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2020年2月に読んだ本

おはようございます。先月読んだ本に関して、まとめていきます。
なにか本選びの参考になれば幸いです。

「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質

名著「ブラックス・スワン」を書いたニコラス・タレブさんが、リスクを取って生きることのススメをまとめた本。世の中にいる”身銭を切る人(リスクを取る人)”と”身銭を切らない人(リスクを取らない人)”の違いを示しながら、身銭を取っていきることを全力で押している。人生の中で重要なリスクを取るかとらないかを迷ったときに、読んでおきたい本。


科学が証明した自分を変える最強戦略

組織心理学者の著者が、人間の「意志力」にたよってなにかを成し遂げるのは、なかなか難しいことではないか?という疑問から、「意志力」にたよるのではなく、自分を取り巻く「環境」をデザインすることで、「意志力」を使わずとも、自分を変える方法をまとめている。なかなか網羅的に書かれた本なので実践をしながら、何度も読み、環境を変えて自分を変えていきたい。


AIが変える世界と人間の未来

AIがもたらす未来を生活や政治や経済や国家、そして人のあり方・生き方などの様々な観点でまとめている本。
今後AIが自分の選択や感情をコントロールできるようになってしまうので、今のうちに自分を知る努力をすることが大事だし、僕が生きている間に起きる変化なので、変化を悲観しすぎず、楽しみながら、向き合って行きたいなと思った。


ファンベース

朝コミュニティ仲間におすすめしてもらった本。コミュニティ運営にも転用できる話がされている。
サービスをの8割の売上を作るのは、ユーザーの中の2~3割の熱球的なファン。だからそのファンがより熱狂するように「共感・愛着・信頼」の3つを作り出すために様々な施策を紹介している。
今僕がやっている事業は立ち上げたばかりなので、すぐには使えないけど、今後ファンマーケティングは成長の鍵になりそう。


「畳み人」という選択

社長やPJリーダーなどのアイデアマン(広げ人)が考えた突拍子もないアイデアは、実現されて初めて社会に評価される。そのアイデアの実現を請け負うのが「畳み人」だ。「畳み人」は、「広げ人」の黒子に徹しながら、実行をレベル高く行うことで、評価もされるし、

チームにいる広げ人の役割や気持が理解できて、いまは畳み人として、広げ人のアイデアをリスクを潰しながら実現する人になりたいと思える本でした。 
また、場合によってはアイデアを広げる立場にもなるので、チームのなかで使い分けたいなとおもいます。


失敗の本質

名著『失敗の本質』を分かりやすく解説した本。本書では日本軍がアメリカに敗北した理由と現代において日本が海外企業に負けている理由は一緒だとして、敗北理由を分析している。

・いままでのやり方に固執せずに成果をあげることに固執
・実力のある人材を生かす仕組み・雰囲気作り
・事業リスクを無視せず、受け入れた上で回避する対策を練る
・リーダーとはみたくない問題に向き合って、解決する覚悟が必要。
 組織の限界にならない。耳のいたい話を積極にする

など耳の痛い話がおおく、今の仕事に活かせそうな示唆が多かった。

ギフトの開け方

SHOWROOMの前田裕二さんが、著名人と人の才能を生かす『プロデュース力』をテーマにした会話をまとめた本。

端的に言うと、自分の中の才能を活用するには

①才能を活用する戦略が必要。どこで、どんなギフトを提供するか。才能のクオリティーを磨くのか、売場を変えるのか戦略を考える

②体力が必要。戦略を履行するためなめにも体力が必要。睡眠と健康のバランス。

③愛情が必要。自分の才能を愛し、ユーザーや仲間に対する愛を持つ。無駄な批判は全無視。

なかでも響いたのは、蛯川実花さんが話してた、

"努力ができるはあくまでスタートライン。努力ができるから成功する、なら誰でも成功できる。そこから、効率をあげながらバランスよく長く努力することが大事"

という話し。まだまだ、自分は未熟だなあと感じたし、100年生きることを考えると、まだまだ効率あげていろいろ挑戦したい


佐藤可士和の超整理術

情報の整理やものの整理が苦手なので読んで、整理術を学んでみた。本書で言う整理とは問題解決のための整理術。
課題整理という点で、洗い出し(全量把握)→カテゴライズ(タグ付け)→優先度付け→状態・進捗管理→クロージング、までのサイクルを正しく早く回せるように、毎日意識していきたい。


免疫力を強くする ワクチンと免疫のしくみ

ちょうどコロナウィルスが流行っているが、コロナを始めとするウィルスに体はどう対抗するのかが気になって読んでみた。
本書では、科学研究をもとにわかった「免疫の仕組み」と「ワクチン」の仕組みを解説しながら、よくある「ワクチンは危険」神話の否定・免疫を上げる方法の提示を行ってる。

この本を読んでいると、いかに体がウィルスを防ぎ、抵抗する仕組みを初期設定でもっていることがわかる。だから、変にその仕組が働くのを邪魔はせずに、免疫力を強くして、病気に対抗できる体を作りたいなと思った。

また、一過性で記事を書いているメディアの発言ではなく、免疫学をしっかり研究している先生の話を聞くべきだとおもった。


まとめ

今月は、今やっている仕事をこれからもやるのかといった重要な節目の月であったので、タレブさんの「身銭を切れ」が心に響きました。僕自身もリスクをとってまずは、「畳み人」として実行力を徹底的に鍛えようと思います。

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