見出し画像

椎名林檎/三毒史

ほんと、あなたって人はなんでもお見通しなのね…。赤の他人の私からしたら、私が持ってないものなら何でも持ってるな。ついでに私の持ってるものもちょっと持ってるから余計腹立つ。完璧な人がいないように、林檎さんにもきっと色々あるでしょうけど。

何かの音楽番組で「愛は知性にのみ宿る」的なことを仰っていて、精神的に成熟している大人の言葉にはなるほど説得力があるなと思った。ソクラテスなら、「愛について知っている人は愛を知らない」とでも言うでしょうが、彼女もきっとそうなんでしょうね…。私もそうありたい。

やっぱり格好いい女ってなかなかいないな。中性的で、中立的で、恋には目にもくれず、愛に生きる人。それでいて悲観的で、艶っぽくて、知的な人。でもそういう人間像って、人生をなげうってでもなる価値あるのかな。それでも愛してくれる人に出会いたいなんて、わがままですよね…。とにかく、林檎先生の言葉には、即効性のあるお薬的感覚がある!!

ゆとり世代。自信もなければお金もなく、毎日辛がってます。生きづらい人と猫の味方。