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VECTORWORKS 覚え書き

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VECTORWORKSをFUNDAMENTALSからArchitectに変え、BIM化へと試行錯誤した内容のメモ。
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2019年8月の記事一覧

textcalc

前にワークシートでエクセルのtextcalcアドオンみたいなことが出来たら、と書いたのですが、 昨日、寝る直前に、何故かふと「ベクターワークス、そう言えば入力欄に計算式入力できるよな」と頭に浮かびました。 で、今思い出してやってみたらできた。 A列のフォーマットを文字列に指定して、B列でvalueで数字化したら、計算してくれた! 四則演算程度までっぽいですが十分使えそう。

イメージパース(シートレイヤ)

パースについて。 パースについてはまだまだ試行錯誤の段階。 パースの配置パースの大きさの調整法が分からず、今はとりあえずピューポートを作成して、縮尺で大きさをコントロールしてますが、もっといい方法がありそう。 レンダリングや光源の設定も試行錯誤が必要です。 パブリッシュやビューポートの更新の問題以前は、一括レンダリングで一旦画像にしてから、その画像を取り込んでいたのでその手間は省けそうです。 ただ、設定にもよるでしょうが、パースはレンダリングに時間がかかるのでパブリ

電気設備図・機械設備図(シートレイヤ)

設備図について。 見積もり用で最後までは書ききってないですが。設備図はもともと見積りができる程度でシンプルだったので対応はしやすかったです。 ハイブリッドシンボルによるモデリングまずは設備用の図形を、弱電、照明、換気、換気以外の設備に分けてクラスを設定した上で2D属性と3D属性を持ったハイブリッドシンボルとしてから配置していました。 設備図の表現なので設備図の表現は簡単で、詳細レベルを低、表示するクラスを絞り込む、線の太さの倍率を0.1にして、表現を抑えた平面図に、

壁量計算図(シートレイヤ)

壁量計算図について。 壁量計算も以前はエクセルで計算させていたのをdxfに変換して貼り付けてたのですが、Vectorworks内で完結させることが目標。 これはそんなに難しくなかったです。 耐震要素のデータ筋交いなどのデータはそれほどいじることはなくそのまま使えました。 一つ加えたのは特性の備考欄にXY方向に4分割したエリアを入力することぐらいです。 設計壁量の積み上げワークシート壁量は積み上げ用のワークシートを作成して、エリアごとに検索したものの合計を算出していま

軸組図(シートレイヤ)

軸組図について。 モデリング調整軸組図を書くまでの間に、構造のみを表示する登録画面を作って確認・調整をしています。 今のところ、柱頭の高さは梁性に合わせて自動調整はしてくれないよう(たぶん)なので、ズレがないかどうか、スキップしてると柱などが被っていたり、不足してたり、力の流れが切れてたりしていないか、などをこの画面で確認し修正します。(モデリング時に気づかなかったミスがちょこちょこ見つかる。) 軸組図の表現なので、軸組を書くくらいの段階になると軸組図面自体はそんなに時

伏図(シートレイヤ)とN値計算

伏図について。 伏図の表現基本的には木造ツールの表現を多少調整してそのままワイヤーフレームで表示。 合板のハッチングネダレス合板のハッチング表記はスラブスタイルのスラブ属性の編集で表現。 このスラブ属性・壁属性の表現がどういう場面で適用されるのかはまだはっきりと理解できていませんが、ワイヤーフレーム表示では構成要素のクラス属性ではなく、この部分が適用されるよう。(まだこの辺は試行錯誤で探っている感じ。何度かここでひっかかった記憶がありますが思い出せないので、思い出したら

面積表(シートレイヤ)

面積表はあまりこれまでと変わってないので端折ろうと思いましたが書いときます。 面積表ワークシート今回の課題はこれまではエクセルで表計算していたものをDXF変換して取り込んでいたのを、ワークシートに置き換えVectorworks内で完結させること。 これまではエクセルにtextcalc()アドインを入れて、文字列の計算式を計算させていたのですが、やり方がわからず、長方形と台形で求める表に。(高さ1のみは長方形、高さ2がある時は台形として算出) textcalc()欲しいた

部分詳細図(シートレイヤ)

部分詳細図について。 部分詳細図についてはまだ試行錯誤中。 2D作図今回は詳細図にできるほど建具のモデリングを正確にできていなかったので、上図左側はこれまで通り2Dで作図しています。具体的には2D用のレイヤから何も入っていないダミーのビューポートを作成して、その注釈として0から作図しています。(これもいずれはモデルとリンクさせたい、と思ってますが、これはこれで使いまわしが効くようにも思います。) 3D作図上図右側のキッチンの詳細図は、設備機器を含めてそれなりに正確に(製

仕上表(シートレイヤ)

仕上表について。 仕上表の構成・配置仕上表は上段に内外仕上げの凡例詳細を記入。下段に横長の表型ではなく、各部屋の仕上げを箱状にまとめて表記しています。(どの仕上げがどこに使われてるかを一覧で見るには表型が良いでしょうが、各部屋の仕上げを押さえるには箱型が見やすいと思うので。) そして同じ箱型の仕上表を展開図にも配置しています。 仕上表のデータタグこの、仕上表図面と展開図図面の2箇所に配置している表の不整合をなくすのが今回の課題。 スペースのデータを引っ張り出してデータ

展開図(シートレイヤ)

今回は展開図。 室内展開図ビューポートか断面ビューポートか展開図に取り掛かる時に↓の記事を読んだのですが、 実際使ってみてもうまく設定できなかったので、今回は、矩計図のところで使い慣れた普通の断面ビューポートをクロップすることで展開図にしています。 (ただ、その後室内展開図ビューポートを少し触ってみて、設定によっては使えるのかなという気がしています。) 展開図の表現 展開図は図面として、 ・仕上げや素材の違いが分かること。 ・建具表や詳細図とリンクしていること。 ・

建具表(シートレイヤ)

建具表のシートレイヤについて。 建具用レコードフォーマット建具表と建具符号の不整合を防ぐため。ここはデータタグ化したいと思っていました。 建具そのものの持つデータを吸い上げるつもりが、建具の種類ごとに押さえ方が違ったりして、複数のデータタグが必要になりそうだったので、さんざん試した挙げ句、結局、建具用のレコードフォーマットを作成して連結することにしました。(データタグで条件分岐ができるようになれば、直データでいけるのですが・・・) 仕様関係は必要に応じてレコードの選択肢

立面図(シートレイヤ)

立面図忘れてました。 立面図の設定立面図もいろいろ試しましたが、とりあえずOpenGL+VW-隠線消去に落ち着いています。 あまり陰影をつけずにフラットの表現にしたかったので、背景放射光は環境光のみで放射光、背景テクスチャからの環境光、モデリングした光源はオフにしています。 外部仕上げのデータタグ外部仕上げの引き出し表記ですが、データタグに引出線の機能がついているので単純に動的テキストを一つだけ入っているものを作っています。(Pop-up内によく使う仕上げを入れておいて

矩計図(シートレイヤ)

矩計図のシートレイヤについて。 矩計図の表現内容矩計図はあくまで全体の高さ関係を押さえるためのもの、構造と意匠との関係を示すもの、という位置づけにしていたので、もともとそれ以上の情報をあまり書き込みをしないようにしていました。 内外の仕上げ等は仕上表や展開図、詳細図で網羅されているはずなので、矩計図に重複する情報の書き込みをすれば、不整合が生まれる可能性があるし、例えば見積もりをする人も、書き込みがある以上は一通り確認をしないといけなくなり無駄な労力やミスが増えます。

平面図(シートレイヤ)

今回は平面図のシートレイヤについて。 平面図においてもスキップフローにどう対応するか、というのが一つの課題でした。 0.5層づつ平面図を書く、ということもできますが、確認申請時に、ここからここまでは建築基準法的には1階になります、というのを同じ平面図に1階と1.5階とを配置することでアピールしたい。(他の解釈で話がややこしくなることを避けたい。) 2Dのビューポートでは狙ったような表現にすることが難しいので、水平断面ビューポートで平面図を表現しようとしたところ、異なるレ