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#のののーと8

トイレに行きたくてコンビニに寄った。
コンビニのトイレは綺麗だ。全部様式で便座も暖かい。私はおしっこがしたかった。だが、立ち小便用の便器はなかった。それは仕方のないことだ。用を足した。だがよく見ると便器に前の人のう〜こが残っていた。

このまま出ると私はう〜こをしたと思われるし、なんならう〜こを残したやつだと思われる。でも特に何もせずトイレを流した。

う〜こは残った。

残った。綺麗に。そこに元々あるかのように。


「いや〜困るなぁ」

声が出てしまった。これは困るのだ。私が私という証を残したことになる。これは困る。でも片付けはしたくない。だって誰かのう〜こだから。困るなぁ。でも出るしかないなぁ。個室を出る。すれ違いで違う人が入った。


終わった。

これであれは私という証になった。

あんなのは私ではない。私はもっと凄い。
いや、張り合うな。何と張り合っているんだ。

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