現在業界経験5年のフリーランスCGデザイナーとして、安定して月収80万円くらいを稼げるようになってきた僕ですが、仮に実績0の状態の新卒CGデザイナーになったならどうやってまた5年間で月収80万円稼げるようにしていくのか、というテーマで理想的な流れを書いていこうと思います。

（先に書いておきますが会社員としてではなく途中でフリーランスになること前提の話です。）

誰でも僕と同じようにやればある程度は再現性があると思います！ぜひ参考にしてみてください。

このnoteを買うと得られるメリット
・効率的なキャリアアップの仕方が身に付く

・フリーランスがどのくらい稼げるようになるのか具体的な数字を知れる

・デザイナーだからこそできる効率的な副業方法を知れる

・ここで投資した2980円が何倍ものリターンで帰ってきます。（これは保証します。）

先にネタバレしておきますがぼくの月収の推移はざっくりとこんな感じです（副業含め）
1年目・・・18万円
2年目・・・19万円
3年目・・・45万円
4年目・・・70万円
5年目・・・80万円

それを踏まえて順を追って見ていきましょう！

ーー【1年目の立ち振る舞い】ーー

1年目はこの業界の仕事の流れを覚えてプロ意識を身に着けましょう

元気よく挨拶をして人間関係を円滑に

挨拶なんて当たり前だろと思うかもしれませんがCGデザイナーは比較的声が小さく覇気がない人が多いです。

それだけならまだおとなしい人という印象で終わりますが通りすがったときに挨拶してもしっかり返してくれないパターンもあり、そういう人はコミュニケーションができない人なんだと判断されて話しかけられなくなり結果的に良い情報が入ってきづらくなります。

礼儀というのはビジネスマンとしての基本であり人との信頼関係の礎です。

挨拶がちゃんとできるだけで好印象を与え、円滑なコミュニケーションが取れるようになるなら手を抜く理由はありません。

特に教育係的な先輩には気持ちのいい挨拶をして気に入られておきましょう。困ったときに助けて貰いやすくなります。相手も人間ですので…笑


さらに将来フリーランスとして独立することを考慮して追記すると、
ビジネスには【知識】【人】【資金】の３要素が必要になってきます。


その中でも【人】に着目すると協力者、クライアントなどと円滑な人間関係を進めていくうえではコミュニケーションが必須条件となってくるので早いうちに人に好かれる話し方、立ち振る舞いを身に着けていきましょう。

いくら技術職と言えど、
技術だけで仕事をしていくのはかなり厳しいことを肝に銘じてください。

とにもかくにも仕事を一生懸命に

技術職である以上スキルがないと仕事が満足にできないのでプライドが高い人ほどかなりみじめな思いをすることになります。
でもそこでどうか腐らないでください。

新卒のときは仕事ができないのはしょうがないです。

結果的に先輩に助けてもらうこともあるかもしれません。

ですが目の前の仕事に一生懸命にやった経験は必ず自分の糧となり、プロフェッショナルとして一歩前進できます。

そうして試行錯誤して得た仕事の経験は確固たるスキルとして身についていきます。

ときには残業もあるかもしれません。
世間的に残業は悪ですし僕個人としても残業なんて嫌いでやりたくありませんし勧めたくもありません。

ただ、プロとしてはスケジュールに間に合わせるために残業してでも納品物を仕上げるといった場面も少なからず必要になってきます。

もちろん定時になったら帰るのは当然の権利です。

ですが自分に振られた仕事も満足にこなせないうちは正直残業をしなくてはならない場合もあります。

将来的に稼げる人材になりたいのであれば多少残業してでも現場経験を豊富に積んで、修羅場を乗り越えることで短期間での急成長を狙いましょう。

ここは家での自主製作では養えないプロ意識です。

なので１年目は家での自主製作よりも現場で長時間働いて経験を積む方が成長は早いと思います。（もちろん少しは家でもやるべきですがあくまで会社での実務経験メインの方が効率がよい）

ただし、くれぐれも健康には気をつかいつつ無茶をするなら短期集中でやりましょうね。

長期的な長時間労働は確実に体を壊しますから必要なここぞというときだけ無理しましょう。心身が壊れたら取り返しがつかないこともあるので

※一応言っておきますが余暇を楽しんでゆるく生活していきたい人に言っているのではありません。

将来的にフリーランス、もしくは出世して同期より数倍稼ぎたい人に向けて言っているのであらかじめご了承ください。

会社によっては上司も優しかったり厳しかったり人によって全然違いますが上司の厳しさに関わらず、自分に厳しくありましょう。

答えのないものに答えを出すために思考力を上げる

ビジネスマンとして評価されるために必要なポイントの一つとして「思考力」というものがあります。

何か仕事上でわからない問題にぶつかったとき、上司に相談することもあると思いますがそのときに「どうしたらいいですか？」と問題を丸投げしているとなかなか思考力というものが育ちません。

こういったときには「自分は○○だと思うんですけど問題ありませんか？」といったようにまず自分で仮説立てて検証したのちに承認を得るような流れで質問すると思考力が鍛えられて仕事がデキる人間になってきます。

面接の際にも面接官から色々聞かれたりしたと思いますがやはり仕事のデキる人は質問の返答が適格で洗練されている場合が多いです。

そもそもなぜ思考力が必要かというと仕事では正解が決まってないことをやらないといけない場合も多々あるからです。

何も余計なことは考えなくてもいいからミスをしないことを良しとする業界であれば別ですがクリエイティブ系の仕事は特に世に正解がないことを生み出す仕事です。

もちろん多少はセオリーだったり過去の前例などもありますが新しい技術を導入するときのように前例がないことでも答えを出していかなければいけないケースも必ず出てきます。

それ以外でも今後フリーランスへの独立を考えるわけですから、思考力を研ぎ澄まして日々どういった戦略で生き抜いていくか考える必要があります。

早いうちに鍛えておきましょう。

ーー【2年目の立ち振る舞い】ーー

2年目になったら自主制作を本格化させていきます。
3年目の独立に向けてこの１年でポートフォリオを充実させていきましょう。 

将来を見据えた自主製作

この頃には1年目に仕事をがんばったことで目が肥えてCG制作のクオリティラインが引き上げられていると思います。

肥えた目と、より洗練されたワークフローで学生のときよりもかなり効率的にハイクオリティな作品を作ることができるようになっているハズです！あとは作品の量産です！

作品制作の時間確保のため、できるだけ残業しないことを意識して作業を効率化し定時で帰りましょう。

難しければ仕方ないので土日だけでもガッツリやりましょう。

※ここで注意点ですが作る作品は将来自分がフリーランスになったときにやっていきたいジャンルに絞ってください！将来のキャリアを左右します

例えば僕のようにゲーム業界でモンスターをメインに作るキャラクターモデラーになりたいのであれば仕事と同じようにモデリング⇒ウェイト⇒スカルプト⇒テクスチャ⇒UE4 or Unityでルックデブ、みたいな流れの作業ができることをポートフォリオでアピールしましょう。

よくある作品でスカルプトだけ、とかテクスチャは描かずモデリングだけ見せるとかがありますが正直アピールとしては少し弱いです。

企業はフリーランスに対して修正コストがなるべくかからないで納品まで任せられる人を求めているので…笑

仕事を意識した作品を作りましょう！

フリーランスやキャリアアップの転職を目指すポートフォリオに関してですがプロとして〇〇がハイクオリティで作ることが可能。といったアピールをする必要があります。

キャプション（作品を説明する文章のこと）も学生のときみたいに〇〇の表現をがんばりました。とかではなく〇〇を表現するため〇〇の技術を使い作成。みたいにクールなプロっぽい書き方をしましょう。

あなたはすでにプロですから 

仕事と同じ流れで丁寧にCGを作るのは正直とんでもなくめんどくさいんですが数体だけでもキッチリ作れればかなり強いポートフォリオになって仕事に困らなくなりますよ！

量よりも質です！

自主制作でキャリアをコントロールする

組織として仕事をしていると自分が希望する分野の仕事じゃないことも任されることも多々あると思います。（キャラモデラーやりたいのに背景モデル作らされたり）

そういったときの対処方として「いつかキャラもやれたらいいなぁ...」と思うだけでもくもくと仕事をただやるのではなく、自主制作により積極的に自分のキャリアをコントロールする努力をしてください。

具体的に言うとキャラモデラーをやりたいのであれば自主制作でキャラクターを作り上司に見せたりしてアピールするしかないのです。

そもそもキャラモデラー志望だと言っているのでそれをやらせてもらえないというのは上司から実力を信用されていないということです。

それは誰のせいでもなくあなたの責任です。

だったらどうするか？
家でキャラを作って自分はキャラクターもこんなにできるんです！とアピールするしかないでしょう。

自分の人生は自分でコントロールするものです

ーー【3年目の立ち振る舞い】ーー

3年目になったら独立を目指します。

いざ独立！

2年目の時点でポートフォリオを作り直したのでそれを使いフリーランスとして独立します！

当然独立するにあたって仕事がなくては話にならないので必ず仕事のアテがある状態で会社を辞めましょう

そこで最初のクライアントの見つけ方ですが