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<ひとり旅>東京 小平市にある「ふれあい下水道館」に立ち寄ってみた

日本中でただ一か所、誰でも自由にホンモノの下水が流れる「下水道」を直接その目で拝見できる、というから行ってみました

その名も「ふれあい下水道館」

場所は東京都小平市
西武鉄道 国分寺線の「鷹の台駅」下車で、そこからそぞろ歩きで10分ぐらい(案内には7分と書いてありました)
入場料:タダ
駐車場アリ
ちなみに、付近には玉川上水の清流と雑木林が続く散歩道がある癒しの散歩道が続いています

まずは「鷹の台駅」へ

手っ取り早くは、JR東日本の中央線快速で「国分寺駅」から西武国分寺線に乗り換えます
国分寺駅には西武多摩湖線のホームが別にありまして、間違えやすいです
注意しましょう
注意深く乗ったら2つめの駅がめざす「鷹の台駅」
ここで改札を出ます

改札を出たら南へ(左方向)
昭和な雰囲気が郷愁を誘う商店や喫茶店や赤い郵便ポストを眺めながら2分も歩くと踏切があります
そこを東(左)へ曲がって線路を超えて、雑木林の元を歩くこと5分で、交通量のやや多いかな、程度のバス道に出ます
そこを南へ(右へ)
すぐにこんな看板がと出くわします


ついでにノスタルジックな赤いポストがあります

ここが小平市 ふれあい下水道館の真ん前です

ちなみに道に面したポスト横の入口らしきものは、ここはトイレです
この日も「えーここトイレじゃん!」とか言いながら、笑顔で出て来たお客様のお声が聞けました

ホンモノの入口は建物の横から少し回り込んだところにあります

中に進むと受付がありまして、そこで館内の簡単な説明をしてもらえます
どのような順番で拝見していくかの説明なので、ここを素通りしたら肝心の下水道には行き着けないかもしれません
だいじな受付です

下水道は地下5階にあります

そこに行き着くまで、各会は展示室になっていて、下水やおトイレにまつわるいろいろな知識がここで一括吸収できます

ちなみに私は幼少の頃にお便所に興味があり、図鑑や雑誌で日々リサーチしました
それらがこの下水道館に集約されているのですね
まさに過去の自身と再会したような喜びです

これらのコレクションはきっとマニア垂涎でしょうね
マニアでなくとも、お子様方はウンチ大好きですからきっと大喜びするだろうと想像します

こういう微生物が下水道に流れてくる洗濯やお皿洗った排水中の汚れ、それにウンチやオシッコなどなどを食べてキレイな水に戻してくれるのだそう
しかもこのような微生物は勝手に集まってきてくれるから、わざわざ微生物を採ってきて放流するようなことは無いのだそうです

そういう下水のウンチクを知ったら、地下5階の下水道内部拝見へ


これがまさにホンモノの下水管の内部写真です
地下5階から短い廊下があって、そこを進むと部屋状の空間があります
ここは下水管の上を繰り抜いて、部屋に直接接続した場所で、
繰り抜いた下水管にかかる橋から内部を拝見するしくみ
流れているのは紛れもなく、
さっき誰かがしたウンチも流れている下水なのです

ちなみに、下水が黄色く見えるのは・・・

ウンチやオシッコの色ではないのだそうです
照明が黄色いからこう見えるだけで、実際にコップにすくったものは灰色のモヤモヤが混じる半透明な液体、なのだそうです

こうした疑問には地上2階に常駐するスタッフの方々に質問したら丁寧に教えていただけました

でも、下水道内部は独特の匂いがします
ウンチの匂いではありません
清掃がよく行き届いた駅のおトイレの匂いを、ずいぶん濃くしたような・・・そんな匂いがいたしました

小平市 ぶれあい下水道館のサイト(下記)には動画が見られるようになっていて、見たら分かるのですが、やっぱり匂いは現物にふれあわないと分かりません
ヒマがあったら是非行って見て匂いも体験してみてはいかがかとnoteしました


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