[北海道日本ハムファイターズ観戦日記 2021] 4/22 今後の監督人事に関して、あるハムファンの妄想

 以下は、今の栗山体制に不満のあるいちファンの妄想です。全く根拠のない想像ではありませんが、妄想は妄想なので、笑って読み流していただければ幸いです。栗山監督支持派など立場を異にする方が読めば不快になる可能性大なので、その場合はそっとこのページから離れてください。以上注意書き終わり!(敬称略)







 いっそハムはこれから中途半端に4位とか5位になるよりも、負け続けてダントツ最下位のまま栗山が休養してくれるのがベターと思っていました。もう栗山体制じゃ無理というのは、多くのファンの共通認識と思われるので。

 休養すると立場的にヘッドコーチの小笠原を代理監督に据えるのが筋でしょう。しかしテレビを見てるとわかりますが、栗山と小笠原は試合中も全くコミュニケーションがなく、おそらく両者の仲は冷え切っているものと推測されます。

 今の吉村GM以下フロント幹部と栗山はツーカーの仲というか一蓮托生だから、たとえ世論に抗しきれず辞めても栗山は退団せず何らかの形で球団に止まり権力を行使する立場に居続けると思われます。たとえ監督を勇退しても院政を敷いて後任には自分の傀儡を置きたい栗山が、自分の後任に小笠原など許すはずがない。実際、過去に栗山の下でヘッドコーチ、あるいはそれに近いNO.2の立場だったコーチは、白井、福良、阿井、田中幸雄、あるいは吉井など、すべて追い出されています。田中幸雄が退団したのは健康上の理由と発表されましたが、実際は球団からこれという理由も告げられることなく一方的に解雇されたのが、田中の最近の証言でわかっています。


 また球団としても、万が一代理監督になった小笠原がチームを立て直し好成績を納めたら、更迭する理由がなくなり困る。なぜかと言えば、栗山の後任は稲葉と決めているから。上の動画でもコユキは、稲葉が次期監督だろうと言ってますね。歳がひとつしか違わない(小笠原がひとつ上)、しかも外様の稲葉と違い、生え抜きのスターである小笠原が監督として実績を残したら、稲葉が監督として就任する可能性は(少なくても2023年までには)限りなくゼロになります。なのでハムの監督を小笠原にすることは絶対避けたい。なぜ稲葉にそれほど執着するかといえば、稲葉が男前で、しかも大人しくて従順な性格が傀儡として最適だからです。ハムの監督はヒルマン、梨田、栗山と、見栄えが一番重視されますからね。馬鹿馬鹿しいようだが、これは一面の真実だと思います。

なのでハムの監督人事として考えられるのは以下の2つ。

1)このままどんなに負け続けようが、チームが壊れようが、とにかく今季は栗山監督と心中。この可能性が一番高い。

2)もし世論に抗しきれず栗山休養になったら、荒木投手コーチを代理監督に。栗山よりも歳上の、しかも同じヤクルトOBの荒木代理監督なら、稲葉までの、あるいは栗山再登板までの繋ぎとして最適。荒木もかつての甲子園のアイドルですしね。ちなみに荒木が監督になるとどうなるかというと、プロデビュー間もない新人投手に対して「勝ちたいなら完投しろ」と命ずる前時代なパワハラコーチなので推して知るべしです。もしかしたら栗山より最悪かも。

▽日本ハム荒木投手コーチ(伊藤に対し)「今日は、なんとか勝ち星を付けてあげたかった。これが、この世界の厳しさ。厳しいことを言うと、1人で投げ勝てるような大きな投手になってくれたら、もっとチームにもプラスになる」


 もし東京オリンピックが予定通り開催されれば、それを花道に稲葉は代表監督を勇退、オフには栗山の後任として(あるいは、荒木代理監督に代わる正式な監督として)、ハム監督に就任するのはほぼ間違いないでしょう。もちろんオリンピックが中止になっても同様です。

 もしオリンピックが中止ではなく再度延期になったら、どうするか。その場合は稲葉が監督就任可能な身分になるまで栗山が続投か、あるいは荒木が繋ぎの監督として就任するでしょう。

 とにかく2023年の新球場開場にあわせ稲葉新監督就任、というのは球団の既定路線。栗山もそれを承知していて、稲葉に監督を禅譲したあとは多分GMとして球団全部を取り仕切る立場になると思われます。今のGMであり、ハム本社にもおぼえめでたいという吉村は、多分球団社長か、それに近い要職に。つまりこの先何年も、へたしたらずっと、今のハムの体制は変わらない。ちなみに稲葉が監督になるとどうなるかというと、たとえ稲葉個人に監督適性があるとしても、吉村GM、栗山など大舅小姑に監視され采配面もコーチ人事も決められて、いわば手足を縛られた態勢で、ぞんぶんに能力を発揮することは難しいでしょう。

 「コーチ会議等に出てもほとんど発言しない小笠原は監督としての能力に疑問を持たれている」という記事が過去に2回ほど出たことがありましたが、あれは小笠原を監督にしたくない球団のリークだったんでしょう。もし小笠原がコーチ会議で発言しないのが本当だとしても、それは栗山の独断専行ワンマン独裁、それを全面バックアップする球団の意向に、もう何を言っても無駄だと悟ったからではないかと思います。たぶん今はヘッドコーチとしても打撃コーチとしても、ほとんど発言権がない状態じゃないでしょうか。小笠原が監督として能力適正があるかどうかは我々にはわかりません。しかしいずれにしろ今季限りで小笠原がハムを退団するのはまず間違いないと考えられます。ちなみにそもそもなぜ球団が中日2軍監督をやっていた小笠原をコーチとして呼び戻したかといえば、私のような栗山体制に不満のあるファンのガス抜きのためでしょう。実際、そうなったしね。栗山の後釜として呼んだわけではない。

 以上、ただの妄想ならいいんですけどね。答えは今オフに出ます。

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