こんにちは
ヤス ソウヘイです。
読んでくれてありがとうございます。

さて、今日は居酒屋の販促活動について少し書いてみたいと思います。
うちの会社でも様々な販促活動をしていますが、私が思う「販促」においてもっとも大切な事を書いていこうと思います。

おでんは8月から売れ！！

今日の記事のタイトルにもしたこのキャッチコピー。
これ、コンビニ業界では当たり前の事のようです。
因みに私が調べた限りいちばん古いデータは2014年でした。
この頃のおでんの販売開始日は8月10日前後だったようです。
最近では四季の変化が鈍く夏が長引いている事もあるのか、9月に入ってから販売開始しているようです。
ちなみに2023年はセブンイレブン、ローソンが9月5日。
ファミリーマートでも9月12日からおでんの販売が開始されているようです。

ではなぜ、コンビニはこんな夏真っただ中におでんを売り出すのでしょうか？
皆さんはコンビニおでんが一番売れる時期はいつだと思いますか？
実はコンビニおでんが一番売れるのは、寒さが最も厳しくなる１～２月ではなく、季節の変わり目で肌寒くなってきた１０月～１１月なんだそうです。
私はちょっと意外だなと思う反面、なるほどなとも思いました。

要するに、８月から９月にはおでんを店頭に出して、お客様の目につくようにしていくわけですね。そうやって少しづつお客様に認知してもらい、気温が下がり始めた時には「そうだ、おでん食べよう」となる訳です。
スーパーの鍋つゆコーナーもそんな原理だと思います。

では、居酒屋ではどうでしょうか？
２か月前から告知をして認知を高めてイベントを実施しているお店は、チェーン店以外では少ないのではないでしょうか？

居酒屋の販促でよく目にするのは
本日限定〇〇セール。
雨が降ったので〇〇円引き。
など、目の前のディスカウントによってお客様にきていただこうとするものが多いように感じます。
それが必ずしも悪いとは思いません。

しかし、一般のお客様のニーズをしっかりと観察して、
どのタイミングでどうやって売りだしていくのか？
これをもっと戦略的に考えれば
居酒屋の販促はもっと上手くいくんだと思います。52MDなんかも、居酒屋業界ではほとんど耳にしない言葉ですが、参考にすれば本当に役に立つことだと思います。

では、最後に私の好きな言葉を。
「日々の営業が最高の販促」

矛盾してますね。
でもこの言葉に尽きると思います。
毎日、目の前にいるお客様に最大限満足していただく。

これが居酒屋の最高の販促だと考えます。