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【人事ネタ】全日制と通信制高校

こんにちは。
ヤス ソウヘイです。
この記事を読んでくれてありがとうございます。

今日は高校生の就職活動について記事にしていきます。

以前に関連記事も書いたのでそちらも是非読んでみて下さい。

今日は、少し視点を変えて面接時に感じた事を書いてみたいと思います。

毎年、高卒新卒採用をしていく中で、これまでも何度も通信制高校に通う生徒たちを面接してきました。また、現場で店長をしている時にもアルバイトとして何人もの通信制高校に通う子達を面接してきました。

物凄く偏った意見になってしまうかもしれませんが、
私が面接をしてきた中で、感じたのは
通信制高校に通っている子達は少し狭い視野の世界で生きているような気がします。世間知らずとかそういう事が言いたいわけではないんです。
ただ、友達との会話の数とか、年齢が違う人たちと触れ合ってきた数とか、そういうものが少ない傾向にあるんだと思います。
毎日学校に行って、色々な人と話をして、時に怒られたり、時に悲しい思いをしたり、良いことがあったり、悪いこともあったり。
そういう回数が全体的に少ないんだと思います。
その反面、狭い世界の中で、深いコミュニケーションをとっているんだなという事も感じます。
仲が良い友達が1人いて、その子としかやり取りをしていない。とか
彼氏・彼女が居ていつも一緒に居て友達とは遊ばない。とかとか。
これって悪い事ではないのですが、私は個人的には
もっと広い範囲で人間関係を持って、たくさん刺激を受けて、色々な考え方に触れて、色々な経験をして欲しいなと思うんです。

今日ニュースでいじめの問題が取り上げられていました。

不登校29万人、いじめ68万件で過去最多だそうです。
数字的な背景には、親のいじめに対する理解が広がり、むりやり学校に行かなくても良いという考え方が多くなっているので、不登校の件数も増えているという事でした。

このような子たちが通信制高校に通うことは良くあります。
ただ、通信制高校に通って、社会に出ようと思った時に、ふるいにかけられそこから外れてしまったり、やはりそのハードルを越えられず、挫折してしまい、なかなか社会に出て活躍できないということが往々にしてあるんだと思います。

いじめや不登校を未然に防ぐこともそうですが、こうした子達が無事に社会に出て活躍できるような環境を整えていく必要があるなと感じました。

私も今までは全日制の高校ばかりに訪問をして、様々な先生と話をしたり、高校生の就職活動について考えてきましたが、これからは通信制高校や定時制高校からの就職活動というものに対しても、積極的に理解を深めていきたいなと考えさせられました。


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