名古屋@おにぎりやさん | ONIGIRIYASAN

「おにぎりやさん」という何ともわかりやすい屋号のおにぎりや。2015年より、実店舗を持…

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「おにぎりやさん」という何ともわかりやすい屋号のおにぎりや。2015年より、実店舗を持たずマルシェやイベント出店などを中心に活動してきましたが、2020年11月22日、実店舗を愛知県名古屋市にオープンします!お店のオープンまでのあれこれや、おにぎりやお米の魅力などを綴ります。

最近の記事

嬉しくて、心が震える(西野カナちゃん風か)。

物件との出会いから、工事完了まで。 noteでは赤裸々?に書いてきましたが、きのう、「おにぎりやさんの実店舗がオープンします!」を、Instagram、Twitter、Facebookといったアカウントを持っているSNSにとうとう発信しました。 お客様や友人知人、思いがけない人からもたくさんコメントやいいねをもらって、嬉しくて泣きそうで心が震えています。 みなさん、気にしてくれて本当にありがとうございます(涙)。 こんなにおめでとうを言われるのは、結婚以来?出産以来?実に1

    • プロの仕事はカッコよくて、尊い。

      11/5、木曜日。 2週間に渡る工事が無事に終わりました。何かのために、いつかのために、工事の記録を残しておこう。 10/19(月) 冷凍冷蔵庫、シンク、作業台といった厨房機器の搬入。 通常はすべての工事が終わってから搬入だと思うのですが、造作の壁ができるともしかしたら入らないかもと心配して先に搬入。 結局、心配はご無用だった(笑)。 シンクの設置は、店が歪んでいて段差があるので高さ調節が難しそうだったけれど、maruzenの営業さんと職人さんでアイデアを出し合ってくれてク

      • 持続化給付金100万円を、いかに有効活用するか。

        おにぎりやさんの実店舗開店にあたって、ミッションのひとつは自己資金のみで開店すること。あっ、これは決して自己資金(貯金)が多かったわけではなく、自営業者に与えられる持続化給付金で100万円がもらえ、貯金にプラスアルファできたことが大きい。 これといった目標が合って貯めていたのではない、”いつか、何かのため”の貯金があった。実は息子がいま受験生で塾代は毎月相当な額がかかるし、この夏の夏期講習ではとんでもなくお金がかかって、特別定額給付金はあっという間になくなった。 このままで

        • おにぎり×日本茶って、最高すぎる!

          以前も書いたけれど、おにぎりやさんを始めたらやりたいことが3つある。 1.店頭での販売 2.通信販売 3.おにぎり通信の発行 それに加えて、日本茶など茶葉ものドリンクの提供もしたいと思っています。 ここ数年、日本茶は市民権をグーンと得たと思う。いやいや、日本茶は昔からあったものだから、いまさら市民権と言われても…。 と、日本茶さんからは突っ込まれそうだけれど、急須で淹れてお茶を飲む人が少なくなってしまったいま、市民権の立役者になっているのは間違いなくペットボトルのお茶だと思

        嬉しくて、心が震える(西野カナちゃん風か)。

          壁紙剥がしは、栗の皮むきと一緒だった。

          10月某日。 既存の壁紙を剥がし、ペンキを塗るための工事が始まった。 ”始まった”と言っても、造作しない壁の部分はDIYでやるため、時間を見つけて自分で作業をすることになる。 こういう時、現場が近いというのはありがたい。1時間の空きがあっても、往復1時間使っていたら今日はいいか…なんていう気持ちになってしまいそうだもの。VIVAご近所!なわけです。 さて、はじめましての壁紙剥がし。 まずは、友人のDIYのプロに話を聞く。丁寧に教えてくれたものの、スクレイパー、パテ、マスカ

          壁紙剥がしは、栗の皮むきと一緒だった。

          鍵を受け取り、物件の正式な借主になった。

          10月1日。 大家さんから鍵を受け取り、いよいよ物件の正式な借主になりました。 「おにぎりやさん」が入るビルは、6つの会社が入ったオフィスビルです。住居が入ったマンションの1階ではなく、オフィスビルの1階または一軒家に入居したい、これも物件探しのポイントでした。 他のポイントは下記↓。 おにぎりやさんはイベントなどの出店の時は、ものすごく早い時間から仕込みを始めます。その時間は、昔ながらのお豆腐屋さんやパン屋さんと変わりません。大きな音を出す業種ではないし1階だしと思うけ

          鍵を受け取り、物件の正式な借主になった。

          内装工事は予算との戦いだ。

          大家さんから、「保証会社の審査が通ったので、契約はいつでもできます」と連絡をもらう。カレンダーを見ると10日が大安!9月10日にめでたく賃貸借契約を交わした。 もっと感動するかな〜と思っていたけれど、鍵の受け渡しがあったわけではないし、書類上だけなので気持ちは淡々としていた。 10月1日が鍵の受け渡し。それまでにできることをやろう。 もう、受けざるを得なくなってしまった設計士さんと(なぜに受けざるを得なくなってしまったかはこちらを↓)、内容を詰めていく。 わたしのしょう

          内装工事は予算との戦いだ。

          ミラクルの連続。

          8月某日。 「リフォームが終わったので、いつ見に来てもらってもだいじょうぶです」と、大家さんから連絡をもらう。くだびれていた壁、天井、床にはきれいにクロスが貼られていた。 どうせ内装工事をするのだから(剥がす可能性が高いということ…)貼らなくて良かったと思うし、何回かそれとなく大家さんには伝えたけれど、何せ契約はしていないし、この時点で申し込みすらしていないのだから強くは言えない。むしろ、きちんとした形で見てもらいたいという、やさしい大家さんの気持ちとして受け取ろう。

          15年の時を経て、その時がやってきた!

          ハタチからひとり暮らしをはじめ、途中誰かと住んだり、結婚したり。 とにかく自分の人生、20年以上は引っ越しばかりしている気がする。その間、何度となく「賃貸契約書」を交わしてきたけれど、住居でないテナントの契約は今回が初めて。そこで知った。 テナント契約には、印鑑証明書が必要だということ! 実印なるハンコを決めて、区役所に行って、登録をして、証明書を発行してもらう。 一つもムズカシイことはなく、誰でもできちゃう作業なのに、ちょっと緊張して、そして、急に大人の階段を上った気

          15年の時を経て、その時がやってきた!

          おにぎりやさんで、やりたいこと。

          おにぎりやさん第2章(移動販売業のおにぎりやを第1章とするのなら、実店舗を構えるおにぎりやを第2章と呼ぶことにする)のための物件の目星がつき、実店舗を持つことでやること、やりたいことを改めて整理してみようと思う。 おにぎり業をはじめて5年の間に、何度となく妄想をし、思いつきをメモし、いわゆるネタ帳は何冊にもなっていた。 妄想や思いつきは、割と得意な方だ。 1. 店頭販売 いままで通り、農家さんから直接仕入れた自然栽培米を使用した土鍋炊きおにぎりの販売。いままでは白米のみだ

          おにぎりやさんで、やりたいこと。

          物件探しは、ご縁。ピタリと来るって本当にある。

          7月某日。 突然その日はやってきた! 「おにぎりやさん」という屋号で、移動販売をはじめて5年。たびたび聞かれていたのが、どこでおにぎりを仕込んでいるかということ。そう、おにぎりという商材は、たこ焼きを焼いたりコーヒーを淹れたりするのとは違って、現場で調理をすることができない。飲食店営業許可のある店舗で適切に仕込みをし、個包装をして、表示ラベルを貼ってはじめて販売することができるのです。 実店舗がないおにぎりやはどうしていたかというと、夫が飲食店を経営しているので、そこの

          物件探しは、ご縁。ピタリと来るって本当にある。

          ライターが、おにぎりやさんになった話。

          はじめまして。 「おにぎりやさん」という、何とも分かりやすい屋号でおにぎりやを営んでおります、杉江さおりと申します。 営んでいるといっても実店舗はなく、愛知県を中心としたマルシェやイベントでおにぎりを販売しています。 noteは初、Instagramは「おにぎりやさん」でやっています。 2015年より、フリーランスの編集ライターの傍ら、おにぎりや業を始めました。 「ライターが、なぜゆえにおにぎりや??」 ときどき、聞かれる質問ですね。 それを聞いたら、わたしでも間

          ライターが、おにぎりやさんになった話。