おのまちダイアリー

イラストレーター、画家。ついTwitterで連投しがちなので文章置き場を作りました

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最近の記事

大ベストセラー「鬼滅の刃」は世界最大のベストセラー「聖書」が精神の核かも

概要:この記事は私が微集中の常中で約3ヶ月間「鬼滅の刃」について考えまくっていたところ、おぼろげに立ち現れた仮説「鬼滅の“精神の核”はキリスト教信仰である」を軸に、聖書やキリスト教周辺について検証し大真面目に大仰に考えてみる、という内容です。 平たく言えば元ネタ的なものを挙げつつ検証する記事です。ただ、元ネタ探しが目的なのではなく、あくまで仮説を検証するのが目的です。鬼の首を取った様に元ネタを並べたい訳ではありません。が、並べてる感は否めずふがいなし。またキリスト教に関する

    • 情動的共感と認知的共感

      (2018年6月29日のツイートより) 反共感論、概ね読了。結構簡単にネガティブな情動的共感(いわゆる、そんなひどいことをする人がいるの!?許せん!とか、えっかわいそう…!みたいな感情的な共鳴)に焚きつけられる人は多い。けどそれらは結構盲目的で偏りやすいし、自分も消耗して疲れるし、時として有害にも働くのでは、という話。 情動的共感も大事だけど、認知的共感、つまりなぜその人はそのようなことをしてしまったのだろう?と、感情を挟まず相手の視点で相手を理解し、原因を考えることの大切

      • 人から勧められた映画は妙に観たくなくなる現象

        長年謎だった、人から勧められた映画は妙に観たくなくなる現象(失礼)どうやら自分にとって映画鑑賞とは「狩猟の楽しさ+獲物(映画)自体の味わい」で 他人の釣った多分おいしい魚を貰うのではなく 自分なりに魚釣って、この魚おいしいかな…?という小さな狩猟体験部分を自分は重んじてるみたい 多分、他人に映画を勧める人は他人にも楽しい思いをさせてあげたいという、親切な人だと思う それに多くの人が面白いと言ってる映画を観た方が効率よく面白い映画を観られると思う でも自分は狩猟重視タイプなの

        • 道具としての人間

          ひとりの人間を「役柄」としてだけ捉える、そういう「将棋の駒」として見るような感じって、「美化」とも構造は似てる感じする どちらも一側面や一部分だけを見てて、そのほかの都合の悪い、見たくないところは蓋をして見ようとしない パート(部分)で見てホール(全体)で見ようとしない感 人間の一部分だけを見ることは、自分の都合よく相手を捉えることでもある この人は「店員」だから「芸能人」だから雑に扱っていい、みたいな どんな人も「ひとりの人間」っていう事実から目を背けることで、「駒」とし

        大ベストセラー「鬼滅の刃」は世界最大のベストセラー「聖書」が精神の核かも

          消極的好きと積極的好き

          100分de名著ディスタンクシオン2回目も面白かった 自分の考えでは何かを好きになるのは大きく分けて「消極的好き」「積極的好き」があると思う ブルデューの言う好きの定義「Aが好きなのはBじゃないから」は消極的好きだと思う 「他と比較しなくともただAが好き」という積極的好きもあると思う (自分で自覚してる範囲での)自分が鬼滅を好きな主たる理由は「嗜虐的じゃないから」という消極的好きだけど、ビョークを好きなのは「誰とも違いすぎて比較不能な唯一無二性があるから」という積極的好きだ

          消極的好きと積極的好き