ご挨拶

 本年も開催させて頂ける運びになりました。この場を借りて皆さまにお礼申し上げます。一年ぶりの投稿失礼しますの清水音泉の代表取締役番台です。(文中一部敬称略)

 改めましてGWの5月3日(水祝)4日(木祝)、会場はいつもの泉大津フェニックスでのす。ラインナップは「風呂の日」2月6日に続き、本日2月26日に追加発表させて頂きました。

 毎年同じようなセリフから始まりますけれど
「このバンドが出てくれるのか」「なんでアノバンドは入ってないの?」「このバンドはこっちの日にして欲しかったで」「この人は意外や」等、皆さんの受け止めも様々おありかと察します。
 ブックした本人(ワタシ)としても「叶った / 叶わなかった思惑」色々あります。分かっていながらも東京のビッグなフェスと日程が重なってしまったり、大阪で近辺に行われる野外フェスとキャスティングが被らないよう鋭意取り組みましたが、正直なかなかに難航しました。
 楽しみにしてくださっているお客さんの希望にそえていれば良いのですが、ご期待に沿えてなかったらとの申し訳ない気持ちもあります。特に常連バンドの名前が無いのは自分も断腸の某。
 イベントは全てタイミングであると年を重ねるにつれ感じますが、今回もそれを痛感した次第。その上で各所、スケジュール調整してくださった方々に感謝し、今年も挑む「覚悟」でおります。

 初日は、キャリア豊富なバンド、シンガー、ミュージシャンの方々と次世代を背負う若手精鋭バンドが合間見える布陣。
 私的なことで申し訳ないですが、90年代にとても影響を受けた民生さんとフィッシュマンズが同じ日に出てくださるというのは叶ったことの一つ。既に勝手に胸熱な54才のオッサンがいます。
 2日目はオルタナ度が高いと言いますか(汗)尖った音が溢れる日。
10年以上前に小さなテントステージに出てくださった以来の女王蜂。
地元泉大津出身のSIRUP。
   初めて出演いただける方も多く、テントステージも復活し3つのステージでいずれもの日も関西では他にないようなラインナップになったと思います。
 
 チケット代が少し高めの設定になってしまい、こちらもやはり申し訳ない気持ち。ベタなホントの言い訳としては人件費、燃料費諸々びっくりするほど高騰している結果。併せて夏のラッシュボールさんからの流用部分が無くなり単独開催にした去年、予想はしていたけど「こんなにお金かかるのか?…」と慄(おのの)きからやむなくのこと。
せめて2日券はディスカウント率多め、ご家族連れでも訪れ易いよう「中学生以下無料」、学生さん向けに「学割」などご用意しましたので対象の方は是非ご利用ください。対象から漏れたオトナの方、1日しか来れない方は誠にすみませんです。詳しくはHP のチケット欄で確認ください。


 コンサート、ライブ界隈が散々苦しめられたコロナ禍からの出口もやっと見えて来ました。この界隈の端くれに身を置く自分としても、ここ3年来場を控えてらっしゃった方が戻って来てくださると心から嬉しいです。しかし人間忘れる生き物ですから「行きつけのお店に2年行かなかったら、それなりに平気な生活サイクルになる」という感覚がライブにもあると思います。
 あれだけ心動かされたライブも月日が経つと忘れてしまう。それはとても寂しくもあり、コロナ禍で一番ダメージが残っていることかもしれない。
 忘れた方もどこかでまた出会って頂き、ライブのあの何事にも変え難い瞬間を思い出してくれますよう願いつつ、それがこのイベントだったら冥利につきます。

 思えば台風とコロナで数回頓挫したものの、早いものでこのイベントも今年19年目になります。まさかこんなに長く出来るとは思ってもいませんでしたし、年齢的にもう何回も出来るものでもないなぁ、、、と感じます。
 後悔無きよう今年もバンド、ミュージシャン、お客さんの為に「必死のパッチ」で頑張りたいと思います。
 気になる入浴順(タイムスケジュール)は、3月中旬に発表予定。
 引き続きどうぞ宜しくお願い致します。