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自立支援ホームの担当さんに会いに。

姉が父のホームの担当さんに会いに行くというのでついて行くことにした。
とてもしっかりした女性であることは間違いなく、本当に沢山助けられて父の今がある。

姉も私も初めましてなのでちょっと迷いつつ、とあるビルにたどり着いた。
入り口で車いすのおじいさんにドア開けてもらえるかと頼まれる。
この人もここの方なのかな?と姉と話しつつ事務所へ。

事務室というか小さなマンションの一室の中の一室が事務所のようで、そこはドアが開け放たれており、チャイムを鳴らすと担当さんが出てきた。

玄関を上るとまぁまぁ古びた部屋がいくつもあり、その一つ一つのドアに〇〇さんと名前が書かれていた。
なるほど~ワンルームではなく、何LDKかのそれぞれが、みなさんのおうちなのだねーという感じ。

その中の一つの事務室に通される。
ちなみに父のワンルームマンションはここではなくずっと離れたところにあります。
挨拶を済ませて、採血のデータや、金銭管理の用紙などを皆で眺めつつあれこれと近況聞く。

血液検査も改善傾向で(当初はすごいデータだった😓)、約半年たってようやく色々整ってきたようだ。
金銭の方もようやく色々の解約後、マイナスが続いていたところから、少しだけ余裕が出てきたようでした。
知人からの借金も順番に返済されている模様。

担当のEさんは思っていたよりも年齢が上だった他は、聞いていたままのちゃきちゃきとお仕事をこなされる感があり、とても愛のあふれるお方でした😊
いや~~ほんと心強い。

父にとっては最高の環境ではなかろうか。

とはいえ、本人は色々と不満があるようで、通帳返してほしい、引っ越しする、等とちょいちょいぼやいている様子。少しは反省しやがれ。

Eさんからはとてもいい方だと言われまくる父。
生活保護やその他身寄りのない方などが沢山いらっしゃるところなので、毎日怒鳴られるわ物は投げられるわ、は日常茶飯事らしく😨
なので、父はおとなしい部類に入るのだ。なんて幸せ者だ…

体調がもしも急変して最期を迎えるときにはどんなふうに連絡したらよいかなどなどのお話も出来た。

私はこのまま連絡は取らないことにした。
というのも、身内がいると、ホームの方々もあれこれといちいち私に確認しないといけなくなるからだ。
そんな必要はもうない。

なので別に最後に立ち会いたいわけでもないし、姉に連絡が行って、私に連絡が来て、くらいで全然いいのだ。

しかし、父もまたあれこれが整えば特に今のところなんの不具合もないのでまだまだ長生きされますよと、Eさん(笑)

部屋のお掃除もちゃんとされているし、とてもいい方の認知症の方です、と。

おいおい、なんだこれは。母と一緒じゃーないかw

結局似た者同士だったのかもしれないなぁ~…(遠い目

皆様への菓子折りを置いて、マンションを出ました。

さて、後日、姉は父と6年ぶりの対面をして、お昼を一緒に食べてました。
煙草やらおやつやら買わされたらしい…😓

写真も撮ってきてくれたけれど、全然悪い部屋じゃなく。
どうしてありがたがるより先に文句が出るのか!

普通にちゃんとしたお部屋。奥にはタンスや仏壇もあり。

これで毎日ご飯も出て、デイサービスにも行けて、大きいお風呂にも入れる(入ってないらしいが)し、病院の付き添いもあり、服薬管理までしてくれるのだから、借金まみれで血糖値が悪化して、具合悪くなっても誰にも気が付かれない状態だった今までに比べれば天国だぞ!!

姉のおかげでここまで到達できたので、本当に幸せ者だよ…

Eさんには毎月貢物をしたいくらいだが、お菓子でさえものすごい勢いで拒否られたので(これが姉が来れる最後かもしれませんからと無理やり菓子折り置いてきた)あれこれできませんが、きっとこれだけの人を助けて、これからも助け続けるのだろうから徳を積みまくりだろうなぁ。絶対にいいことがいっぱいある!!
我が家は感謝しかないです。ありがとうございます🙇

そんなわけで無事に挨拶も終了できました。

余談ですが、姉が母の写真を父に見せたら、バーさんになった!!と言ってたらしく。お前も同じく立派なジーさんや…😂

もう少ししたら脳神経内科の受診もして下さるそう。
しっかり病名がついたらいいなぁ(父の保険がおりて借金が返せるので)。



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