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2021年1月17日 投資手帳

先週は週末にデビットカードの不正利用を発見。その対処でアップデート出来ませんでしたが、一部ですがメモを一気に上げておきます。

日経新聞/日経ヴェリタス/投資系Youtube/各社記事をインプット

①グリーン規制によるデカップリングが発生し、障壁が出現するのではないかと思う。 米中摩擦を考えると中国は内需で成長しないといけなくなり、 グローバルマーケットから圧力を受けるのではないか。国見合いで経済優先の判断がなされることで、主要国やリージョン事の連携がバラける可能性はあると思う。

②インドはジェネリック医薬品大国であり、3億人へワクチン配布を行い経済回復を実行する。共同開発したワクチンは280円と安価で、効果が実証出来れば、早期に経済回復が見込める市場と見ている。

③デフレの影響を受け、公的年金0.1%マイナスということだが、物の価格を見ていると、値段は据え置きになってはいるものの、ボトルの小型化、底上げ、空洞等、実質物価は上がっていっている認識。このニセデフレと呼べるような状況で実態経済を正しく理解出来るのかは素人としてはかなり疑問に感じている。

④中国本土の投資家によるマネーが香港市場に流れ込んでいる。1.6兆円規模が2021年がはじまって2週間程度で流入した。この規模は2020年12月1か月分の倍の金額であり、今後の米中対立の長期化を背景に香港市場への資金流入が見込めると考えている。

⑤今週最も読まれた記事 3位にAmazonの音声配信がランクインされていた。「ながら聴き」を使った効率良いインプットはニーズがあると思っている。投資系Youtubeも便利ではあるが、音声ベースで配信してくれたり、気になる最新書籍を音声でインプット出来たらかなり便利だと思う。但し文字を読み込むことは一定の能力だと認識しているので、本を1冊1冊きちんと読むことで養われることも多いというのが実感だ。

⑥アップルがEV、自動運転領域で「タイタン」というプロジェクトを持っていたことに驚いた。将来的には価格が5分の1で自動車が買える。コスト構造としては30%が電池になるが自動車を作るのに必要なパーツが激減することで5分の1の単価が実現するという。宇宙での太陽光発電や宇宙からワイヤレス給電で地球に給電する仕組みを作ることなど、これからは産業セクター横断型のビジネスを率いる企業が活躍する時代に入っていっているのではないかと感じている。

⑦リバランスの考え方について、10年以上前からブログを拝読していた米国在住の広瀬さんが動画で解説していた。個別銘柄とETFは根本的にアプローチが違うことは、あまり意識していなかったので、FP(ファイナンシャルプランナー)が提案してくるようなリバランスを真に受けて実施してしまうのは愚策ということが良く理解できた。FPは、基本FPの職務上の立ち位置と時間軸からアドバイスをしてくるので、個人投資家はよくよくそのことを理解していないと損失を被ることになる。そもそもFPが投資家よりも稼いでいるのであれば説得力があるが、自分よりも稼いでいないのであれば聴く耳を持つ必要はないと思っていたので、これからもお世話にはならない。

⑧東南アジアのユニコーンに関する記事を読んで、2017年まではシンガポールに駐在をしており、東南アジアの企業家とお話する機会は多かったが、それから随分とビジネスが発展している印象を受けた。GrabとLAZADAの連携、ECプラットフォームの統合なんかは実に面白いと思った。当時はECの責任者をやっていたのでLAZADAがどんな成長戦略を描いているのか、直接経営陣からインプットを貰っていた。ここもマーケットのシェア率について向こう3~5年、丁度去年がそのゴールの年だったので、随分状況が変化しているので、時間があれば個人的にシンガポールに旅行をして、状況を見てみたい。

⑨内向きなインドについて、「自立したインド」をインド政府は目指しているようだが、閉じた国で成功した事例があるのか気になった。大きな成長曲線を描くには他国との貿易は不可避という認識。インドの成長はこの辺の国のかじ取りに大きく影響を受けると思う。足元インドに投資しているETFは順調に利益を出しているが、今後の成長についてウォッチを続ける。

⑩マウスを使った老化細胞除去が成功したようだ。30歳ほど細胞レベルで差が出るようなので、この研究はとても興味深い。不老不死とは言わないが近い将来、全く違った人類を我々は目の当たりにするのかもしれない。

⑪拼多多(ピンドゥオドゥオ)に注目しているが、社員の過労死が発覚し、株価が下落している。成長企業の影の部分。注目していただけに残念。

⑫米国10年国債利回りについて、良い上昇の場合は株価がついてくるが、FF金利による誘導には注意が必要。

⑬AiInsideによるサービス(手書き文字のデジタル化)が月額3万円ということだが、Google Lensで無料で出来るのに月額3万円は意味不明。

⑭レノバ洋上風力について、バイデン大統領が誕生し、更に注目が集まるグリーンエネルギーであるが、日本市場では旧一電と呼ばれる旧電力会社の供給する電気、火力発電による供給、グリーンエネルギー、新電力による電気価格のマーケットが誕生しているが、グリーンエネルギーの比率はまだ全体にインパクトを与える水準に達していない。各国の異常気象(低温)で火力発電に必要なLNGが奪い合いになり、調達量が減少及び価格高騰、これに伴い火力発電の稼働抑制が発生、市場に出回る電力量が減少、ブローカーの新電力会社はマーケットから高い価格で電気の調達を余儀なくされている結果、電気代が高騰という状況、エネルギー政策についてはよく理解しておかないと消費者としても投資家としても思わぬ落とし穴にはまることになる。これは教訓。

⑮グロース株とバリュー株の買い方の違い。グロースは上値で買う。買った直後から価格があがるもの。もし上がらないようであれば買い方のどこかに間違いがある。

先週までの投資運用実績+7.06%

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