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「私」を分類しない!男じゃない人=女って、それほんと?

最近、セックスアンドザシティの
続編を見ている。

そこで、ノンバイナリーという考え方を
知った。

要は、男にも女にも
何にも属さない人のこと。

でもね、さらなる気づきがあったの。

それは、

「私はバイナリーでも、ノンバイナリー
でもなく、私は私でなんでいけないの?」

と子どもが言うシーンがあって。

目から鱗だった。

私は、女性で男性が好きだから
今まであんまり考えてこなかった
性の問題だった。

その子が

「自分を分類するな!」

と言っていることに気づいて
初めて、私が人を分類して見ていることに
気づいたの。

この人は、男。

男じゃないなら女。

バイナリーじゃないなら、
ノンバイナリー。

消去法のようなこの考え方。

それは間違っているんだと
初めて気づいたの。

今までこういう性別の問題に関して
浅い知識しか持っていなかったことに
反省した。

このドラマに出てくる子どもは、

「私は私で何がいけないの?」

と言う。

確かに、と膝を打った。

私は私だよね。

何かカテゴリー分けしないと
安心できない病気のようなものに
現代人は皆かかっているのかもしれない。

カテゴリー分けできないものもあるし。

というか、カテゴリー分け
する必要ある?

ないよね?

性別のことだけじゃない。

この人は、結婚してるかしてないかとか
子どもがいるかいないかとか
人を分類してばかりいる私たち。

私は、りゅうちぇるの
一件を思い出さずには
いられなかった。

世の中のカテゴリーに
一生懸命自分を当てはめようとして
苦しくなってしまったのではないか。

私は、そう思った。

りゅうちぇるは、男でも女でもなく、
りゅうちぇるはりゅうちぇるで
よかったはずだったのに。

日本人も、もっとこういう問題に
目を向けるべきだと思う。

単に、ニュースで「心の相談窓口」なる
ものを紹介するのではなく。

りゅうちぇるは、どんな
世の中を求めていたのかに思いを巡らせて
問題解決につながるニュースを
流して欲しいなと思った。

私は私。

それでいいんだから。

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