体が教えてくれること

忘れないうちに、ウイルス性結膜炎になった話を記しておこう。

それは、2021年11月15日の朝のこと。

起きたら右目が充血して、なんだか開けにくいなと感じた。

この時はまさか結膜炎とは思っておらず、仕事もあったので(在宅だが)コンタクトをつけて過ごす。


次の日、目覚めから目が開けにくい。
痛みはないが、右目が充血。

夫に「少しでも早く病院で診てもらいなさい」と言われ、しぶしぶ行く。
(普段、ちょっとしたことでは病院に行かない私。すぐ治るだろうと放置しがち…)


病院に行くと、入るや否や看護師さんが「この人やばいかも」と思ったらしく、壁などに触れないよう指示された。
問診票も、聞き取りをされて、代筆。

診断の結果、ウイルス性結膜炎だとわかった。


幸い痛みはなく、ただ充血してるのと、めやにが出てくるのと、寝起きはめやにが固まって開けにくくなることくらい。


注意すべきこととして教わったのは以下。

・人にうつす病気だから、極力人と会わないように(会う場合は目を触らない!!)
・こまめに手を洗う
・涙や、めやにはティッシュで拭き、そのティッシュはすぐ捨てる
・家では家族とタオルを共有しない
・お風呂は最後に入る(湯船のお風呂はすぐ流し、清潔に保つ)


潜伏期間もあるらしく、気づかないうちにウイルスを撒き散らしていた可能性もある。申し訳なさで、ちょっと怖くなった。


逆に、電車に乗った時など、多くの人が使い、触れる場所にウイルスがついていたとして、それに触れた手で何気なく目を擦って発症することも。


そんなにウイルスを恐れて過ごしていたわけではなかったが、今回ばかりは周りに広げないように気をつけようと思った。


発症した理由を考えてみたのだが、、

コンタクトの扱いが雑すぎたことが思い浮かんだ。

コンタクトは2week(2週間ごとに新しいものに交換するタイプ)を使っている。しかし、私は「まだいけるんちゃうか?」と、2週間以上使っていた。

さすがに、3週間くらい使っていると、潤いがなくなってきて、そろそろ限界を迎える。

また、洗浄の仕方もテキトー。
清潔な手のひらで、くーるくーると洗い、清潔な洗浄液で洗い流す必要があるのに、めんどくさい日は洗わず洗浄液につけていただけだった。

コンタクトケースも、ささっと水洗い程度。(一応ケースは定期的に替えているよ)

これまでは、そんないいかげんな対応でも大丈夫(体が守ってくれていたんだよねぇ)だったのだが、恐らく妊娠中で免疫力が下がっていたことで、ついに菌に負けたのだろう。

今回のことで、すごく反省し、「コンタクトの使い方は正しく!」と心に誓った。

さて、症状の話に戻る。病院に行った次の日には左目にも異常が。
右目からうつったらしい。事前に説明を受けていたので、やっぱりね、と焦ることはなかった。

だが、、申し訳なかったのが夫にもうつってしまったこと。

私が発症してから1週間後に夫の目にも異常が。
気をつけてはいたものの、一緒に暮らしていると限界があるらしい。

私は2週間ほどで治ったが、夫の方が長引いてしまい、完治まで1ヶ月近くかかってしまった。


先生曰く、健康な人ほど免疫力が強く、ウイルスと戦う力が強いらしい。
必死で戦うがゆえ、ウイルスも負けじと反抗し、、長引くのだとか。


症状も夫の方がひどく、最初の1週間〜10日間は目を開けていると辛いと言っていた。目も真っ赤、涙も止まらない。めやにもとまらない・・。

仕事は事情を伝えて在宅で、でも一日中パソコン業務のため、目を休ませることもできず。

夜は20時以降目を閉じて、21時には寝ていた。(ある意味とても健康的な生活であった)

まぶたも腫れて、奥二重さんだったのがくっきり二重さんに。
このまま二重のあとは残ってくれたらいいなと少し思ったらしい。

徐々に良くなっていったが、どうしても出社しなけでばならない日は、手袋をつけての仕事。やりにくかっただろうな。


おかげさまで、今ではすっかり完治(瞼も元通り笑)したが、大変な思いをさせてしまった。


あぁ、これが、子が生まれる前で本当に良かったと思う。

体って、自分が思っている以上に日々すっごくがんばってくれているんだよな。けっこうテキトーな生活をしてても、守ってくれてる。

今回のことで、体への感謝の気持ちを改めて持つことができ、そして生活習慣を見直すきっかけにもなって、ありがたかった。


自分の体をいたわろう。
神経質になりすぎる必要はないが、最低限、清潔にしよう。

皆様も、お気をつけくださいね。


よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは、社会に還元し、ぐるぐると良いものに変えていきます。