トレーニング合宿

年末にかけて多くのチームがトレーニング合宿と言う名の強化練習期間を設ける事があると思います。
 自分がサポートさせて頂いているチームも行います。
グランドで行ったり、砂浜や坂道、階段を使用し、普段と違う環境で実施します。
 この期間は精神的にも肉体的にも負荷が非常に高く設定されます。
 そこでトレーナーとして自分が心掛けている事は強化期間までの間(2,3週前)から負荷(量、強度)を徐々に上げていく事です。
また、徐々に上げていくと言う事を監督、コーチに伝える事です。
 普段のトレーニング負荷(練習含む)が5(任意の数値)のチームに強化期間は負荷を10にするとオーバーワークとなり故障者続出となり、最悪の場合は半年、1年間、回復出来ず競技人生を棒に振ることになったり、チームの戦力ダウンに繋がり最重要試合を迎える時点でも疲労の蓄積が抜けずパフォーマンスの低下がみられることが多々あります。
“徐々に負荷を上げて“ にも注意が必要で
休みなく徐々に負荷を上げていくのではなく
“休養”をうまく設定しながら強化期間を迎える事が大事になります。 
 他にも、強化トレーニングとして、
ランニングが多くなるとすると
体幹部分のトレーニングを間にうまく挟みながら下半身ばかりに連続的に負荷をかけないようにプログラムを組むとか。
トレーニングの間に補食の時間を設けてエネルギーの枯渇を軽減するとか。
 何事も一気に増加させたり、
一気に向上させられると思わない事が大事だと言う事を念頭に明日からも強化トレーニング合宿です。
 
 

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