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短時間でTOEICの得点を爆上げする再現性の高い方法(2/2)~TOEIC力を上げるためにやるべき事~

はじめに

皆さん、ご無沙汰しています。

今回の記事は、前回書かせていただいた

短時間でTOEICの得点を爆上げする再現性の高い方法(1/2)~TOEICの点数=英語力×「TOEIC力」~

https://note.com/onkochishin317/n/ndd2e0635cd88

の続きになります。

前回のおさらい

TOEICには、誰でも最短距離で得点UPできる、再現性の高い効率的な勉強法があり、その理由は、記号選択制の資格試験であるからです。

この性質によって、TOEICでは繰り返し同じような問題が出るし、出題される場面も限られているというわけです。

そのため、公式問題集をはじめとした有用なツールを用いて対策すれば、 短時間で得点UPできるのです!

という内容でかかせていただきました。

今回の内容

前回は、勉強実施に当たっての考え方のような、概要的・抽象的なお話をさせていただきましたが、今回は、具体的に有用ツールとその使い方をご紹介します!

これを使え!TOEICの学習に使うべき有用ツール

今回は、TOEICの勉強に使えるツールをいくつかご紹介します。

そのうち、①絶対に使うべきアイテム と、②時間があればベースアップに使えるアイテム の二種類があるので、これらを順番にご紹介していきます。

① 絶対に使うべきアイテム

【公式問題集】

TOEICの問題を作っているETSという団体が、TOEIC本番の試験と全く同じ要領で作成している問題集です。そのため、他の非公式の問題集とは比にならないほど、本番と似かよった形式の(というより、全く同じ)問題が出ます。

TOEIC本番では問題用紙は回収されるので、この問題集が唯一の本番と同じ問題で対策することができるツールといえるでしょう。

ここで注意したいのは、非公式の問題集もたくさん出版されているものの、これらは全てETS以外の方が作った問題集だということです。

解き比べてみればわかりますが、若干問題の質が違います。具体的には、あえて難しい問題を入れていたり、TOEICでは出題されない単語やシチュエーションが入っていたりします。もちろん英語の地力が上がるという観点や、一応TOEICの問題のような形式なので対策につながるということは否めません。

ただし、公式問題集があるという観点から、あえてほかの問題集を選ぶ理由はないでしょう。TOEICでは、似たシチュエーション・単語などが頻出するといった性質上、訓練として役立つだけでなく、本番に生きる情報の山である公式問題集を絶対に選ぶべきです。

対策方法としては、テスト2週間前から当日の間に2回くらい解くのがおすすめです。解いた後の見直しに非常に大きな効果があり、見直しをしないと逆に意味がないとまで言えます。一番効果があるのは、分からなかった単語の抽出と、場面設定の理解です。同じ人たちが作問している以上、ここで出題された単語や場面は本番でも出題される可能性が高いです。

そのため、問題を解いてわからなかった単語については、必ず単語帳でチェックするべきですし、問題を解いている最中には意味を理解できなかったことも、見直しの際にきちんと確認してどのような内容で、会話の流れの進み方はどんなものだったか、理解することで、本番での対応力UPは間違いありません。

☆見直しの際のマル秘テクニック

公式問題集の解説書には、英文の「和訳」が解説書に書かれています。そこで、これを熟読してください。

すると、シチュエーションはどのようなものか、どんな話題がでてくるのか、会話の流れはどのようなものかといった、TOEICでの出題方法のパターンを、英語で読むより簡単に理解することができます。

ここまでで何度も言っているようにTOEICに出題されるシチュエーションは似通ったものがとても多いです。そのため、この作業を行うことで、問題を解く時になんとなく流れをつかめるようになるため、読むスピードが格段に上がります。また、本番で時間が足りない時や、二択を絞れない時などに、正答を選びやすくなるという観点からも非常におすすめです。

【TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス】

毎回990点満点を取っているTEX加藤さんという方が書いた本です。

同じ人が書いた金のフレーズという単語帳もありますが、こちらは単語だけでなく、例文(センテンス)が360文あり、それぞれに5つほどのTOEIC頻出単語がちりばめられているのが特徴です。そして、金のフレーズよりも、こちらの金のフレーズの方が圧倒的におすすめです。

なぜなら、TOEICで実際に出題されやすそうな文脈で単語を覚えられるからです。詳細に説明すると、各センテンスはTOEICで出題されやすいトピックを凝縮したような内容になっていて、1つのセンテンスの中に1つの話題に関連する単語が散りばめられているからです。

そのため、実際の試験で出てくる複数の単語をセットで効率よく覚えることができるのが大きなメリットなのです!(insurance:保険とreimbursement:払い戻しとか)

さらに、各センテンスの音声データをネットから無料でダウンロードできることも非常に便利です。これを有効活用することで、移動時間や隙間時間にリスニングのトレーニングもできます。

1つ1つのセンテンスはそれほど長くないので、隙間時間で効率よく勉強できるという単語帳の良いところを備えつつ、TOEIC専用の対策を効率よくできる神アイテムと言えるため、まずはこれを継続的にやればスコアアップは間違いありません!

勉強法としては、①単語帳として ②リスニング訓練のツールとして、の2つの使い方を複合的に行っていくのがおすすめです。その方法例が次の通りとなっています。

1周目:

普通に単語帳として勉強し、わからなかった単語に黄色マーカーを引く 

2周目:

各文について、リスニングを何回かして聞き取れるか確認して文章を見る、聞き取れなかった部分に赤ペンで下線、意味が解らなかったところに黄色マーカーでチェック 

その後(または随時):

模試や問題集を解いたときにわからなかった単語を検索、たいていこの単語帳に掲載されているのでその部分に立ち返ってその単語に赤マーカーでチェックを入れて全文を読む

②時間があればベースアップに使えるアイテム 

【TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問】

Part5対策用の問題集です。文法力が不安な人や、ベースアップをゴリゴリやりたい方にお勧めの参考書で、こちらも金のセンテンスと同様にTEX加藤さんの著書です。
内容としては、①文法の項目ごとの軽い説明と基礎問題 ②10回分のPart5の模試と練習問題 という形式になっています。これによって、TOEICに出るものを優先的に、高校時代に勉強した英文法を復習でき、続いて問題をゴリゴリ解くことで、形式に慣れつつ文法項目の知識をつけられるという特徴があります。

こちらの参考書も金のセンテンスと同様に、ネットで音声をダウンロードできるので、模試を解いた後には音声を聞きながら復習を行うと効果的です。

【YOUTUBE】

これは私が個人的に使用したツールになるので、ここまでと比べると信頼性の低い内容になる可能性があるため、飛ばしていただいてもかまいません。私は、YOUTUBEを以下2つの用途に用いました。

①       リスニング力を底上げするためのトレーニング

簡単な単語や文も一切聞き取れないということがあったので、英語の発音に慣れるためのポイントを説明してくれているものを見ました。その例が以下の通りです。

ビジネスカレッジTSUTAYA「弱形について」:

英語の発音で聞き取りにくい部分について概要を説明してくれています。

サマー先生:

toの発音をはじめとして、ネイティブの発音を随時とりいれながら、日本人にやさしい説明で丁寧に教えてくれます。そしてかわいい!

②       TOEICのリスニング模試がたくさん上がっているのでその聞き流し用

TOEIC Part2のように検索するとたくさん問題が出てくるので寝る前に解いていました。スマホ持ってベッドに転がりながらできるのでとにかく楽。取り組むための精神的な抵抗が低いのがうれしい。

試験のタイミングに合わせた勉強計画の立て方

試験勉強一般に言えることですが、試験勉強というものは、試験本番までにどれくらい時間があるかによって、行うべき勉強内容に違いがあります。具体的には、試験までにある程度時間の余裕があるときは基礎的な内容を、試験直前には、テストに直結する内容を、といった具合にです。そこで、TOEICの試験はだいたい1か月に1回実施されるため、1か月という期間を1区切りとして、どのように勉強すればよいか、その例をご紹介します。

1か月前~2週間前:英語の基礎体力をつけることを重視する。

2週間前~前日:TOEICの技術を磨くことを重視する。

当日:どうしても覚えられなかった単語や、問題を解くうえでのコツをまとめたノートを前日のうちに作成しておき、試験直前に見て意識づける。

毎月開催されていることから、何度か受ける際はこれを毎回繰り返すことでさらなるスコアアップを目指せると思います!

前日から当日の体調管理が点数に直結

私自身の話になりますが、980点を取った直前の回で780点だった時には、ほとんど勉強しておらず、かつ前日夜までバイトだったために、当日の試験で試験問題に集中することができませんでした。その結果前回より50点もダウンしてしまい、当日に向けて体調を整えることが大事だと痛感しました。

次に、980点取った回の前日と当日にしたことをご紹介します。脳を働かせるためには、エネルギーとビタミンを補給し、かつ満腹中枢を刺激しないことが重要なので、朝ご飯兼昼ごはんとしてはウイダーインゼリーを飲みました。

また、α-GPCというコリン前駆体を前日と当日の朝に飲みました。これは、食品として認可されている安全な物質です。コリンは脳においてアセチルコリンに変換され、神経伝達物質として作用します。コリン前駆体の中でも、特にα-GPCは血液脳関門を通過できるため、経口摂取でも脳にコリンを届けることが可能になっています。この効能については医学的にも実証されています。こうしたサプリのことを一般的にはスマートドラッグというそうです。
https://jp.iherb.com/pr/now-foods-alpha-gpc-300-mg-60-veg-capsules/12803

そして何より、早めに寝て十分な睡眠をとることを心掛けました。

その結果、当日はどの要素による結果かはわかりませんが、最高のコンディションで頭もいつも以上によく働いた結果、過去最高点を取ることができたのだと感じています。

まとめ

TOEICを勉強するうえで、公式問題集と金のセンテンスは外せない。そのほかにもいくつかお薦めの参考書がある。これらのツールを使い、本番からの時間から逆算しながら正しい時期に正しい方法で対策を行うことで得点UPが見込める。加えて、忘れてはならないのが体調管理である。





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