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LUPICIAの紅茶でおやつ生活を加速させろ(あごぶろぐ)

つい先日、自分はスナックミーでおやつ生活を始めろ……という内容の記事を書いて放流した。一仕事終えた自分はまんぞくし、リンブフィットアドベンチャーなどの最先端スポーツゲーミングをたしなんで肩をほぐした。そしてしばらくするとドァン! という豪快な音とともにポストにスナックミー箱がぶちこまれていたので、自分は暖かい部屋にもどって箱を開け、ゆったりと紅茶の用意を始めた。しかし、そこで一つの可能性に気づいて背中を雷に打たれたようになった。新たにスナックミーという人生を歩み始めたニュービーたちは紅茶を用意しているのか? 

自分は悲惨な光景をイメージした。冷たい床の上で、口の中がパサパサ砂漠になったニュービーたちが転がっている……あわれにもドリンクでのどを潤す方法を知らなかったために、このような悲惨な事態を招いた。もうおやつはこりごりだよ、そんな泣き言まで聞こえてくる。これはよくない。自分はひとしきりティータイムを楽しんだあと、おやつ生活の補足のために急きょ筆を執ることにした。

いいか? おやつという時間を楽しむうえで良い感じの飲み物を用意しないという選択肢はありえない。高いおやつを買っておきながら水道水と一緒にのどに流し込んでいるやつはまずいないだろう。これは何も口の中の水分のためだけではない。

良いドリンクと良いおやつは同時に摂取することで相乗効果を生み、物凄い乗算のバフを掛けるからだ。ものすごい乗算のバフが掛かることでAIMが上がり、ムキムキになり、オンラインレートがバンバン上がっていく。自分もスナックミーのおやつを食べるときは必ず飲み物を淹れている。つまりこれは完全に実体験による信頼できるソースということに他ならない。もちろんDORINKというのは多種多様で、紅茶だけではなく緑茶やコーヒー、ほっトワインでもとにかくなんでもいい。だがぜんぶを書いているとキリがないので今回は紅茶の話をする。紅茶が好きくないやつは他の飲み物を飲むといいと思う。

おやつ生活を始めたばかりで右も左もわからないニュービーは未開のジャングルで迷ったかのごとき心細さでいっぱいだろう。今回はそんなおやつ初心者のために自分が紅茶のしょほてきな知識をレクチャーし、入門にうってつけな茶屋LUPICIAを紹介する。スリップストリームに乗ってついてこい。振り落とされるな……。

・お嬢様の影響で紅茶の敷居を高いと思ってないか?

まずは紅茶の初歩的な説明の前にひとつ誤解を解いておかなければならない。紅茶は誰にでも飲めるドリンクであり、敷居が高いわけではない。何でそんな話をするかと言うと、古今東西あらゆるフィクションで紅茶はお嬢様の飲み物と決まっているからだ。小さいころからマンガとかを読んでいるやつは紅茶と聞けば間違いなくお嬢様を連想するだろう。

あほみたいに広い庭園……ガゼボの中に真っ白いティーテーブルが置いてあり、お嬢様がそこで優雅に紅茶を飲んでいる。傍らには執事(セバスチャン)が立っている。主人公はビビる。読んでいるやつも自分の生活との違いにビビる。これで紅茶=お嬢様という図が完成し、刷り込みが完了するという寸法だ。結果、大人になってもだいたいのやつが紅茶を飲まずにモンエナとかストロングゼロを飲んでいる。

もしお嬢様の呪縛を一瞬打ち破ったとしても次の壁が立ちふさがる。温度……蒸らし時間……硬水だの軟水だの……検索した紅茶の淹れ方のグーグル検索を見てめまいがし、やがて紅茶はやっぱりお嬢様の飲み物だと決めつけ、道が途絶えてしまう。セバスチャンがいないと美味しい紅茶が飲めないのだと絶望してしまったのが敗因だ。だが実際は紅茶は誰でも美味く淹れられるし、そもそもセバスチャンがいる家庭は少ない。自分の家にもセバスチャンはいない。まずは紅茶とお嬢様を切り離せ。あれはフィクションだ。まやかしに囚われて自分を見失うな。

・紅茶は大まかに分けて二種類

お嬢様の幻影を振り払ったところでようやく紅茶の話に入る。紅茶を飲まないやつはお嬢様のイメージ以外にも敷居の高さを感じており、その最たるものが「種類が多すぎてややこしい」という問題だ。実際にスーパーの紅茶売り場に行ってみればわかるがめちゃくちゃな種類が並んでいる。ダージリンだのウバだの、セイロンだのアールグレイ……これがニュービーが二の足を踏んでしまう原因の一つだと自分は昔から睨んでいる。

しかし実はそう構える必要はない。紅茶は大別すれば二種類だ。クラシックティーか、フレーバードティーか。このどちらかしかない。見分け方は簡単だ。紅茶を手に取り、裏面の原材料のところを見てみろ。「紅茶」とだけ書いてあるやつはクラシック。「紅茶 香料」と書いてあるやつはフレーバーだ。シンプルにそれだけで、深く考える必要はどこにもない。

→クラシックティー
例)ダージリン、アッサムなど

クラシックティーは茶葉ほんらいの風味を楽しむための紅茶だ。つまりそこに糖分とか香料などはなく、混じりけのない茶葉そのもので勝負している。茶葉の銘柄はダージリン地方とかアッサム地方といったように産地から名前が取られている。

実際はクラシックティーの中でもブレンドティーがあったりとか、クラシックティーという定義がそもそも……とか詳しいやつに言わせれば色々あるだろうが、自分はそういういちゃもん野郎のために記事を書いているわけではないので相手にしない。今回紹介するLUPICIAが「クラシックティー」という言葉を使っているのでそれに合わせている。

→フレーバードティー
例)アールグレイ、アップルティーなど

読んで字のごとく「フレーバー」が付いている紅茶だ。フルーツの香りなどが茶葉に付けられており、モノによって様々な風味を楽しめる。「フレーバードティーの緑茶もあるんですけど?」みたいなまぜっかえしをするあほのために書いている記事ではないのでここでは香料つきの紅茶のことを指していると覚えればいい。

紅茶には膨大な種類があるのでそれらの銘柄を一つ一つ覚えるのはまず不可能だ。だからこうして大雑把に二つに分ければそれだけで覚えやすい。紅茶にはあまりにも深い歴史があるために尻込みするのもわかるし、素人が覚えた気になると必ずあほのヘイトマンが現れて横からワーワー言ってくる可能性は確かにある。だがそいつらが本当に正しい知識を持って実践しているかはわからないし、鵜吞みにしてクヨクヨしたりするな。大して知識がなくても堂々と胸を張れ。そもそも本当に賢いやつは知識をマウントに使ったりはしない。

・ティーバッグとリーふティーの違い

そろそろ実践編に移りたいがその前にティーバッグとリーフティーの違いを教えておかなければならない。この二つの違いと使い分けはともすればこの記事の中でもっとも重要な情報だ。いいか? 一度しか言わないからよく聞いておけ。

ティーバッグとリーフティーの違いは、茶葉が袋に入っているかどうかだ。これはマジの話だ。ニュービーだからとナメているわけでは断じてない。ティーバッグ式を買えば、茶葉が個包装されている。リーフティー式を買えば、袋にそのまま茶葉がドザッと入っている。単にそれだけだ。形式としての話はそれで終わりだが、もちろんそれぞれにメリット・デメリットがある。その話も簡単にしておこう。

・ティーバッグ
メリット→茶葉を量ったり入れるという手間がなく後片づけも楽

デメリット→リーフティーに比べると袋代のぶん割高

ティーバッグの強みは煩わしさが少ない点だ。袋に入っているので一々量る必要もなく、ゴミも出にくい。オフィスとかに持ち込んでさっと淹れるとかそういうこともできる。

デメリットはリーフティーに比べると割高という点で、これは中々にシビアな問題となっている。
ティーバッグは当然袋がついているので袋分はリーフティーよりも高い。プレゼント用ならティーバッグで間違いないが、家で紅茶を楽しむことを考えればいずれはリーフティーにシフトしていきたいというのが正直な見方だ。

・リーフティー
メリット→自分で茶葉の量を調整できる

デメリット→洗うのがめんどくさい
        たまに茶葉を派手にこぼすとゲンナリする

リーフティー最大のメリットは気分次第で茶葉の量が調整できる点だ。これに尽きる。例えばスプラトゥーンをおもむろに始め、ガチホコで小学生にボコボコにされ「noob」と嘲笑をくらったとする。こんなときに落ち着くには薄い紅茶ではまったく足りない。ガッツリと茶葉をすくい、めちゃくちゃ濃いやつを淹れなければ心の平穏を取り戻すことはとうてい不可能だ。

デメリットはもちろん、茶葉があちこちに張り付いて洗いにくい点だ。しかしこれには対処法がある。スーパーでお茶パック(出汁パック)を買ってそこに茶葉を入れるという手法があり、これにより疑似的にティーバッグを作り出すことが可能だ。この手法を使えば同じ紅茶を買うのでもティーバッグを買うよりも遥かに高いコストパフォーマンスでガブガブ飲めるようになる。これまでの文脈からだいたい察せられるだろうが、自分はリーフティー派だ。

・ついに紅茶を淹れる


よくぞここまでたどり着いた。ここからはついに実践編だ。まず最初に言っておくが自分は小手先のテクニックを使わない。知識として知ってはいるが、やらない。温度が何℃とか高度はどの位置だとか……単純にめんどくさいからだ。よほどものすごい高価なやつとかが手に入ったらやるかもしれないが、普段は容器を温めすらしない。すぐに淹れてすぐに飲みたいからだ。

紅茶という文化は深淵そのものだ。美味くする工夫はいくらでもある。だが自分はできることしかやらない。そもそもの目的は美味いお茶で良い時間を過ごすことであって色んなルー^ルを守ることではないからだ。細かいことはやりたいやつがやればいい。最初にそれだけは言っておく。

1.電気ケトルにお湯を注ぎ、沸騰させる
2.お茶パックにドザールスプーンですくった茶葉をぶちこんで折り曲げる(折り曲げが足りないと茶葉がパックから脱走し悲惨なことになる)
3.お茶パックをマグに入れ、沸騰したお湯を注いで蓋をする
4.グーグル(もしくはSIRI)に指令を出し、所定の時間を計る
5.蓋を取りマグからお茶パックを取り出して完成

これで美味いお茶が飲めるという寸法だ。これまでに色々と試しはしたが、今の淹れ方と道具で満足している。複雑なことはしていないので解説はしないが、道具の補足はいちおうしておく。


茶葉をすくうのに使ったドザールというのは茶葉の軽量スプーンのことだ。これはふつうにLUPICIAで売っているが買ったわけではなく、なんかのセットに付属していていつの間にか持っていた。別に茶葉をすくうのは普通のスプーンでもいいが、浅すぎると茶葉をこぼすし、深かったりデカすぎると茶葉を取りすぎる。意外とその塩梅がめんどくさいので買って持っておくのはアリだ。大した金額ではない。

自分が使っているマグはLUPICIAの「茶こしマグ」というアイテムだ。これの優れたところは蓋つきであることと、茶こしが付いている点の二つある。まず蓋が付いていることで放っておいても埃が入らず、蓋をすれば冬でも冷めにくい。

そしてメインは茶こしだ。自分の場合はお茶パックに茶葉を入れるので茶こし部分に直接茶葉を入れるわけではないが、茶こしをそのまま持ちあげて出すだけなのでお茶パックを取り出しやすい。シリコン製なのでお茶を淹れた直後でも熱くなく、さっと洗ってカゴに入れることも可能だ。電子レンジと食洗器にも両対応している。

また、丸いポット型のマグもある。こっちもいい。

もちろん普通のマグカップでも湯呑でも飲めればなんでもいいが、二年くらい紅茶を飲み続け……あらゆる無駄を省こうとした結果、自分は今のスタイルにたどり着いた。ティーポットも持っているが、好きな分量を淹れられるわけではないのでマグで一人分を淹れて飲むのが一番手っ取り早い。ニュービーは肩ひじを張らずにまずは手元のマグカップとかで飲むことをおすすめする。

・LUPICIAであらゆるお茶を探せ

LUPISIAはお茶屋だ。たまにイオンモールとかにも入っているから見たことがあるかもしれない。自分がLUPICIAを重宝している理由はたんじゅんに色々なお茶をカジュアルに買えるからだ。今回はメインで利用しているのを理由にLUPICIAの名前を出したが、近場に心当たりのある茶屋があるならそれでいい。

この項目ではお茶という広大な冒険に出るに相応しい商品をいくつかPICKUPしていく。

→ティー テイスティングセット(ティーバッグ)

初期装備めいたお茶のセットだ。紅茶から日本茶、ノンカフェインのものまでバリエーション豊富に選ぶことができる。この中では一般的なイメージの強い「クラシック紅茶」か「フレーバード紅茶」あたりがオススメだ。ポピュラーなやつを楽しみたいならクラシック。色んなフレーバーを試してみたい場合はフレーバードを選べ。

このセットの優れたところは送料無料でポストに届く点と、いくつもの味を少しずつ味見できる点だ。ドサッと茶葉を買ったがぜんぜん舌に合わなかった、という悲惨な事態を避けることができる。

→THE BOOK OF TEA(ティーバッグ)


本の形をした巨大なBOXにたくさんのティーバッグが詰まった豪華な目玉商品だ。かなり魔力を感じる見た目をしており、ティーバッグも個包装になっていてスペシャル感が強い。自分はcorona禍が始まりだした頃にBARに行かない理由としてこれを買い、そこから見事にお茶の世界にハマった。現在は第15弾まで販売されており、次が16弾だ。値段や内容はころころ変わるが、毎回魅力的なオマケがついていて飽きさせないシリーズだ。

最初に手を出すには敷居が高そうな見た目だが、これだけのヴァリエーションを楽しめる商品は滅多にない。下手に単品買いするよりもBOOK OF TEAを使って至高の一品を探すのも良い手だ。

→単品(リーフティー・ティーバッグ)

気になったお茶があるなら単品で買ってしまうのが一番手っ取り早い。単品にはリーフティーとティーバッグの二種類がある。また、リーフティーでも缶入りのやつと袋のやつがあるから気をつけろ。缶入りは保管用の缶がついており、缶の分だけ値段が高い。

保管の方法として缶はわかりやすく、整理もしやすい。銘柄によってはデザインが描かれた缶があり、コレクター癖のある人間にとってはたまらないコンテンツだ。自分はデザイン缶をあほみたいな数持っている。しかしハッキリ言ってかさばる。

→ルピシア@グラン・マルシェ(期間限定開催 2022年 1/14~2/14)

これは商品ではなくオンラインイベントだ。ヴァーチャル会場を移動して様々なエリアを見て回るという一風変わった形式となっている。期間限定なので記事に書くかすこし悩んだが、ちょうど今日1月14日から一ヶ月ほど開催するようなのでこの記事でも取り扱っておく。これはかなり見逃せないイベントだ。ヴァーチャルと言われてOculus Questとかを持っていないやつは絶望するかもしれないが、VRゴーグルとかは必要ない。ブラウザで入場してマウス操作でウロウロするだけでいいからだ。ヴァーチャル空間とはいえ他人とか店員は存在しないので安心しろ。完全に一人だけの自由なる世界がそこに広がっている。

グラン・マルシェの一番のポイントは150種以上の商品を10%OFFとか特別価格で買えることだ。つまり単品のお茶とかはグラン・マルシェで取り扱っていればそこで買ったほうがお得というわけだ。イベント限定のお茶とかも売っているし、5000円以上買えば30種類のお茶の中からお試しのティーバッグを5種選んでもらえる。5000円と聞くとビビって椅子から転げ落ちるやつもいるが、お茶というのは茶葉で何回も淹れられるのでコンビニで酒とかを買い続けているより遥かに安い。トータルの計算をしろ。もちろんお試しでそこまでカネを掛けるかは人それぞれなのでじぶんの大蔵省と相談して決めればいい。

今回はちょうどグラン・マルシェが始まったので、まずはグラン・マルシェに行ってみるのを強くオススメする。お茶だけではなくお茶に合ううまいやつとか、ビールもある。ハッキリ言って今の時点でだいたいのやつは「お茶を見て買うだけでしょ?」と冷めきった態度なのはこちらもお見通しだ。しかしスナックミーがおやつを買うだけで留まらずエンターテイメントに昇華しているように、LUPICIAもエンターテイメントだ。どんな文化にも人が付いて行っている理由がそんざいする。それをグラン・マルシェで体験しろ。

・あごぶろぐ オススメの紅茶

ここからはオススメの紅茶の紹介をする。自分はCORONA禍に入ってからの二年間がむしゃらに飲み続けてきたのでフレーバードtェイーには詳しい。特に期間限定のやつはほとんど飲んだし、デザイン缶が溜まりすぎてヤバい。しかし期間限定のやつは当然時期によっては売っていないので、記事としての資料性を高めるためにも通年販売のやつを優先して紹介していく。


ダージリン・ザ ファーストフラッシュ。紅茶に詳しくないやつも聞いたことはあるはずだ。春摘みのダージリンで、淹れると紅茶らしからぬ色をしている。一般的に想像する紅茶よりも緑茶などに味わいは似ているかもしれない。洋菓子だけじゃなく和菓子とかも食えるので汎用性が高く、これ一本で戦っていける強さがある。

通年販売のやつには「ニルギリ」と「ニルギリ・ブロークン」がある。たぶんブロークンは茶葉が粉々になっているタイプのやつだ。どう違うのか? それは知らない。たぶん茶葉が細かいと味がしっかり出るとかそういうことだと思うが、細かいことは気にするな。自分は「ブロークン」という語感が好きでこっちを買っている。ブロークン。無骨なハンマーのイメージだ。さぞかし破壊力があるのだろう。

ニルギリはレモンティーにするのを強くオススメしている。薄く輪切りにしたレモンを二回くらいくぐらせると超うまい。ただしレモンには防カビ剤が付いてるやつもあるから気を付けろ。レモン汁で代用できないかと試したこともあるが、これは明確に違った。ニルギリの真価を見たくば生のレモンを使え。これは自分が通ぶりたいから言っているわけじゃなく、マジのアドバイスだ。

ここからはフレーバードだ。紅茶にぜんぜん明るくないというやつはクラシックよりもフレーバードで自分の好みを探っていくのが断然いい。なぜかというと香料とかでわかりやすく風味がついており、違いがわかりやすいからだ。フルーツや花などの好みによって好き嫌いが分かれやすい。

自分はロゼロワイヤルに限らずシャンパンとかスパークリングワインの香りがするやつが好きでよく買っている。好みを追求していった結果だ。色々試していって自分に合った風味を探していくと抜群に面白くなる。

身も蓋もない勧め方だがLUPICIAの数多ある通年販売紅茶の中でもデザイン缶があるやつは特に売れている。ロゼロワイヤルがその最たる例だ。デザイン缶は強さの証、腰に輝くチャンピオンベルト……最初はそういう売れ線のやつから試していくのが無難だ。

見た目が華やかなフレーバードティーだ。紅茶ニュービーはまず袋を開けて茶葉を見て唖然とするだろう。袋を開けたところからすでに紅茶という戦いは始まっているということをこいつはド派手に示している。一見すると夏っぽい雰囲気だが通年販売で、いつでも買えるのが一番のウリだ。

見た目でだいたい分かろうというものだが花の香りのするフレーバードだ。味はしっかり甘い。自分は基本ストレートでしか紅茶を飲まないがこいつはミルクティーにするのもいいだろう。こいつ自体が甘いから超甘いクッキーとかを食べるのには合わないかもしれない。めちゃくちゃ疲れて頭があほになったときに飲め。

ひらきは期間限定(一月~二月?)なので紹介するか迷ったが、今が時期なので絶対に書かなければならない。梅と桃の香りが素晴らしい紅茶で、茶葉を見てみるとあられとかが入っていて面白い。すべての期間限定茶の中で自分は一二を争うくらいにはこれが好きだ。殿堂入りしている。

今回紹介する最後のお茶にして唯一のルイボスティーだ。紅茶には「デカフェ」というカフェインを取り除かれた種類が存在するが、これはルイボスという植物から出来ており最初からカフェインが入っていない。子どもとか、カフェインを摂りすぎると眠れなくなるやつにオススメだ。万人受けするのでプレゼント用にもいいだろう。

・グラン・マルシェで会おう

最初は2000文字くらいを目安に書いてオススメの紅茶を出して帰るつもりだったが気が付いたら四倍くらいのボリュームになっていた。こうしてニュービー向けとして記事を書いていると昔の、右も左もわからなかったBABY時代の自分が思い出される。

当時は自分も紅茶をお嬢様の飲み物だと信じてうたがわなかったし、温度だの軟水だのというしきたりを意識しすぎていて面白くなさそうなコンテンツだと思っていた。だが、実際に蓋を開けてみれば自分の好きなドリンクを好きなときに好きなだけ飲める、一つの小世界だった……そんな気づきが広まり、クッキーで口を砂漠にする者が一人でも減ることを願っている。

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ドーモ! ドネートは常時受け付けています。 ドネートはときにおやつやお茶代に使われます。