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【読書レビュー】リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは/中竹竜二著

今回の読書レビューはこちら

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この本を知ったきっかけは
マコなり社長のこちらの動画です

該当箇所10:20あたりです

特にこれすごい!と思ったのではなく
動画で進められているので読んでみようかな
程度でなんとなくAmazonでポチリました

著書内の冒頭部分で
確かに!そうそう!と思う箇所がありました
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日本の企業はカリスマ的リーダーシップを発揮できる数少ない人材をこぞって求めて配置し、部下に対して明確な目標をトップダウンで設定し、達成のための方法論まで手取り足取り指導する体制をつくろうとしてきた。
それは非常にうまく機能したはずだ、ごく短期的には。
しかし、限界はすぐにやってくる。
この方法では部下が育たないからだ。
トップダウンの命令をただこなすだけの「指示待ち人間」ばかりが増え、リーダーのアイディアが枯渇したとたん、組織の成長は停滞する。
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絶対的権力・成績を収めた人が引っ張っていて
その人の鶴の一声ですべてが動く

そういった会社に勤めることが多かったです
その人の機嫌ひとつですべてが変わってしまい
やりづらいなぁと感じつつ
「この人がいなくなったらどうするんだろう。てか、すごい人だけど人間だし、絶対じゃないし、なんかのきっかけでコケたらどうすんだろ」
と思うことが多かったです

この本の冒頭を読んだときに
そうだよな~
カリスマリーダーが組織をひっぱるのにも限界があるよな~
今の時代個人でどう動けるかだよなぁ
と共感できました

さらに、現在
Twitterやnoteで発信もしているので
SNSのフォロワー獲得にも通づるところがあり
読んでて「うんうん!」とスラスラ読めました

☆4つにしているのは
私自身が、組織やグループのリーダーに
なった経験がほぼ無く
実経験になぞらえての落とし込みや理解まではできなかったので☆-1にしただけです
完全に個人的事情です

著書内では「フォロワーのためのリーダーシップ論」についても述べられています
いわゆる「部下」という立場の支店で考える
「リーダーシップ論」です
両視点で読めておもしろかったです

このフォロワーシップに似たところでいうと
こちらの本もオススメです

青山学院大学の名監督・原晋さんの著書です

原監督が青学駅伝部にスカウトする学生の条件が
「トークがうまい人」
だそうです

もちろん、10,000mのタイムなども
参考にされていますが
一番大事なのは「トークがうまい人」

なぜなら
トークがうまい=自分で主体的に考えることができる
練習も与えられたものをこなすだけでなく
自分で考えて工夫したりチームメイトと協力したりできる
という意見です

さらに
大学で駅伝部→卒業後は実業団だけが道じゃない
一般企業に就職したときでも活躍できるように
という思いで指導されているそうです

これぞ、現代の組織のあるべき姿かと思います

どちらもおもしろいので
是非読んでみてください!


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