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僕は触媒になりたい

10年間、ほぼ毎日塾講師として
たくさんの生徒と時間を共有してきた。

自分の
社会的意義とか
アイデンティティとか

そんな大それたことでは、無いんだけど

僕は触媒になりたい

そんなことを最近、思うようになった。

触媒とは、
一般に、特定の化学反応の反応速度を速める物質で、
自身は反応の前後で変化しないものをいう。

なぜ、私が触媒になりたいのか。

教科書を読んでも、さっぱり頭に入って来ない。
子どもにアドバイスをしても、改善が見られない。
自分の目標に、どうしても届きそうにない。

このような
助けを求めている学生や保護者の方に
ちょっとした助けを手渡ししてあげたい。
そんな大それたことでは、無いのだけれども。

自分ができることはちっぽけだと、よく思う。

結局、自分にできることは

きっかけを与え続けること

これしか、ない。

目標達成に向けて

何度でも
何度でも何度でも
何度でも何度でも何度でも

きっかけを与え続けることで

化学反応を起こすしかない。

教科書と学生
保護者と学生
目標点と学生

それぞれの仲立ちをするのが私の仕事だ。

でも、少しだけ触媒であってはいけない部分もある。

それは

僕も変わり続けなくてはいけない

ということだ。

そんな自分を

進化する触媒

とでも名付けようか。

今日も明日も明後日も

たくさんの化学変化を届けよう。

自身も変化を伴いながら。



#自分にとって大切なこと

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