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第3章 入社試験に対する考え方

 皆さんは、入社試験をどう捉えていますか?
皆さんが考えている「会社に入るという基準」を再チェックしてみましょう。会社側の思惑というものも考えてみると面白いですよ。


 最近では、就社ではなく就職であり転職は当たり前であるという時代に入っています。また、退職金も確定拠出年金(401k)を採用する企業が増えてきました。401kを採用している会社間の転職であれば、そのまま年金積立が退職金とし継続できるので、転職する場合に一旦退職一時金として精算されることなく、60歳になるまで積み立てが可能になりました。ただし、積み立てるための金融商品は自己責任で選択する必要があります。うまく運用すれば60歳までに年金原資を大きく膨らませることができるかもしれません。将来の公的年金への不安を緩和できますね。最もそれ以外にも積み立てが必要な時代ではありますが。そんな背景を受けての入社試験なので、軽い気持ちで受けてみようという気持ちになるかもしれませんが、数年で転職する結果になるかどうかは別として、入社試験は自分が進みたい道をよく考え、数社に絞り込んで実施した方がいいと思います。私が面接官を実施していたときも、10社以上の会社を受けている学生も数多く見受けられました。

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