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マズローとケンリックの欲求モデルから考える現代の原動力

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欲求は全ての原動力。現代の欲求事情についてマズローとケンリックの欲求モデルを踏まえて、考えてみました。お読みいただけると嬉しいです^^
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マズローとケンリックの欲求モデルから考える現代の原動力④ -これからの欲求の在り方を考える。

師走に入りましたね。師が走る、と書いて師走。師とは誰なのか、はたまた人なのか。どうやら偉い人の感じがしますが、その語源の由来には諸説あるようです。奈良時代に登場する書籍にも登場する師走。歴史というものは、時代時代で幾重にも重なり語り継がれてきたものでしょう。実際どうだったかは、その時代を生きた人にしかわかりませんが、その時代に想いを馳せ、あれこれ空想してみるのもまた一興でしょう。そして、今日も物想いに耽るとします。 #所詮全ては人の頭の中の出来事 と、本題に入る前に、一つお

マズローとケンリックの欲求モデルから考える現代の原動力③ -現代の欲求の課題と未来を考える。

こんにちは。季節の移ろいは早いもので、今年もあと40日弱。何かと忙しい年末ですが、いかがお過ごしでしょうか?この時期になると忘年会のお誘いもちらほら入ってきますね。今年は一昨年、昨年と比べ、比較的そうしたお誘いが多くなっている気がします。どちらかと言わずとも、私はお酒や食事の席が好きですので、楽しみです。この「飲みたい」というモチベーションもどこからやってくるのでしょうか。 ということで本日も欲求のお話です。前回は というテーマで現代の欲求事情と生理的欲求の過剰な満たされ

マズローとケンリックの欲求モデルから考える現代の原動力② -現代の欲求モデルを考える。

こんにちは。 秋が深まってきたと思ったら、なかなかの暑さの日が続くなど、面白い季節になりましたね。 #本当に11月なのか #と毎年言っている気がする今日この頃 さて、前回は というゴール設定の元、人間の行動の根源となる欲求について時代の変遷を見つめてみました。 理想を見つめ続けたマズロー、現実的なケンリック。 これらの偉人たちが考え抜いた欲求の変遷を経て、 今を生きている僕たちにとっての欲求とはなんなのかを徒然なるままに綴っていこうと思います。 今回も僕の思考の研磨

マズローとケンリックの欲求モデルから考える現代の原動力① -欲求モデルの変遷を辿る

皆さん、こんにちは。 OneSelFの佐藤です。 秋真っ盛りですね。 秋には カラダを動かしたくなったり 美味しいものが食べたくなったり 読書をしたくなったり 様々と"やりたい"ことが出てきますよね。 まぁ秋というのは一つのきっかけに過ぎないわけですが、 この「〜したい」はどこからやってくるのか、気になりませんか? #僕はとても気になる 「〜したい」はいわゆる、『欲求』と呼ばれます。 欲求、と聞くと少しネガティブなイメージを抱く方も少なくないかもしれませんが、この欲求