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映画:落下の解剖学 Anatomie d'une chute ラスト30秒の逆転劇を見逃すな!

(昨日に続き?*)いわゆる法廷ミステリー

アチラは未来の裁判だったが、コチラは現在形


追求されるのは一点、ただの転落死か、殺人か。

山荘で転落死した夫と、疑惑がかかる妻。

法廷で少しずつ明らかにされていくのは、その 夫婦関係(汗)


そもそも当ブログが驚いたのが、

夫 = フランス人

妻 = ドイツ人

で、日常お互いにコミニュケーションを取っているのは、英語!



裁判はフランス語で始まるが、話が込み入ってくると言語変更(汗)

被告が自分のフランス語の限界を感じ → 英語に!

(ここは物語の核心とはあまり関係ないが、心底ビックリした部分)


さらに11歳の息子には視覚障害がある一方、彼の証言の重要性が増してくる(汗)

(彼はフランス語)


こんな具合で、全く緊張感の途切れない ×152分(2時間32分)




主人公を演じた ザンドラ・ヒュラー の演技は「ド」がつく大迫力。

アカデミー賞での過去受賞者= ミシェル・ヨー からの紹介でもこんなコメントが。

「最後の最後まで白か黒か、わからなかった、彼女の演技からは」(当ブログ意訳)


さらに彼女は、今年のアカデミー候補だった「関心領域」でも主演。

このためどちらも見ていなかった当ブログは当日、結構な混乱に陥った!(笑)

( 落下の解剖学 も作品賞他5部門でノミネートしていたので…)




最後に本作を鑑賞するに「最重要」なメッセージを。


ミシェル・ヨー の紹介でもあった「最後の最後まで (中略)彼女の演技からは」


実は当ブログの解釈だと、この最後の最後、がとても重要(汗)

そこでメッセージ = このラスト30秒(ぐらい?)の逆転劇を見逃すな!



結論:裁判から表出する「夫婦関係って一組一組、超ムズい」(汗) そして、ラスト30秒の逆転劇を見逃すな!


*注:本来、今日は別エントリーの予定、をこの関連性に気付き急遽変更(笑)

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