生成AIに関するパブリックコメントが3つ募集されていますよという話

はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。


なぜこの記事を書いたのか

お役所仕事なので仕方がないのですが、生成AIに関するパブリックコメントが3つ、ほぼ同タイミングで募集された為、混乱しないように整理しておこうと思ったからです。

生成AIに賛成であれ、反対であれ、自分の率直な意見を政府に届ける貴重な機会なので、是非是非フル活用しましょう。

と、ここまで書くと「パブリックコメントなんて単なるガス抜き」「我々が何を言っても結論は変わらない」「住所本名を入力したことで大きな勢力の目の敵にされる」と言ったオカルトを唱える方々が発生するのですが「ここは日本で、民主主義で、法治国家です」

選挙みたいなものなので、難しく考えずに、使える権利は使いましょう。

■募集されているパブリックコメント(2024年1月23日現在)

以下の3点です。

■クールジャパンに関するパブリックコメント

パブリックコメント募集省庁:内閣府
期間:2024年1月10日〜2月10日
タイトル:新たなクールジャパン戦略の策定に向けた意見募集

詳細URL:

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000266527

パブリックコメント募集要項:

意見提出先(インターネット上で手続きをする場合):

■「AI事業者ガイドライン案」に関する意見募集

パブリックコメント募集省庁:総務省&経済産業省
期間:2024年1月20日〜2月19日
タイトル:「AI事業者ガイドライン案」に関する意見募集

詳細URL:

https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/ai_shakai_jisso/20240119_report.html

パブリックコメント募集要項:

意見提出先(インターネット上で手続きをする場合):

電子政府の総合窓口(e-Gov)における当該の「意見提出フォーム」に御意見等を日本語で入力し、提出してください。 ※電話での意見提出はお受けしかねますので、あらかじめ御了承ください。 ※郵送やFAX等による意見書の提出をご希望される場合は、担当までお問い合わせください ※添付ファイルは利用できません。添付ファイルを利用する場合についても上記同様、担当までお問い合わせください。 

○本意見公募で提出された意見等につきましては、今後の部会における議論の参考とさ せていただきます。
○ 提出されるご意見は、1件につき理由を含め 400 文字以内で記載してください。
○ ご意見には、該当箇所(資料名、章、ページ番号、該当する記載)を記載してください。 (記載例)「「AI 事業者ガイドライン案」本編/第 2 部/P10/1行目」
○ 複数の意見等を提出する際は、提出フォーマットをそれぞれの意見等ごとに分けて記 載してください。

■「AIと著作権に関する考え方について(素案)」に関する意見募集の実施について

パブリックコメント募集省庁:文化庁
期間:2024年1月23日14時0分〜2024年2月12日23時59分
タイトル:「AIと著作権に関する考え方について(素案)」に関する意見募集の実施について

詳細URL:

https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/hoseido/r05_06/

パブリックコメント募集要項:

意見提出先(インターネット上で手続きをする場合):

「パブリックコメント:意見募集案件」における各案件詳細画面の「意見募集要領 (提出先を含む)」を確認の上、意見入力へのボタンをクリックし、「パブリックコ メント:意見入力」より提出を行ってください。

2000文字まで送付可能です。

同一人物又は同一団体による同一意見が複数あった場合には、御意見が受け付けられな い場合がございます。 御意見に対して個別には回答できませんので、あらかじめ御了承願います。

「AIと著作権に関する考え方について(素案)」は以下の項目に分かれていま すので、どの項目についての御意見かわかるよう、以下の項目名を明記して御意 見を御記入ください(御意見のない項目については、空欄で構いません)。また、 5.各論点について御意見を提出いただく場合は、可能な限り、さらに小項目 (「ア」など)を記載していただくようお願いいたします。

【項目名】
1.はじめに
2.検討の前提として
(1)従来の著作権法の考え方との整合性について
(2)AIと著作権の関係に関する従来の整理
3.生成AIの技術的な背景について
(1)生成AIについて
(2)生成AIに関する新たな技術
(3)AI開発事業者・AIサービス提供者による技術的な措置について
4.関係者からの様々な懸念の声について
5.各論点について
(1)学習・開発段階
(2)生成・利用段階
(3)生成物の著作物性について
(4)その他の論点について
6.最後に


以上

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