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武蔵野市 よろづ湯

2020.11.16.

在宅勤務後に、自転車で爆走のこと35分。

吉祥寺の駅前を通り、徒歩でも吉祥寺駅からおよそ5分で着くだろう。大きな煙突が見えたら、それが目印。駐輪場に停める必要はないそうで、番台で確認すると「店の前でもいいよ」とのこと。とはいえ、店前は・・と思い、駐輪場の隣の門扉の前に停めさせてもらった。

例によって回数券で支払い、お遍路スタンプをいただく。姉妹店について確認すると、かつて、こちらで修業をして自身の店を切り盛りした方々は多かったそう。聞くと、10人以上もいらしたようだ。ちなみに番台さんは、むかーしビートたけしの番組に出演していた記憶のある、頭にちょこんと帽子をかぶった長老に似ている。名前が出てこなくて申し訳ない。誰か、当てて。

こちらは、吉祥寺駅から一番近い銭湯で、東急裏手の「弁天湯」より若干だけ近い。脱衣所は広々としており、いざ、浴場へ。

ぬぼーっと広がるペンキ絵、手前には33席のカランがあるのだが、シャワー付きは脱衣所から見て左端の6席のみ。このシャワーが、また、弱いんだな。弱いというか、シャワー使用の人数が多いと、弱まり、人数が減るにしたがって、強まる。シャンプー、ボディーソープなどの設置もないので、すべて持ち込みをおすすめしたい。混雑時には、先ずシャワー付きカランで身体と髪を洗い、その後お風呂に入るなりして、右側のシャワーなしカランに移ろうのがマナーといえそうだ。

奥には浴槽が二つ。左側は白湯で結構熱め。じーっとしていると熱いお湯が沸きだしてくるのでご注意を。右側は、下で左右繋がっているのだが、ぬるめのジェットバスが二席ある。しっかりと温まるので、温冷交互浴というか温まってカランでひとやすみ、を繰り返す。しかし、自転車爆走効果もあるのか、直ぐに汗が。カランのお水は結構冷たいので、これで冷やすといいね。

ペンキ絵は、珍しいと思うのだが、女性側に富士山が描かれている。通常、ペンキ絵は女性→男性の順に描かれるとのこと。男性絵師が2名、女性は1名しかいないからだが、開店時間になっても終わらない場合、男性絵師が男性サイドに残っても問題ないように、とのこと。女性絵師の場合は反対なのでしょうけれど。お風呂上りに尋ねると、この絵は中島清人画伯の作品だそうで、特にリクエストすることなく、さささーっと女性側から制作が始まったのだそう。

凄く温まるお湯で気持ちよかった。ペンキ絵にも注目してみてほしいし、ペンキ絵の魚のモザイクタイルも必見。

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