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高級誌、家庭画報

テーブルの上に、雑誌が置いてあった。
そして、その雑誌は、ものすごいオーラを放っていた。
妻が図書館で借りてきた、家庭画報の新春特大号だった。

引き寄せられるようにページをめくると、龍にまつわる神社の美麗な写真が、これでもかと載っていた。
見ているだけで、ネガティブな思考が浄化されていった。

高級雑誌の本気の力をまざまざと見せつけられた。

内容といい、写真といい、紙の質といい、すべてが高級だ。
いい気分にさせてくれる。

五木寛之氏と、芦田愛菜ちゃんとの対談もおもしろかった。
91歳でお元気だった。

音読することの大切さを言っていた。
今まで、速読がいいものだと思い込んでいて、速読できない自分にストレスを感じ、本を読むたびにそれを感じていたので、本から少し遠ざかりがちだった。
しかし、心の中で音読しながらゆっくり読むのもいいのだと気づかされ、今までのくびきから解放された気がした。

これからは、じっくり、一つ一つの文章を味わいながら、読んでいる時間を楽しみながら読んでいこうと思う。
読書がまた楽しみになってきた。

対談の中に出てきた、「雪国」「カラマーゾフの兄弟」などは、読んでいないことが恥ずかしかった。
ゆっくり読んでいこうと思った。

五木氏は愛菜ちゃんに、本を書くことを勧めていたが、才能を見抜いているのかもしれない。
これからの活躍が楽しみだ。

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