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令和4年「大祭」のお知らせ

風薫る清々しい季節の中、この5月20-22日には当社の「大祭」が執り行われます。

一年に一度の大きな祭りの機会。コロナ禍ということで、神輿に肩を並べるいつものお祭りは出来ませんが、大切なのは深く真摯に向き合い、清らかな気持ちに立ち返ること。

神賑の日曜日には、南鳥居前にて、本社神輿を据えて奉賛団体・氏子17ヶ町会を挙げて大規模な祈願祭を執り行います。

5月20日(金)宵宮
5月21日(土)大祭式
5月22日(日)神幸祭斎行祈願 並びに 感染症終息祈願祭(午後3時~於南鳥居前)

※今年は感染症対策の為、神輿の渡御や境内外の露店はございません。


◆神幸祭斎行祈願 並びに 感染症終息祈願祭

5月22日(日)午後3時より 南鳥居前にて、本社神輿を据えて奉賛団体・氏子17ヶ町会を挙げて祭り装束にて大規模な祈願祭を執り行います。

どなたでも参列が可能な野外での祭儀となります。
心を合わせてお祈りを頂ければ幸いです。


◆大祭特別祈祷

大祭期間中、下記の時間で「大祭特別祈祷」を受け付けております。

一年の皆さま方の安寧とご発展をお祈り申し上げ、大祭特別祈祷札と特別な授与品をお分かち致します。
節目の機会に、ご家族ご一統様、お揃いでのご参拝を心よりお待ち申し上げます。

・受付時間
5月20日(金) 午前10時〜午後3時
5月21日(土) 午前10時〜正午
5月22日(日) 午前10時〜正午

※円滑なご案内を期するため、お電話での事前のご予約(03-382-5514)をお願いしております。ご理解ご協力の程よろしくお願い致します。


◆大祭 特別授与品

大祭を記念した特別な授与品を【5月1日より】授与所にて頒布を開始いたします。
数に限りがございますので、ご了承ください。

巾着(山吹/濃紺) 初穂料1,000円

スエード地で肌触りも良くおすすめです♪


手拭い(濃紺・茜色) 初穂料1,500円

◆大祭献灯のご案内

この一年に一度の大儀に際し、南鳥居の前に献灯提灯を掲げ、大神様の御前を多くの赤誠で明るく照らし、心を一つにご奉仕ができればと存じます。

【 掲揚期間 】 5月10日 ~ 22日
【 初 穂 料 】15,000円(新規)・10,000円(継続)
【 お申込み 】5月1日まで(継続の受付は5日まで)

ご奉賛をいただいた方は、その赤誠を御神前にご奉告し、大祭終了後に『祈祷金幣』をお送りさせていただきます。
詳しくは下記申込書をご確認ください。



◆一年に一度の「大祭」

神社では毎朝行われる日供祭(にっくさい)にはじまり、年間たくさんの祭りを斎行しています。

目には見えない神様への感謝の心を、工夫を凝らして最大限に見せるのが祭りの本義。一つ一つのお供えから御神前での作法、祭りの設えから祝詞の文章まで様々な形で感謝の真(まこと)と畏敬の念を表現します。

年に5回ある恒例祭では入谷の氏子17ヶ町の代表が一堂に集い、神職と共に真心を込めて祭礼を執り行います。

毎年この時期に行われる大祭は、1年に1度行われる当社最大のお祭り。大祭という特別な機会での感謝を捧げる表現方法は多岐にわたります。

・神職の仲介のもと氏子17ヶ町及び各奉仕団体の代表が集い、参列する
・近隣の神社の宮司にもご奉仕をいただく
・神職は正装である正服を着て奉仕をする
・普段は閉まっている御扉を開く
・海川山野の豪華なお供え物を饗する
・特別な威儀物(いぎもの)を設える
・神賑を行う(神輿の渡御や特別な歌舞の奉納等)

そのほか、神職は特別な祝詞をあげ、氏子の代表も祭詞(さいし)を奏上して言葉で感謝を表し、祭礼に奏楽や特別な舞を入れる等…

それぞれのお社に於いて考えうる最上の方法で神様をもてなし、目には見えない感謝の心を誰もが見える形にして一年に一度の大祭を執り行います。

◆「神様」と「人」と「地域」の絆を結ぶ祭り

祭りは神様と人と地域を結び、絆を深めるものでもあります。
本殿での祭礼は、斎場の人数制限の関係で参列は一部の代表に限られますが、工夫を凝らし参列・奉仕の人数を最大化したのが神輿での「渡御(とぎょ)」です。

大勢で神様の御神霊(おみたま)が鎮まった神輿を担いで氏子地域を練り歩き、町の隅々までご覧いただくという形を取ります。

来年に控える三年に一度の本祭りでは、神社が有する巨大な本社神輿の渡御があり、200人からの担ぎ手が神輿を囲み、前後を100人を超える列立てを組んで渡御を行います。

今年もコロナ禍のなかでのお祭りとなり、肩を合わせて神輿を上げることは叶いませんが、神社で行われる祭礼では神職の仲介のもと地域の代表が一堂に集い、心からの祈りを捧げます。

お祭りは、祈りです。

私たちは毎年、多くの方々と力を合わせて神と人、国や地域の安寧を祈ってきました。
神社は、神様の御住まいとなる御神域であり、祈りを通して真摯に向き合うことで元の自分に立ち返り、神様の御導きを戴いて皆が「元気になる場所」です。

肩を合わせるいつものお祭りは無くとも、心静かに手を合わせるひとときを。

遠方で参拝が難しい方も、神棚を通して、あるいは御守りなどの授与品を通しての『遥拝』という形でもよろしいかと存じます。
この節目のお祭りに、心からのお祈りとご奉賛を頂ければ幸いです。

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