクがある、自分らしいと思う

③失敗は成功の過程に変えられる


このような想いの体現者で私はありつづけることを誓って。


長々とお読みいただきありがとうございました。




PS

もう一度人生をやり直すことになっても私はストレートに東京海洋大学に入学せずに、愛知大学に入学し仮面浪人をするだろう。

私にとってはそのくらい大きな大きな想いのあるところだった。

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