見出し画像

海水温が上昇?

少し前に書いた記事なので、内容が若干古い感じがしますが、トータルとして海水温が上がっているのではないかと感じ、記事にしています。

以下ダイジェスト

このニュースが報じられたことを覚えていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?

“海のカキ”に異変…出荷延期に なぜ?
(9月28日放送『news every.』より)
<リンク内の動画が削除されているため内容の抜粋>
これから旬を迎える三陸のカキに異変が起きています。例年であれば、今頃から出荷がはじまりますが、今年は延期される事態となっています。何が起きているのでしょうか。

これは三陸の牡蠣の身入りが悪いというニュースなのですが、なぜ海水温が高いと身入りが悪くなるのか説明します。

宮城県によると
カキの場合,春になって海水温が10℃以上になってから生殖細胞の分裂・増殖が盛んになることから,10℃を基準として,それを超えた日々の海水温を積算してT=600℃に達した日を産卵開始の目安としている。
となっています。

本来ならば9月ごろから海水温が下がり、産卵状態の終わりに合わせてプランクトンが増えるので、また産卵に向けて実が太っていくのですが、海水温が高いと餌となるプランクトンが少なくなってしまうので、水牡蠣の状態が長く続きます。
つまりは産卵状態が続いて身の入りが少なくなってしまうのです。

牡蠣の出荷が遅れている原因の一つには海水温が上昇していることがあるのではないかとこのニュースを見て思いブログにしました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?