見出し画像

入院4日目(手術2日後-止血剤(止血ガーゼ)抜き)

2023/9/21(木)
すごく痛い”という情報が多い恐怖の「止血剤(止血ガーゼ)抜き」の日です。


朝のコンディション

  • 熱37.0度

  • 真夜中と明け方に黒っぽい便が出たが、朝ごはん後に少し黒さが治まった感じ

  • 朝食は相変わらず食欲なしだけど昨夜よりは食べれた(バナナ、ごはん3~4口、お味噌汁、お豆腐半分、お浸し少し、牛乳はもらっておいて後で少しずつ飲んだ)

朝ごはん

朝8時から抗生剤の点滴(約30分ほど。前日までなんともなかったのに、針を刺している部分に少し痛みを感じるように)。
昨日まで熱はなかったのに微熱が発生。
翌日が退院予定で、退院延期なんてことになったら困るので、できるだけベッドで安静に過ごしてました。

止血剤(止血ガーゼ)抜き

お昼前くらいだったか、「止血剤(止血ガーゼ)抜き」で外来に呼ばれました。Twitterなどの経験者の情報を調べている中、「これが一番辛かった」と言っている人が多かった施術です。
その予備知識があったので、かなりナーバスになっていたことは言うまでもありません。

私がお世話になっている病院は、施術前の説明がほぼありません。
この時も、椅子に座って「抜きますね。力抜いてくださいね。」くらいだったかと。怖くて目をつむっていたのですが、目をつむるのはよくないそうで、目を開けるように言われました。

結論としては、ヌルッと何かが抜ける感じの気持ち悪さは一瞬ありましたが、結構素早く抜かれたからか、その気持ち悪さも一瞬だし、痛みはほぼ感じませんでした(先生が、「固まってしまうと痛いんでね」とおっしゃっていたのを記憶しています)。
その代わり、吐血かと思うほどの大量の血が喉から口に流れ出てきたのが衝撃的すぎました。ティッシュでぬぐってもぬぐってもどんどん出てきます。
痛さの事を言っている人は多かったけど、出血(しかも大量の)事を言っている人は見かけなかったので、不意打ちすぎて驚いたのなんの。

先生が事前に言ってくれていたら、もう少し心の準備ができたのに、、、。
おかげで少し血を飲み込んでしまった気がします。
(これ以降過敏になり、施術前に「痛いですか?」「また血が出るんですか?」「麻酔はしますか?」と質問することにしました。)

口に血が溜まってくる中必死で「どれくらい出続けるのか」聞いたら、1時間くらいで止まるとのこと。
結果的に、大量に出てくるのはせいぜい10~15分くらいだったと思いますが、はっきり計ってないですが、完全に出なくなるにはやはり1時間近くかかったような気がします。
外来に行くときは歩いて1人で行きましたが、ティッシュボックス、ティッシュ、ごみ袋などをかかえて流れ出る血を吐き出しながら1人で歩いて帰るのは無理だったので、帰りは病棟のヘルパーさんに迎えに来ていただき、生まれて初めて車椅子に乗って連れて帰っていただきました。

鼻うがい

出血が治まった頃、鼻うがいの仕方などを看護師さんから教えて頂きました。今日から毎日、朝・昼・晩と1日3回の鼻うがいをするのだそうです。
鼻炎などのアレルギーがあるにも関わらず、今まで一度も鼻うがいをしたことがありません。
そういうことをやっておけば、もしかして好酸球性副鼻腔炎になる事もなかったんだろうか・・・と、つい過去の自分を悔やんでしまいます。

止血剤(止血ガーゼ)抜き後

そして、こんなタイミングでお昼ごはんに。
血はかなり治まってきてましたが、あまりの衝撃と疲れで食事どころではなく、、、。でも、アイスはものすごく食べたかったので、溶ける前に必死で頂きました。
というわけで、結局お昼ごはんはアイスのみ。

昼ごはん

朝、少し微熱があったので、この日は何度か検温にきてくださり。
お昼ごろ37.4度にあがりましたが、その後平熱に戻り、熱の心配はなくなりました。

止血剤(止血ガーゼ)抜きの出血が治まったころ、あまりにも食事がとれていないのでさすがに体力面が心配になり。
「トイレまで」だった行動制限が「院内移動OK」になった事もあり、せめて野菜ジュースでも飲もうと、病院内のコンビニエンスストアまで行ってみたのですが、ほぼ何も食べてない上にずっとベッドにいたので、病室からエレベーターホールに行くだけでも息も絶え絶え。
大きな病気でずっと病院にいる方々はこんななのかな、、などと思いながら、「やはり一番大事なのは健康だ」と改めて感じる毎日です。

手術以降シャワーも不可だったのですが、ようやくシャワーOKの許可が出て。汗もかいてないので体は平気でしたが、髪が気持ち悪かったので、熱が下がったこともあり17時ごろ3日ぶりのシャワーを浴びました。
シャワー中ももちろん息も絶え絶え。「こんな調子で翌日退院なんてできるの?」と心配になったのを覚えています。

そして晩ごはん。
この日はお昼がアイスしか食べれず、コンビニエンスストアで買った野菜ジュースとビタミン系ドリンクのみだったので、少しは固形物も食べなければと、頑張って食べました。
幸い少し食べれるようになっていて、サラダ、キウイ、エビときゅうりの酢の物、煮物の人参とじゃがいも、ごはん5口ほど、ゼリーを食べました。
食後は、歯磨きとセットで鼻うがい!!

晩ごはん

夜8時。最後の点滴です。
今朝も少し痛くて、針の向きなど微調整してもらったのですが、夜もまた痛くて。看護師さんに「痛い」旨伝えると、赤くなっていて血管がもう限界とのこと。点滴も入らなくなってしまい、これが最後の点滴だというのに、結果的に別の場所に入れなおしてもらい、ようやく最後の点滴が終わりました。

明日退院という嬉しさからか、ようやく病院に慣れたのか、、。
理由はわかりませんが、ずっと眠れてなかった睡眠不足もあって、おそらく20時ころからうとうと眠ってしまい、消灯時間に電気を消される時の記憶がなかったです。
とはいえ、鼻に綿球を入れた状態での口呼吸では深くは眠れず、たびたび目は覚めてしまうのですが、、、。
こんな感じの入院最後の夜でした。

余談~溶けるガーゼ

今回体験した「止血剤(止血ガーゼ)抜き」ですが、退院後偶然見つけた情報で、「溶けるガーゼ」というものを使って治療をする病院もあるようです。
溶けて体内に吸収されるので、ガーゼ抜きをする必要がない!!」ということです。
その方法のデメリットがあるのか?までは調べ切れていないのですが、気になる方は一度調べて見られてもよいかもしれません。
「副鼻腔炎 溶けるガーゼ」などのキーワードで検索すれば、情報が見れるかと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?