林高 え

私は大林宣彦監督の、ある3本の映画が大好きです。その3本の映画についてカルト的に語りた…

林高 え

私は大林宣彦監督の、ある3本の映画が大好きです。その3本の映画についてカルト的に語りたいと思って、ここにやってきました。きっと、ネットの世界では、また新しい発見もあるのかもしれないと、ワクワク、そしてちょっぴり不安も感じています。どうぞよろしくお願い致します。

最近の記事

大林監督!大好き!

もうね、最近は、「大林宣彦」っていう名前だけでかっこいいと思うよ。 リンゴマークのアッ○ルとか、デパコスならCHANE○!みたいな、ズバリ!最高な映画監督のブランド名に見える。 「はるか、ノスタルジィ」Blu-ray、最高でした! 3軒並んだ木造の古い三角屋根の家、あれは暗いシーンばかりだったから、何回も出てくるなんて気づかなかったけど、さすがBlu-ray、よくわかりました! しかも、石田ひかりさんの肌荒れも、DVDより、美しく映し出されていています。修正された?か

    • 「あした」と林泰文さん

      「あした」は2000年に見たとき以来、見ていなかったので、DVDを購入してみました。びっくり、新品です!ピカピカで嬉しい! 林泰文さんがお若くて、ピリッとパリッとしていて、本当に好き!! 公衆電話で下を向いてポツリポツリと喋るシーン、かっこよすぎて鼻血出るかっていうくらい、今見てもかっこいいのです。 あと尾道の雁木を走るシーン。 ギリギリ、私が初めて尾道に行ったころ、まだ残っていた雁木。哀愁たっぷりで印象的な場所でした。 尾道の雁木、今はもう無いのですよね…。 あ

      • 林泰文さん

        青春デンデケデケデケ、異人たちとの夏を、今年見直していたら、林泰文さんの魅力にまたやられた。 私は、林泰文さんという俳優が大好きだ。1999年ごろ、やたらハマった。今年またその熱が再燃。 毎日、サスペンスもの再放送を色んな局、BSが主だけど、やっていて。林泰文さんを週1ペースで見ている気がする。 でもね、やっぱり大林監督が撮る林泰文さんが一番一番好きです。 でもね、林泰文さん、本当にたくさんの出演作があり、これからもたくさん出演予定なので、本当に楽しみです! 大林監

        • 私の偏愛コレクション

          書きたいことがたまっていますが、たまには写真投稿をしようと思いまして、先程画像を投稿しましたが、本当は文章とセットで投稿したかったので、また画像を載せます。 こちらは、「大林宣彦90年代初頭三作品」にまつわる物たちです。インターネットの発達により、コレクターになるつもりはなかったのですが、私の本棚にあれよあれよと移住してきた物たち。 まだまだ写っていないものもあります。

        大林監督!大好き!

          私の偏愛コレクション

          私の偏愛コレクション

          大林宣彦の映画はファンタジーではない

          私が大人になったから、そう思うのか。近頃、大林宣彦の映画を何回も見て、思うのは、ファンタジーではないということだ。 昔、私は小学生だった頃、「水の旅人」を見に行った。というかチケットをもらったから行かざるを得なかった。その時、父は、「大林宣彦はファンタジーが日常に入り込んでいるから嫌いだ」と言った。その頃から、私は父の前で大林宣彦作品にハマりにハマっていることを言えずにいる、未だに。 しかし、本当に最近思うのは、「ファンタジー映画なんかじゃない、現代詩にとても近い文学的な

          大林宣彦の映画はファンタジーではない

          「海辺の映画館 キネマの玉手箱」を見た

          私は尋常じゃないほど緊張して家を出ました。 これが大林監督の最後の作品であること。 それに、尾道をスクリーンで見るのが初めてだということ。 さらに、3時間座っていられるかと言う不安。 私は戦争モノが嫌いで、怖くて、心が張り裂けそうで、そういった感覚になるのではないかという不安などなど、 数え上げればキリがないほどのあらゆるコトが頭を駆け巡りパニックになりそうでした。 これは、主人公3人男性陣が、映画の中に入り込むのだから、実際にはタイリープとは違うと私は思うのです

          「海辺の映画館 キネマの玉手箱」を見た

          転校生さよならあなた

          を見た。 石田ひかりが登場すると、パッと画面が華やかになる。 お顔と声と姿勢の良さがそうさせるのだ。ただ、屋上で倒れるシーンは怖かったです…。 ピアノの話をするシーンで、「ノベレッテン、シューマンの」というセリフにグッと来た。「ふたり」のオマージュがある映画は、これが初めてではないだろうか。私が見てないだけなら、楽しみが残っているだろう。 入れ替わった一夫と一美の親が、それぞれに、自分の子供かと錯覚するシーンが好きだ、これぞ大林宣彦のウソから出たマコトだと思う。多分あ

          転校生さよならあなた

          「ふたり」と「青春デンデケデケデケ」の初ブルーレイ化

          大林監督作の「青春デンデケデケデケ」と「ふたり」が初Blu-ray化。8月7日と9月9日にそれぞれ発売されるらしい。 「ふたり」のDVDは、デラックス版とプレミアム版を既に所持しているが、特典映像とブックレットがどんな内容になるか発表されていないし、ブルーレイの画質で堪能したいから、たぶん買うかもしれない。 「青春デンデケデケデケ」待ってました!むかーし、BSプレミアムで放送したものを録画したVHSしか所持していないので、熱望した1本。中古DVDをそろそろ手に入れようかと

          「ふたり」と「青春デンデケデケデケ」の初ブルーレイ化

          中江有里さんの魅力

          大林監督が亡くなってから、ゆかりのある著名人達のインスタやTwitterやブログをあちこち読みあさっていた。 私が知らない監督のお姿を、垣間見たい一心で。 すると、中江有里さんのインスタには、思わず、グッと来てしまった。 私は、石田ひかりさんのファンだけども、中江有里さんのファンでもあることをなぜかうっすら忘れていた。 「ふたり」の前野さんは、冒頭いじわるで、卒業式にこもんのワッフルを一緒に食べに行くほど実加と仲良くなったけど、やはりあの冒頭のいじわるなイメージが付き

          中江有里さんの魅力

          大林監督が亡くなった

          覚悟はしていたけど、悲しい。 一度もお会いすることが出来なかった。 私は、原作にはない「ふたり」のラストシーンを創った大林監督が永遠の憧れです。 聞いてみたいこともあった。 時々、暴走しまくってついていけない感があったのも、また良い笑。 感謝しきれない、 本当に本当にありがとうございました。

          大林監督が亡くなった

          赤川次郎「いもうと」について

          まだ読んでいないので、なんとも断言はできないが、 昨年10月に「ふたり」の続編を赤川次郎が出版していたのを、ついこの間、私は知り、びっくり仰天した。 伊集院光のラジオでゲスト出演した音源を拝聴したが、新潮社からの提案であると聞き、なんだ、とガッカリしたような?けれど、赤川次郎本人が北尾実加に性格が似ていて成長した姿を書いてみたかったらしいことがわかると安堵した。 色々なこと、事件がまた起こるらしいが、どうしてこうも実加の身には何かしら悲劇的なことが多いのかしら。 それ

          赤川次郎「いもうと」について

          かっこいい尾美としのり

          いつも大林監督の作品では、どこか親しみがあり、あんまりかっこよ過ぎない、時にクレイジーな役柄が多かった。 「ふたり」では、初めて、かっこいい役柄だった。 というか、私が初めて見たのが、この尾美としのりだったから、最初からかっこいいのである。 千津子の法事で途中、苛立ったように席を立ち、出て行く姿は、死んだ千津子のことをないがしろにして、妹と一緒になった自分が、千津子への想いすら忘却してしまっていたとハッと気づき、罪悪感でいっぱいになったせいだと思っていた。 妹と付き合

          かっこいい尾美としのり

          はるか、ノスタルジィのサントラが素晴らしい

          風邪をひいて、今日はすべての予定をキャンセルした、 久石譲の「はるか、ノスタルジィ」のサントラを聴いている。 映画の内容を知っているからなのか、 この郷愁を感じる、かつ憂いめいていない不思議な明るさもある、けれどミステリアスな曲が、大好きだ。 「ふたり」よりも、大人っぽく、 かつ、妙にあっけらかんと、乾いたスッコーンと突き抜けた爽快感がある。 はるか、のキャラクターも彷彿とさせるせいもあろう。 この作品のあるシーンには賛否両論あるが、私にはいやらしくは感じず、む

          はるか、ノスタルジィのサントラが素晴らしい

          土堂小学校

          廃校になり、解体されることを知った。 土堂小学校と言えば、大林監督の出身校。 「ふたり」の高校として、登場したレトロな校舎。 時代は、変わり、形ある物はいつか失われる。 「草の想い」の歌詞の意味を今一度確かめたい。

          土堂小学校

          「花筐」を見た

          時間が少し限られているので、簡単な感想になるが、忘れないうちに記す。 この映画で、矢作穂香ばかりに目を奪われる感じを想定していたが、 私は実際には、山崎紘菜に目を奪われた。 セリフの言い方や、宴会場?豆腐屋?の娘で父親の仕事を手伝っている辺り、私には、「ふたり」のマコのキャラと似通っていると感じたし、山崎紘菜はこの映画の中で一番キュートだった。 一番まともそうな役にも見えた。 ちなみに、この映画で、入江若葉がどこにいたのか、サラッと見ただけでは気づかないかもしれない

          「花筐」を見た