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現役女子サッカー選手 / 柏野海佑:夢は最強のママ。やっぱり想いや熱量が一番大事

※note移管にともない2021年12月の記事を掲載しています


今回は現役サッカー選手としてプレーしながらライターとしても活動している西山雄介氏によるインタビューです。西山選手の記事はこちら >


<プロフィール>
柏野海佑(かしわのみゆ)1996年生まれ
出身地:東京、ポジション:GK
サッカー歴:FC町田ゼルビアレディース⇒KYOTO TANGO QUEENS⇒マッチャモーレ京都山城
現職:社会貢献型アパレルブランドTWINS経営、イラストレーター(Web/ロゴデザイン)


現在の状況について

ー 現役のサッカー選手なんですね?
はい。現在は自身のレベルアップのために京都にあるマッチャモーレ京都山城でゴールキーパーをやっています。まだ始まったばかりのチームですがいい選手が多く、とてもやりがいがを感じています。

ー サッカーキャリアを教えていただけますか?
小学3年生からサッカーを始めて高校の女子サッカー部に所属しました。高校卒業後は大学へ進学しプレーを続ける予定でしたが、3年生の頃に大怪我をしてしまって。
「とりあえず大学へ進学し怪我を治しながら選手復帰を目指す」のか、このタイミングで「引退を選び別の世界に進む」のか悩みました。かなり悩みましたが早い段階で別の世界への準備を始めていいのかなって考え、昔から興味があったトレーナー系の道を目指し専門学校に進学しました。
趣味程度でもサッカーはプレーしたいとは思っていましたが、まずは日常生活復帰を目指した長期リハビリ生活を送っていました。

1年程過ぎた頃、少しずつ運動が出来るようになってきたのでサッカーを再開しました。徐々に怪我が良くなり、負荷の高いプレーが出来るようになってくると、もっと高いレベルでサッカーがやりたいなって思い始めました。そんな中、知人の紹介でFWとしてゼルビアレディースの練習に参加することになりました。数日間、練習生という形で練習に参加していましたが、不合格ではなかったんですが、やっぱり怪我も完治していなくて思うようにプレーができないこともあり正式な入団は断念しました。

ですが、トップレベルでのサッカーに挑戦したい気持ちがさらに高まり、自身の怪我の影響を受けないポジション「キーパー」でトレーニングを始めました。過去に経験があったことと、FWだったので対面する場面も多かったせいかスムーズにコンバートができました。正式にキーパーへ転向してから半年ほどたった頃、またゼルビアへ練習参加の機会をいただき、次はキーパーとして参加をすることができました。そしたらなんと合格をいただき正式契約することができました。その後、数年プレーし現在はマッチャモーレ京都山城でプレーしています。

ー サッカー以外にも様々な取り組みをされているんですね?
はい。サッカー選手としてやっていきたいというのが一番の気持ちではありますが、ゼルビア入団前にはアパレル業界で働いていたことがありました。“アパレルを通してスポーツを広めていきたい”という気持ちがあったんですよね。
昔から趣味でイラストを描いていたんですが、友達から描いて欲しいと言われていました。その時にスポーツブランドのOEMをやっている知人がいて、組み合わせたら面白いのではないかと思い、幼馴染みとアパレルブランドの運営を始めました。始めてすぐに100枚程売れたんですよ。すごくいい経験で自信にもなりました。そこから試行錯誤しながらクオリティにこだわり、コンセプト(想い)などもこだわり現在もサッカー選手をしながら続けてもいます。

- 何かきっかけがあったんですか?

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続きには「現職にたどり着いた経緯、サッカー感、サッカーで身に付けたどういった事が今に活かされているか?、みんなへのアドバイスなど」が書かれています

元サッカー選手の現在の活躍をリアルに伝えるWebマガジンです。 将来、いつか訪れるかもしれないサッカーを主にしない生活。その時に慌てず、選…

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