見出し画像

QWSチャレンジ#17の記録

昨年11月に、QWSチャレンジ17期生に採択いただき、3ヶ月活動してきた報告も兼ねたピッチイベント「QWSステージ」が昨日開催された。

写真は、ピッチに挑んだDEATHフェス実行委員会リーダーの、のぞみさん。ここ1週間、「死」というテーマや「DEATHフェス」の魅力をどんなふうに伝えるのがよいか、何度も何度も、一緒に資料を練り直してきた。

ですが結果は、入賞には届かず。
ここで入賞して、4月のDEATHフェスに向けてさらに勢いをつけたいところだったので、とても残念だし、悔しい。

でも、DEATHフェス開催が決定していることは変わらないし、QWSでプロジェクトとしての活動も続けていくし、目の前にはやること盛りだくさん!なので、気を取り直して前に進んでいこうと、今朝は自分を奮い立たせた。

昨日、とてもうれしかったのは、ピッチ後のネットワーキングの時間に、高校生や20代の子がDEATHフェスコーナーに話しにきてくれたこと。

「最近、死について興味があるんです。でもまわりと話したことないんですよね」
「親が高齢なのでいろいろ考えるんだけど、でも親と直接話すことができなくて。どうしたら話せますか?」

とか。

企業に、協賛のお願いに行ったときも、担当者の方が、
「実は、長年介護していた親が最近なくなりまして・・・」
と、ぽつり、ぽつり、打ち明けてくださったことも一度だけではない。

きっと誰にでも、死にまつわるいろいろなエピソードを胸の内に秘めているのだけど、普段の生活の中では突然話すわけにもいかないし、機会もない。でも、そういう場があったら、誰かと話してみたい、誰かのエピソードを聞いてみたいと思うことがあるんじゃないかなというのが、私たちのなかでは、日に日に確信に変わってきている。

すぐに受け入れられない、難しいテーマであることは確かだけれど、私たちの発信が誰かに届き、誰もが経験する「死」というテーマを身近に感じたり考えたりするきっかけになるとよいなと思った。小さな種まき活動をもっともっと続けていかねば。

4.14まで、あと79日。
これまでおそらく経験したことのない怒涛の日々が待っているけれども、覚悟を決めたのだから、頑張って走り抜けるぞ。おぉー!

合同会社カレイドスタイル 代表。企業や経営者、アスリート、研究機関の伴走者となり、情報発信やコンテンツ制作を支援しています。堆肥葬を知り「自分もいつか利用したい!」という思いからをリサーチ&勉強をスタート。2024.4.14DEATHフェスPJ共同代表のひとり。